ベースとは一体どんな楽器?
ベースは、低音パートを演奏する楽器です。弦楽器としてのベースは大きく分けると、エレキベースとアコースティックベースの2種類があります。エレキベースはエレクトリックベースとも呼ばれており、電気を通して音を出す楽器です。ベースというと、このエレキベースのことをイメージされる方も多いことでしょう。
エレキベースは、弦の振動をピックアップが拾って、電気信号に変換することで音が鳴る仕組みとなっています。エレキベースはそのままでは大きな音が出ないため、アンプに接続して演奏することが多いです。一方、アコースティックベースは、エレキベースと違い、電気を使わずに音を出す楽器です。
指やピックなどで、弦を弾くとその振動がボディーの表板に伝わって共鳴し、さらにボディ内の中の空気も共鳴していき、サウンドホールから音が出る仕組みとなっています。そのほかにも、コントラバスと呼ばれているウッドベース、アップライトベースなどもベースの仲間です。
ベースは基本的にエレキギターと処分方法は同じです
ベースの処分方法ですが、基本的にはエレキギターと同じやり方で処分することができます。具体的には、自分で分解して廃棄する、粗大ゴミに出す、不用品回収回収業者に依頼するなどです。項目ごとに、ベースの処分方法について、詳しく見ていきましょう。
ベースを自分で分解して廃棄する方法
ベースを細かく分解してしまえば、燃えないゴミや燃えるゴミとして捨てることができます。この方法であれば、お金をかけずに不用になったベースを処分することができますので、お金をかけたくないという方におすすめです。ただ、ベースを自力で分解するのは、非常に大変です。
特に、エレキベースはいろいろな部品が使われているので、木材などの燃えるゴミと金属などの燃えないゴミに分けるのに、大変な手間がかかってしまいます。ねじを外すなど、分解するのに特殊な工具などもいろいろと必要になるので、DIYが得意な方、力がある方に向いている処分方法です。どうして、自力で分解するのが難しいと感じたら、あきらめて粗大ゴミとして捨てたほうが楽かもしれません。
粗大ゴミとしてそのままで廃棄をする方法
分解するのが面倒である場合や分解が難しそうな場合には、そのまま粗大ゴミとして捨ててしまうと良いでしょう。事前に所定の料金を払っておき、収集日に指定された場所に持っていくだけなので、簡単に処分することができます。粗大ゴミに出す際には、ベース1点あたり500円くらいの料金がかかります。
アンプも一緒に捨てる際には、その分の料金も合わせて負担しなければなりません。アンプの粗大ゴミ代金は500円くらいなので、合計で1,000円程度の処分費用が必要となります。ベースを粗大ゴミとして捨てる場合の料金は、お住まいの地域によって異なりますので、役所のホームページなどで確認してみてください。
不用品回収業者に依頼をする方法
不用になったベースは不用品回収業者に連絡すれば、引き取ってもらえる場合があります。不用品回収業者がご自宅まで引き取り来てくれる場合もあるので、自力で分解することや粗大ゴミ置き場まで持っていく手間をかけずに処分したい方におすすめの方法です。
また、不用品回収業者は、お客様の都合の良い日時に引き取りに来てくれますので、お引っ越しなどの事情ですぐにベースを処分しなければならない事情がある方にとっても、都合が良い方法といえます。不用品回収業者は、ベース以外にも、アンプやほかの不用品も引き取りしてくれるので、いらないものを全部まとめて処分することも可能です。
ただ、不用品回収業者を利用する場合には、料金がかかります。利用料金は不用品回収業者によって異なりますが、出張料金や運搬料金などもかかるため、粗大ゴミに出すよりも高くなってしまうこともあるので、注意が必要です。不用品回収業者を利用する場合は、トータルでどのくらいの料金がかかるのかをよく調べておくようにしてください。中には、トラックに荷物を積み込みした後で、不当に高い金額を請求してくるような悪質な業者も紛れていることがあるので、利用する前に評判についてもよく下調べしておいたほうが良いでしょう。
友達や知人などにベースを譲る方法
苦労して働いてやっとの思いで購入したベース、まだ演奏できる状態のベースなどは、ゴミとして捨てにくいと感じてしまう方もいらっしゃることでしょう。たとえ不用となってしまっても、思い出の詰まっているベースは簡単には捨てる決心ができないという人が多いのです。
捨てられない場合には、仲の良い友達や知人にベースを譲ってみてはいかがでしょうか?ベースは音楽にとってとても需要なパートなので、音楽を趣味としている人、楽器に興味がありそうな人に声をかけてみたら、ほしいという人が見つかるかもしれません。親しい人に譲ってしまえば、ゴミとして捨てずに不用なベースを処分することができます。
また、譲ってもらった人もベースを手に入れることができるので、喜ぶことでしょう。身近でベースを必要としている人が見つからなかった場合には、ジモティーなどのサイトを活用して、ほしい人を探すという方法もあります。
リサイクルショップに持っていく方法
近くにリサイクルショップがある場合には、持ち込んでみることで、買取してもらえる可能があります。特に、エレキベースは人気があり、中古市場でも需要が高いため、買取対象としているリサイクルショップは多いです。ただ、リサイクルショップの場合には必ずも楽器に詳しいスタッフがいるとは限らないので、買取金額が安くなってしまう場合もあります。
