トーネット（THONET）より、ジェームス・アーヴィン(James Irvine)がデザインした
「S5002」2人掛けソファを買取しました。

1819年にミヒャエル・トーネット（Michael Thonet）がドイツで設立したトーネットは、
世界で初めて曲木家具の大量生産に成功させたブランドとして知られています。
トーネットで最も有名な椅子「No.14」は、5000万脚を売り上げて、
現在では無印良品とのコラボでリプロダクトされているなど、
1859年に発表されて以来、世界で愛され続けている名作です。

「S5002」をデザインしたジェームス・アーヴィンは、
1958年にロンドンで生まれて、1984年にロイヤル・カレッジ・オブ・アート（RCA）を卒業しました。
1992年までオリベッティ・デザインスタジオでインダストリアルデザインを手掛けていて、
2004年にロンドンの王立芸術協会のRDI（工業デザインのロイヤル・デザイナー）に選出されました。
2007年に、キングストン大学のデザインの名誉博士号を授与されています。

買取しました「S5002」は、カーブしたパイプが印象的なミニマリストデザインのソファです。
アームと背もたれが、シートのフレームに結合する仕組みになっていて、着脱することもできます。
すっきりとベンチのように使用しても良さそうですね。

買取させていただき、有難うございました。