ウンベルトは1953年にブラジルのサンパウロで生まれ、法律を学んでいました。フェルナンドは1961年にブラジルのブロタスで生まれて、建築修士を終えた1980年代に家具デザインを始めたデザイナーデュオです。生まれ育った町や自然の情景からインスピレーションを得て、日常にあふれた材料を組み合わせた新しい発想のデザインを生み出しています。

独特なスタイルのデザインが特徴な、建築家でもあるインテリアデザイナーで、超近代性と古典主義を融合させた空間や、壮観でいて未来的な線と曲線を融合させた空間を作りだしています。インスピレーションを失うことなく、誰もが関心のないような素材や線で好きなようにデザインしていて、高級ブランドとのコラボレーションも多いです。

1930年にロシアで生まれて、1968年にステンレスの家具を発表し、そのコレクションが高い評価を受けました。1970年代にはサウジアラビアの王室の内装も手掛け、1980年から90年までは祖国のロシアでステンレススチールの家具の研究を行ったのち、パリを拠点に活動しているデザイナーです。世界中の美術館で永久コレクションされています。

ファブリックとレザーのコンビネーションがアイコニックで、繊細なスチール製の脚部にはガンメタリックの塗装が施されています。重力の法則に反するモジュラー寸法を徹底的に研究したシンプル構造で、安全性と快適さそして優雅さも兼ね備えています。構造的にも視覚的にも単純にすることで、現代コレクションの中で最も軽量です。

マキシクッションを包み込むような優雅な造りで、細部までこだわった美しさと、機能的なコネクターとして革のバックルストラップがアクセントになっています。快適さと洗練された雰囲気のソファです。2012年に発表、ベッドは20017年に発表されました。モロッコへの旅をイメージした、独特で意外性を感じるディテールが特徴のシリーズです。

会議室やオフィスでの使用を中心にデザインされた、象徴的で高級なデスクは2014年に発表されました。脚部とトップを完全に統合したようなミニマリストのラインが洗練された印象で、側面の魅力が特徴です。木製の構造を革で覆うデザインで、トップは細かくステッチされた革で覆われています。サイドボード付きのエグゼクティブデスクもあります。