できるだけ高値でベースを売りたいと思っている方は、リサイクルショップへ持ち込むよりも、楽器の買取専門ショップを利用したほうが良いかもしれません。リサイクルショップは、高い値段で売れる可能性は低くなりますが、その場ですぐに買取してもらえるため、自分で処分する手間を省きたい方におすすめの方法です。
楽器専門買取業者に依頼してベースを売る方法
まだ演奏できる状態のベース、あるいは、有名ブランドのベースなどは、良い値段で売れる可能性があるため、楽器を専門としている買取業者を利用するのがおすすめです。特に、Fender、ATERILER Z、ESPなどの有名メーカーのベースは高値が付きやすいので、リサイクルショップに持っていくよりも、楽器に詳しいスタッフがいる業者を利用したほうが良いでしょう。
できれば、楽器買取業者の中でも、ベースの買取実績が多いところを選んでみてください。
壊れているベースでも買取してもらえる場合がある
楽器専門買取業者の中には、音が出ない場合や壊れているベースであっても買取しているところもあります。壊れたベースだと売れないのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、楽器専門買取業者は、社内に楽器の修理のプロが在籍しており、修理して再販ができるため、意外と良い値段が付くこともあるのです。中には、ジャンク品のベースを積極的に買取している業者もありますので、壊れてるから無理だとあきらめずに、とりあえず査定に出してみると良いでしょう。壊れていても、もしかしたら良い値段が付くかもしれません。
ベースを適切な価格で買取してくれるオススメ業者
買取強化ピックアップに掲載されてたら今がチャンス、エルミュージック
エルミュージックは楽器や楽器の周辺機器を専門に買取している業者ですが、現在ベースの買取を強化しているので、ベースを手放したい、どこか良いところで売りたいとお考え中の方は一度相談してみてはいかがでしょうか。特にピックアップされているのはフェルナンデス、スタインバーガー、リッケンバーガーです。もちろん、この他のメーカーのベースも買取しているので、気軽に電話かメールで無料査定をしてみてください。
楽器買取査定表ですぐに金額がわかる、イケベバイキング
イケベバイキングには楽器専門の査定士がいるので、どこよりも適切な値段で買取をしてくれます。店舗は東京都渋谷区にあるので、近くにお住まいの方や通り道、行ける範囲内の方は持ち込んで無料査定や買取してもらうのもオススメです。公式ホームページには楽器ごとの買取査定金額の表も掲載されているので、実際に依頼をする前におおよその価格を知れるのもイケベバイキングのポイントです。
参考:イケベバイキング
みんな知ってる安心の大手、イシバシ楽器
イシバシ楽器なら初めて買った思い出のあるエントリーモデルから、適切な値段が付けにくいヴィンテージのベースまで、幅広く買取してくれます。日本全国に店舗がありますが、いきなり店舗に持っていくのに抵抗がある方はウェブ入力やラインアプリなどで無料査定もできるので、忙しい方にも便利です。実際に買取してもらうときには無料で梱包材をもらえる宅配買取や、安心安全の自宅までの出張買取も行っています。
参考:イシバシ楽器
番外編
ここからはおまけとしてケースについて、どのようなものなら売れるのか見ていきましょう。
ギターケースは買取してもらえないことが多いので粗大ゴミに出すのがおすすめ
ギター用のケースに関しては、リサイクルショップや楽器の買取専門店でも買取してもらえないことが多いです。一部の例外を除いて、ギターケースはほとんどの場合は買取に対応してもらえないので、粗大ゴミとして捨てるのが一番おすすめの処分方法です。ギターケースの粗大ゴミ料金は自治体によって異なりますが、300円から1,000円くらいとなっています。
名の知れた有名メーカーのものならば買取してもらえるかも?
ギターケースは基本的に買取が難しいですが、有名メーカー品であれば買取の対象としているリサイクルショップや買取業者もあります。Visesnut、bam、GRAND OPLYなど、有名メーカー品や高級品のギターケースであれば、良い値段が付く可能性があります。名の知れたブランドのギターケースをお持ちの方は、ダメ元で買取してもらえないか相談してみると良いでしょう。
ギタースタンドやアンプなども有名メーカーなら買取してもらえる可能性あり
ギタースタンドやアンプなども、有名メーカー品であれば、買取してもらえる場合があります。ギターストラップ、チューナ、カポタストなどそのほかのアイテムに関しては、買い取ってもらえないことがほとんどなので、不燃ゴミや粗大ゴミなどを利用するなど、適切な方法で処分したほうが良いでしょう。
ベースの処分方法のまとめ
以上、不用になってしまったベースの処分方法についてご紹介しました。壊れているベースであっても、有名ブランド品であれば、買取してもらえる可能性がありますので、まずはダメ元で買取業者に交渉してみると良いでしょう。
また、ベースの買取金額については、業者によって異なることが多いので、できるだけ高値で売却したい場合には、複数の業者へ査定に出してよく比較してみてください。買取してもらえなそうなベースに関しては、友人や知人などほしい人に譲ることやお住まいの地域の粗大ゴミを利用して捨てるという方法もあります。