空気清浄機はどのようなゴミに区分される?
空気清浄機は意外とどのようなゴミに区分されるかわかりにくいところではないでしょうか。ここでは空気清浄機のゴミの区分を紹介します。ただし、産業廃棄物のように神経質になる必要はありません。不燃ゴミなのか、粗大ゴミなのかという程度なので、少し自治体に確認すればわかることでしょう。
基本的には粗大ゴミ、自治体によっては不燃ゴミ
空気清浄機は、基本的に粗大ゴミとして扱われることが多いです。それなりに大きい商品ですし、当然と言えるかもしれません。ただし、自治体によって扱いが違い、場合によっては不燃ゴミとして処分できることがあります。
ただ、不燃ゴミとして処分できるものは、一般的なサイズに比べると、小さいものになりますので、一般的なサイズのものを使っているなら粗大ゴミとして考えるべきです。不燃ゴミとして捨てられる自治体であれば、かなり簡単に捨てることができるでしょう。
ちなみに、各自治体の粗大ゴミの定義については、大きさによって決まることが多いです。たとえば、1辺でも30cmを超えると、粗大ゴミとしてみなすと定義づけしている自治体もあります。
空気清浄機の処分方法は?
ここでは空気清浄機の具体的な処分方法について紹介します。家庭ゴミとして処分する方法もありますし、有料の粗大ゴミ処分を利用する場合、また不用品回収業者に依頼する方法もあるでしょう。
自分で不燃ゴミとして処分する
まず、自治体に確認して、不燃ゴミとして処分が可能ならば、費用はかかりません。その地域の有料のごみ袋で大きいものを使って、収集日にゴミステーションに持っていくと良いでしょう。
また、自治体によっては、サイズで不燃ゴミか粗大ゴミかで分けている場合もありますので、場合によっては分解することで不燃ゴミとしての処分が可能かもしれません。
ただし、基本的に粗大ゴミかどうかは、品目で決められることが多いので、確実に不燃ゴミとして処分するのならば、品目がわからないくらいにばらばらにしてスクラップのような形までする必要があります。こうするまでにはかなりの手間がかかるでしょう。
自分で粗大ゴミとして処分する
続いて、粗大ゴミで処分する場合ですが、それぞれ対応した種類の有料の粗大ゴミ券を購入するという形です。空気清浄機の場合は、数百円程度に収まることが多いので、それほど手痛い出費にはならないでしょう。不燃ゴミとして出すために分解するくらいならば、数百円支払って、粗大ゴミとして出してしまったほうが早いです。
ちなみに、粗大ゴミ券は、スーパーやコンビニでも買えますので、近くに買えるところがないということはないでしょう。さらに、あまり知られていませんが、粗大ゴミの料金は、特定の世帯の場合は減免される可能性があります。具体的には、生活保護を受けている方や児童扶養手当や特別児童扶養手当を受けている人になります。
これは自治体によっても違いますので、心当たりがある方は手数料が減免されないか確認してみると良いでしょう。ただし、これらの制度を利用する場合には、事前に手数料減免申請書のようなものにサインして提出しなければなりませんので面倒です。たかだか数百円の手数料のために、ここまでする価値があるかは難しいところでしょう。
不燃ゴミ、粗大ゴミで捨てるメリット・デメリット
不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てるメリットは、とにかく低コストということでしょう。1台捨てるだけならば、数百円程度に収まることが多く、ほぼ気になりません。
デメリットとしては、不燃ゴミなのか、粗大ゴミなのかを調べる必要があり、場合によっては自治体に確認を取らなければならず手間がかかります。
さらに、それなりに大きな空気清浄機の場合、それをゴミステーションまで持っていくのが大変です。特に女性の場合は、けっこう重たいので苦労するでしょう。
不用品回収業者に依頼を利用する
不燃ゴミや粗大ゴミとして出す以外には、ある程度の費用は掛かりますが不用品回収業者を利用する方法があるでしょう。もし、自分で運搬するのが難しいという場合には、こういった業者を利用するのがおすすめです。
その場合できれば自治体から「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ている回収業者を利用するのが安心です。というのも、一般家庭から出るゴミを適正に処理できるのは上記の許可を持った回収業者のみになるからです。
街中をメガホンで宣伝しながら不用品回収をしている軽トラックを見たことがないでしょうか。このような業者のほとんどはグレーゾーンで活動している無許可の回収業者と思っていいかもしれません。
無料回収を謳っていながら高額請求をされたり、回収されたゴミが不法投棄されていたなど、トラブルの原因になる場合もありますので気を付けましょう。
処分(廃棄)しないという選択肢もある
空気清浄機をどうにかしたいなら、廃棄による処分をしない方法もあります。具体的には、買取業者に依頼することやオークションやフリマサイトに出品するといったもです。
うまく成功すれば、処分費用がかからないどころか、お金が手に入るかもしれません。ただし、やはり人気機種や新しい機種かという部分に露骨に左右されます。
