大自然が生み出した迫力と、研ぎ澄まされた匠の技と心が息づく松本民芸家具より、
ミズメザクラを使用した「キャプテンチェア」をセットで買取させて頂きました。

松本民芸家具は、長野県松本市にある家具ブランドとして知られています。
職人たちは、一人が一つの作品を受け持ち、手製のノミやカンナで削り・磨き、組み立てます。
決して流れ作業はしないところが松本民芸家具のこだわりと誇りになっています。
ミズメザクラは、家具などの木工品の材料として非常に適しているとされていますが、
加工が難しく、それゆえ家具にするために熟練した技を要します。

買取させていただきました「キャプテンチェア」は長い航路、船長がずっと座るために、
選ばれたチェアと言われるだけあって、座り心地の事もちゃんと考えられています。
座板の美しい曲線は、職人が様々なカンナを縦に横に数え切れないほどかけて作り出されて、
これが長時間座っても疲れない、おしりにしっくりとくるチェアにつながっています。

使うほどに味が出るというのは「素材の良さと職人の腕の良さ」があってこそですね。
世代を超えて上質のアンティーク家具に育てあげていただくことの出来る本物の家具と言えます。
買取させて頂きありがとうございました！