どんな種類があるか?

まず最初に、アンプの種類についてみていきましょう。アンプは、アンプリファイアーの省略形で、日本語では増幅器という意味です。ライブなどの際に音をより大きく出して、遠くまで響かせるために欠かせないものなのです。大きく分けると、楽器用とオーディオ用の2種類があります。
ギターなど楽器用
楽器用のアンプは、エレキギター、エレクトリックベース、電子ピアノなどの楽器に接続して使うものです。楽器からの信号を、アンプを通して増幅させることで、より大きな音が出せるようになっています。真空管タイプ、トランジスタ・タイプなど、いろいろなものがあります。
音楽や映画鑑賞などオーディオ用
オーディオアンプは、音楽を聴く際に使用するものです。映画鑑賞やゲームをする際に、より臨場感のある音で楽しむために利用している方もいます。オーディオ用は、パワーアンプ、プリアンプ、プリメインアンプの3種類があります。
楽器用で人気のメーカーは?

楽器用のアンプはさまざまなメーカーのものがあります。特に人気が高いのは、ローランド、ヴォックス、マーシャルなどです。青く光り輝くパネルが特徴のヒュースアンドケトナー、エレキギターでも有名なフェンダー社の製品も人気となっています。
オーディオ用で人気のメーカーは?
オーディオ用も、各メーカーからさまざまなモデルが販売されています。特に人気が高いメーカーは、デノン、ヤマハ、パナソニックなどです。ソニーやボーズなどのメーカーも音が良いことから、オーディオ機器マニアの方たちの間では大人気となっています。
不用になったときはどこに売れば良い?

アンプが不用になってしまったときは、楽器用なら楽器買取専門店、オーディオ用ならばオーディオ機器買取店へ売却するのがおすすめです。
楽器用は楽器買取専門店を利用するのがベスト
楽器用のアンプは、リサイクルショップなどでも買取してくれる場合がありますが、楽器買取専門店を利用するのが一番おすすめです。なぜ、楽器買取専門店がおすすめなのかというと、楽器や機材に詳しいスタッフが鑑定してくれるからです。人気のメーカーや高機能なモデルであれば、その価値をきちんと考慮して、値段を付けてくれますので、高値で売れる可能性が高くなります。
また、エレキギターやエレクトリックベースなど、ほかに売りたいものがある際には、まとめて売却できるというメリットもあります。楽器買取専門店の中には、まとめて買取することで、査定額をアップしてくれるところもありますので、相談してみると良いでしょう。
オーディオ用はオーディオ機器買取店へ売るのがおすすめ
オーディオアンプは、オーディオ機器買取店へ売るのがおすすめです。中古品の家電製品を買取しているショップよりも、オーディオ機器買取店のほうが専門知識を持ったスタッフがいるため、適切な値段を付けてもらえる可能性が高くなるからです。特に、高級品、人気ブランド品などは高値が付きやすくなりますので、オーディオ機器買取店へ依頼するのがベストです。
売却時のお店選びのポイント

次に、売却する際のお店選びのポイントをいくつかご紹介いたします。
自分が希望した査定額を提示してくれるかどうか
売却するお店を選ぶ際には、事前におおよその買取金額を調べておくことをおすすめします。大体の買取相場価格を把握しておけば、自分の希望買取額と実際の買取額とのギャップも埋めることができますし、買取額の交渉の際にも話をつけやすくなります。
買取業者の中には無料で査定を行ってくれるところも多いので、そのようなお店を見つけて、相場価格をチェックしてみると良いでしょう。相場価格を調べる際には、自分が希望する額でなかった際にお断り可能で、キャンセル料金もかからない業者に依頼するのが望ましいです。
どのような方法で買取しているのかをチェック
お店を選ぶ際には、どのような方法で買取しているのかも、チェックしておくと良いでしょう。買取の方法は、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つがあり、お店によって内容も異なっていますので、ホームページなどでよく確認するようにしてください。
店頭買取は、お店までもっていけばすぐに買取してもらえるというメリットがあります。ただ、重たいアンプや複数個売りたい場合には、店頭まで運ぶのが大変になってしまうかもしれません。自力で運ぶのが難しいときには、出張買取や宅配買取のほうが便利でしょう。出張買取を利用する場合には、出張料がかかるのか、出張対象エリアなどをよく調べておくようにしてください。
宅配買取の場合には、段ボール箱などの梱包キットを送ってくれる業者を選ぶのがおすすめです。無料で梱包キットを配送してくれる業者ならば、無駄なコストを省いて売却することができます。宅配買取を選ぶ場合には、買取不成立となった際の返送料がかかるかどうかも、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
ネットでの口コミや実際に利用した方の評判もチェック
実際に利用した方の口コミ情報も、お店を選ぶ際には大いに参考になります。インターネットで検索すれば、口コミ情報やお店の評判などが見つかりますので、気になるお店が見つかったら評判を調べてみるようにしてください。
友達や知り合いなどの中に、実際にそのお店を利用したことがある方がいる場合には詳しい話を聞いてみると良いでしょう。
買取業者の中には、対応が悪い場合や相場価格よりもかなり安い金額で買取しているところもありますので、悪徳業者に騙されないためにも、事前に評判を調べておくことはとても大切なのです。
高く売るためのポイント