買取業者に依頼をする
廃棄以外の方法を選択するのならば、買取業者に依頼してみると良いです。ただし、買取可能な空気清浄機にはいくつかの条件があります。まず、故障していないというのが大前提です。故障している商品を好き好んで購入してくれるところはないでしょう。
また、状態が良いものであることも重要です。見た目がきれいで、日光による色焼けがないことや異臭がしないというのも重要になります。空気清浄機は長く使っていると内部のフィルターが汚れて、臭いを発することもありますので、この部分を重要な査定ポイントとして定めている業者は多いです。
多くの買取業者ではフィルターの状態を詳細に確認されます。また、型番によっては買取不可能な場合もあり、基本的には人気モデル、発売されてから日が浅い商品が売れやすくなっています。人気モデルの場合は、それなりのお値段で買い取ってもらえることもあってお得です。
参考程度にしてほしい裏技としては、まとめて買い取ってもらうという方法もあるでしょう。あえて、いくつか売れるようなものを用意して、その中に空気清浄機を混ぜるようにして査定するのです。そして、空気清浄機を買い取れないと言われたら、引き取って処分してくれるなら、こちらも売ると駆け引きをするのです。
この交渉が成功する可能性は高く、ぜひチャレンジしてみてください。仮に、買取価格が500円だった場合でも、お金がもらえるのですから御の字でしょう。
自分でフリマやオークションで売る
空気清浄機を売りたいなら、フリマサイトやオークションを利用する方法もあります。人気モデルの場合は、買取業者に依頼するよりも、ずっと高く売れる可能性があります。
また、人気モデルはほしい人も多いので、出品した瞬間に売れる可能性もあるでしょう。ただし、オークションやフリマサイトで売る場合には、自分で商品説明や写真を撮影する必要があります。また、個人間取引になりますので、商品の状態などは詳細に明記しなければ、トラブルのもとになってしまうこともあります。
さらに、注意点として、フリマサイトやオークションで売る場合は発送がネックです。空気清浄機は、それなりのサイズになりますので、かなりの送料が発生します。相手が送料を負担してくれれば良いですが、それだと売れにくくなる可能性があります。また、梱包をしっかりとしなければ、輸送中に傷付いてしまうこともあります。
オークションやスマホのフリマアプリだと、送料が心配なので、比較的大きなサイズの空気清浄機を売るのならば、フリマサイトを利用するのも良いです。引き取りで出品すれば、自宅まできてもらうことも可能になります。これでかなり送料が浮くでしょう。また、人気サイズ以外であっても、無料ならば引き取ってくれる人が見つかるかもしれません。
空気清浄機を買取している業者の一例
急ぎでも対応可能、買取に掛かる費用も無料のコレイルシティ
コレイルシティは家電製品買取専門の業者で、多種多様な製品を日々買取と最新の市場についていも勉強を欠かさないので、最新モデルじゃなくても適切な価格を出してくれます。また家電買取専門ということで空気清浄機の他にも買取してほしい、査定してほしい家電があればまとめて依頼することも可能です。出張費用や査定料がかからないのも強い魅力です。出張買取の他にも宅配買取や持込買取似も対応しています。
コレイルシティで査定してみる
買取金額一覧表や買取強化中のモデル掲載中、アキバ流通
アキバ流通は東京都内に店舗のある業者で、空気清浄機を含む家電全般やPC・周辺機器、オーディオ機器、その他電子機器の買取をメインに行っています。店舗は都内にありますが買取は電話やネットだけで可能で、個人でも法人でも利用可能です。新品から中古でも現金買取で、他社の方が高かった場合などには金額交渉にも応じてくれます。また、少しでも早く売りたい方には東京都台東区の店舗への持込買取もできます。
参考:アキバ流通
大阪を拠点に独自システムで高価査定、リファン
拠点は大阪ですが買取方法は宅配、店頭、出張の3種類に対応しているので、日本全国展開でどこからでも買取を申し込みできます。買取の申し込み前にLINEやメール、電話で気軽に買取価格を提示してもらうことも可能です。大阪府公安委員会公認のリユース事業なので安心して利用できるところと、常に新しいデータを取り入れているので、どんな空気清浄機でも正確な価格を出してくれるところも人気の理由の一つです。
参考:リファン
まとめ
空気清浄機の処分方法について確認してきました。まず、処分方法は3つの方法に分かれることがわかったはずです。不燃ゴミ、粗大ゴミ、もしくは不用品回収業者に依頼する方法です。
売れにくい商品だった場合でも、不用品回収業者ならそのほかの商品とまとめてなら引き取ってくれる可能性もあります。また、人気モデルなら、十分に売れる可能性もありますので、フリマサイトやオークションでの処分を考えてみてはいかがでしょうか。買取業者よりも確実に高く売れるはずです。
空気清浄機は、一昔前に比べると、必須アイテムになりつつありますので、人気商品ならばそれなりの高額で売れるかもしれません。また、これから空気清浄機を購入するときは、リセールバリューを考えて、人気メーカーのものを選ぶというのも良いでしょう。