北欧デンマークの人気ブランド「ルイスポールセン」より、
内山章一デザインの「エニグマ425、Type：17271」を買取させて頂きました。

ルイスポールセンは近代照明のルーツとなった北欧のブランドです。
現代もインテリア照明において中心的な存在と言えます。
北欧の寒く長い夜でも、家で楽しくくつろげるような照明を生み出しています。

100年以上の歴史を持つルイスポールセンですが、
1925年に発表されたポールヘニングセンのPHランプがきっかけとなって一躍世界的に有名になりました。
また、アルネ・ヤコブセンやヴェルナー・パントンといった世界的な建築家、
著名なデザイナーとも協力関係を築き、数々の名作を世に送り出してきました。

デザイナーの内山章一は1947年に東京で生まれました。
ヤマギワに勤務しながら数々の照明をデザインしています。
発表される照明器具はデザインとしての美しさだけではなく、
不快な眩しさを感じ難い間接光が特徴と言えます。

買取しましたEnigma（エニグマ）の質量はわずか1500グラムと非常に軽量です。
半透明のアクリルで作られた4枚のシェードは光源の眩しさが外にもれず、
なおかつ光を反射・透過するという機能を損なわないようにデザインされています。
ランプの光は柔らかい透過光となり下方に広がって、
シェード上面で反射された光は心地良い拡散光となって空間全体に放たれます。

「宙に漂う美しい光のウイング」というコンセプトでデザインされたペンダント照明です。
買取させて頂き、誠にありがとうございました！