1978年にドイツのアンスバーグで生まれ、育ちはオランダのデザイナーです。1996年芸術大学でデザインの勉強を始めて、卒業制作品である燃えた家具シリーズと影絵で時間を表す日時計が評価され、燃えた家具シリーズ、スモーク（Smoke）がモーイのコレクションとなりました。アートとプロダクトデザインの垣根を破壊した作品です。

モーイより1999年に発表したランダムライト（Random Light）で国際的に高い評価を受けた、オランダ人デザイナーです。ユニークな制作の手法から生み出される独特のデザインが特徴的でロッテルダムを拠点に活動しています。実験的な素材を使用し新しい発想から構造やパターン、カラーなどにフォーカスしたデザインを作り続けています。

1975年生まれで1999年神戸芸術工科大学を卒業し、2002年にはフィンランドの大学で修士課程を終了しました。フィンランドのヘルシンキやミラノのデザイン事務所で経験を積んだのち2004年ヘルシンキに自身のデザイン事務所を発足し、家具や照明器具のデザインから展示や店舗などの空間デザインをする、モーイ初の日本人デザイナーです。

スウェーデンの女性デザイン集団、フロント（Front）から動物のリアルさとスケール感を忠実に再現した、アニマルモチーフシリーズです。ホースランプやラビットランプ、ピッグテーブルのモチーフとなった動物たちの、愛くるしいたたずまいとダイナミックな躍動感が印象的で、ファンタジーの世界観にユーモアさも混ざりあったデザインです。

タンポポを意味するフロアランプは、大空へ向かって飛んでいく真白なたんぽぽの綿毛をイメージしてリチャード・ハッテンがデザインしました。moooiのoを散りばめた遊び心と、爆発的な力強さも感じるデザインで、照明を灯すと幻想的な陰影が壁や天井に広がり、消灯しててもインテリアのアクセントとして目を引くフォルムです。

オランダの数学者であるレイモンド・プッツが、自身のライムワークの集大成としてデザインしたシリーズです。LEDを光源としたネット状に組まれた球体の照明で、支柱がなくワイヤーが配線の役割をしています。サイズのバリエーションが豊富なので、大小合わせたり、たくさん吊すとより幻想的でダイナミックな印象になります。