アンプを高く売るためのポイントは、使わなくなったらすぐに売る、きれいにしておく、付属品も揃えておく、ほかの不用品も合わせて売るなどです。項目ごとに見ていきましょう。
使わなくなったらすぐに売るがおすすめ
できるだけ高値で売りたい場合には、使わなくなったらすぐに売却してしまうのがおすすめです。アンプは、通電しないまま放置してしまうと、劣化のスピードが早くなってしまうからです。放置すればするほど故障してしまう可能性も高くなるので、使える状態のうちに売却してしまうと良いでしょう。
また、新しいモデルのほうが高値の査定が出やすいので、少しでも高い値段で売りたい方は、できるだけ早くお店に買取してもらうようにしてください。
外観をできるだけきれいにしておく
ほこりが付いている場合や汚れが目立つ状態だと、査定額が下がってしまうことがあります。査定に出す前に、掃除をしてきれいにしておけば、良い印象となり、高値を付けてもらえるかもしれません。ただ、内部はとてもデリケートに作られていますので、下手にいじらずに、外観だけ軽く掃除しておく程度にしておくようにしてください。
付属品も全部揃えてから査定に出す
買取を依頼する際には、付属品も揃えておくと良いでしょう。ケーブルなどの部品、取り扱い説明や保証書、箱などが揃っていると、より高値が付くことが多いのです。高く売りたい場合には、購入したときに付属していたものを思い出して、すべて揃えてから買取に出すようしてください。
ほかにも売りたいものがある場合には一緒に査定に出す
エレキギターやエレクトリックベースなどの楽器、ヘッドフォンやスピーカーなどオーディオ機器など、ほかにも売りたいものがある場合には、まとめて査定に出すと良いでしょう。売るものが多ければ多いほど、トータルでの買取金額も高くなるからです。
買取業者によっては、ほかのものも合わせることで、おまけで査定金額をアップしてくれるところもありますので、相談してみてください。一度にまとめて売ってしまえば、何度も売りに出す手間も省くことができるというメリットもあります。
査定に出す前に確認しておくこと

査定に出す前に、きちんと音が出るかどうか、メーカー名や型番などを調べておくことも高値で売るためには、大切なポイントとなります。
正常に音が出るかを確認しておこう
アンプは音を出すための機械ですから、正常に音が出ないと、たとえ人気のモデルや有名メーカー品でだったとしても、高値が付きにくくなってしまいます。査定に出す前に、ガリ音などの異音がしないか、きれいな音が出るかどうかなど、耳を澄まして聞き、スイッチなどがきちんと動作するかどうかをチェックしてみてください。
ジャンク品でも買取してもらえる場合もある
正常に音が出ないジャンク品であっても、お店によっては買取しているところもあります。レアなモデル、高級なモデルなどはジャンク品でも、良い値段で買取してもらえる可能性もありますので、あきらめずに査定に出し、買取の相談をしてみると良いでしょう。もしかしたら思わぬ高値が付くかもしれません。
メーカー名や品番を調べておこう
売却する際には、メーカー名、品番などを調べておくようにしてください。メーカー名や品番を把握しておけば、買取店とのやり取りもスムーズになりますし、自分で相場価格を調べる際にも役に立ちます。保証書などをなくしてしまって、メーカー名や品番が不明な場合には、プロの査定員が在籍している楽器買取専門店に聞けば教えてもらえるかもしれません。
付属品がない場合やパーツの改造をしている場合はきちんと伝えておこう
付属品をなくしてしまった場合や自分でパーツの改造を行っている場合には、そのことを買取店に正直に伝えておいたほうが良いでしょう。買取店によっては、付属品がないところや改造品は買取していないところもあるからです。改造品を売りたい場合には、先に情報を伝えて対応してもらえるかどうか確認しておいたほうが取引がスムーズに行えるようになります。
アンプを売りたい人に見てもらいたいオススメの業者
アンプの買取実績多数、楽器だけに特化したエルミュージック

楽器買取専門で業界トップクラスの高価査定のエルミュージックは、アンプの買取経験も豊かです。買取してもらえるアンプの種類、メーカーも特に決まりはなくて、有名なローランドやマーシャル、ヴォックスならかなりの高価買取が期待できます。実際にヤマハやデノン、ラックスマンの買取実績も掲載されていて、国内製品も海外製品も買取してもらえることが分かります。先に挙げた他のメーカーのアンプも積極的に買取をしているそうなので気軽に相談してみてください。
エルミュージックで査定してみる
知名度、信頼のある買取専門業者、大黒屋

買取で有名な大黒屋ではアンプの買取にも力を入れていて、楽器買取専門店ではありませんが、大手だからこその高価買取をしてくれます。査定やその後のキャンセル料、宅配買取での送料は一切かからないので、気軽に申し込めるのも大黒屋の魅力です。ラインやメールから査定額を教えてもらうことも可能で、宅配買取だと無料で宅配キットも送付してくれます。アンプの他にも多種多様な楽器の買取に対応しているので、一緒に売りたい方にもオススメできる業者です。
参考:大黒屋
スピード査定と高値での買取に自信あり、キュージック

キュージックの信頼できるところは具体的にメーカーや品番ごとに買取上限金額を掲載しているところと、買取が難しいアンプの条件も書いてあるので、自分の売りたいアンプが売れるかどうか、いくらくらいになるかすぐに分かる点です。中古品、美品、新品同様など状態によっても変動する金額も掲載されているので、とても分かりやすいです。買取方法は宅配買取、出張買取は店舗のある兵庫県中央区付近、宅配買取ならどこからでもOKです。
参考:キュージック
まとめ

以上、売却方法、お店選びのポイント、高く売るコツなどをご紹介いたしました。売却する際には、メーカー名やモデルなどをよく確認して、ご自分の状況に合った方法を選ぶのがおすすめです。新しければ新しいほど高値になりやすいので、いらなくなったらできるだけ早く売りに出すのも、高く売るためのコツです。すぐに売らない場合には、ガリ抜きや故障防止のために、時々通電しておくようにしたほうが良いでしょう。