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人気の北欧家具ブランド、アルテックの家具を少しでも高く売る為に知っておくべきこと。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

アルテックはフィンランドを代表する家具ブランドとして有名で、北欧家具の中でも人気や需要の高いブランドです。制作に有名デザイナーが関わっていることもあって、製造から年数が経っている家具も予想外の高値になるケースもよくあります。曲木で有名なアルテックなので、家具のコレクションの中でも曲木の技術を用いた作品は知名度も高くて、いつまでも人気があります。

ただ木材は天然のものなので、取り扱いや自分でメンテナンスをするときには注意が必要です。手放す時にも注意が必要で、ただの木製スツールと思って捨てたり、普通のリサイクルショップに持ち込むのはとても勿体ないです。ブランド家具専門や、中でも北欧家具専門の業者など、アルテックのことを理解してくれる業者にお願いしましょう。

アルテックについて

アルテック(artek)は1935年に4人の人物によって作られた家具ブランドです。その4人の中には誰もが知っているアルヴァ・アアルトやアイノ・アアルトもいます。アルテックという短いけれど覚えやすいブランド名は、アートとテクノロジーが融合したものです。実際は想像しにくいかもしれませんが、現在も現場では曲木の加工などを行う職人さんの技と、効率化を図る機械の両方が、アルテックの作品を生み出しています。

アルテックの曲木の技術はアルヴァ・アアルトアアルトが編み出したもので、技術の開発にはアルテックの生まれたフィンランドの木材を使いました。その完成した技術をはじめて使ったL-レッグシリーズは今でも人気があります。曲木の技術はチェア以外の家具全般に応用されていて、木材のみの作品も、木材とそのほかの素材を使った作品もそれぞれ違った良さを持っています。

アルテックで査定価格が期待できる家具

スツール 60

スツール 60

フィンランドの木材でL-レッグを用いた作品のスツール60は、1933年にアルヴァ・アアルトが生み出した時から今でも世界中で人気の衰えない作品です。

アルテックのロングセラー作品でもあるので、アニバーサリーモデルなども存在します。バーチ材そのままの良さを活かしたものも、ポップでカラフルなモデルも大変評判が良いです。また重なるレッグ部分をずらすことでスタッキングもできるので、公共施設でも愛用されています。

ゴールデンベル ペンダントランプ

ゴールデンベル ペンダントランプ

アルヴァ・アアルトの作品で、こちらも1937年から今でも製造と販売がされているロングヒット作品です。真鍮で作られたシェード部分は繋ぎ目がないデザインで、明かりをつけていないときでも美しさを発揮しています。

明かりをつけると180度違った表情を見せてくれて、ランプの下に優しい光がさすとともに、シェードのフチの小さな穴から側面に対しても光が漏れます。デザイン性と実用性を両立させたペンダントランプです。

66 チェア

66 チェア

スツール60に似ているデザインで、後ろ側のレッグが斜めになっていて、そのレッグに背もたれが接合されている変わった構造のチェアです。L-レッグの座面と、曲木技術の応用で見た目も座り心地も上質なチェアに仕上がりました。

カラーバリエーションや座面にファブリックが張られたものなどがありますが、素材は全てフィンランド産のバーチ材です。曲木でわずかに曲げられた背中部分は、深く寄りかかっても痛いと感じさせない絶妙な曲げ加減になっています。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

アルテックの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

家具買取の専門ショップ「アドア東京」

アドア

アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。

まとめ

L-レッグシリーズは変わらない人気を持っていますが、その他のピルッカシリーズやドムスシリーズ、またパイミオチェア、タンクチェア、ライバルチェアなども雑誌に掲載されるくらい世界で話題になった名作です。年式やカラーによっても人気度は変わってくると思いますが、手放す時には次に大切にしてくれる人へ、しっかりと繋げてくれる業者を探すことをお勧めします。また、レアなものや状態の良し悪しで査定額も大きく変わるので、アルテックの買取実績のあるところが良いでしょう。

天然木やレザー、その他の材質も使われていますが、どれも芸術的なフォルムになっています。パーツや部品が欠けたり、織れたりしないように日ごろから丁寧に扱いましょう。まだ手放す具体的な予定が経っていない方でも、品質を良い状態で保つために、高温多湿や直射日光は避けるように、心がけてみてください。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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