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手放さなくてはならなくなったベースを、賢く売る方法をまとめてみました。

小山大作小山大作

不用品を売る・買取してもらう方法

ベースは艶やかな重低音を奏でる多くの人を魅了する楽器です。その音色を求めて始めたものの、あらゆる事情で手放さなくてはならなくなることもあるでしょう。今回はベースの売り方について丁寧に紹介します。

使わないベースは早めに処分を

基本的に4本の弦を使い、低音部のパートを担うベースはあらゆる楽曲にとって欠かせない存在です。そのいぶし銀の魅力に惹かれて、ベースを手に取られた方もいらっしゃるでしょう。しかしそのうち決して少なくない方々がいずれ手放してしまいます。

たとえば生活環境が変わり、ベースを演奏する時間が取れなくなったという理由が挙げられるでしょう。楽器を演奏するためには時間的余裕が求められ、それが少なくなってくると自然にベースからも遠ざかってしまいます。また、新しいベースへ買い換えるため現在のものを手放したいという方もいらっしゃいます。ベースは初心者用から上級者用まで多種多様にあるため、熟練度によって買い換えなくてはなりません。

いずれにせよ、ベースを手放すことになったなら早めに売却することをおすすめします。これはどのようなベースであったとしても、少しでも新しく、そしてきれいな状態であるほうが高く売れやすいからです。そのため、自宅で長く保管して汚れや傷が付き、年式も過去のものとなってしまうよりかは、すぐさま手放してお金に換えてしまうほうが良いでしょう。

人気があるベースメーカー

ベースを製造しているメーカーは世界中に数多く存在します。たとえばフェンダーがその代表例として挙げられるでしょう。1951年にフェンダーが世界で初めてフレット付きのベースを発売し、以降各国のベーシストから多大なる支持を集めています。

そのフェンダーを退職した二人が立ち上げたミュージックマンも人気が高く、特にその特徴的なデザインはファンも多いです。日本にもさまざまなベースメーカーが存在します。ピアノをはじめサックスやギターなどあらゆる楽器を製造しているヤマハはベースも作っています。長年蓄積されたノウハウによって生み出された楽器は品質が良く、プロの愛用者も多いです。

そのほかにフジゲンやバッカスなどのメーカーがあり、日本がものづくり大国であることを体現しています。これらのほかにもアイバニースやワーウィックなどといったメーカーから発売されたベースが市場では人気を集めているのです。これらのメーカーから発表されたベースはもちろん市場価格も高く、中には中古でありながら10万円以上の価格でやり取りされているものもあります。

限定モデルやサイン入りなどは人気が高い

ベースの中には限定生産されたモデルも存在します。高級な銘木を使用していたり有名ミュージシャンが使用するものと同じ形状をしていたり、あるいはメーカーの周年記念品であったりと、限定である理由はさまざまです。

しかし、いずれにせよそういったベースは市場での流通数が極めて少なく、たとえ中古だとしても多くの方々がほしがります。またサイン入りならより高くなるでしょう。ジョン・ディーコンやジョン・エントウイッスルなど世界的に有名なミュージシャンになるギターをオークションに出せば、数多くの入札を受けることは間違いないです。

少しでも高く売るためには

せっかく売るのですから、少しでも高い値が付いてほしいとは誰もが思うところです。では、どういった条件が揃えばベースの査定額は上がるのでしょうか。

傷や汚れは厳禁です

査定に出すベースに傷や汚れが付いていてはなりません。ほんの小さな汚れだったとしても、査定額を大きく下げてしまいます。汚れや傷が余計に付かないよう、売却を決めたらなるべく早く査定へ持っていくことをおすすめします。

落とせる汚れは落としましょう

取り除くことができない傷はしょうがないですが、自らクリーニングして除去できる汚れが付いているならば査定へ持っていく前に除去しましょう。たとえばシールを貼っているならば事前に剥がしておくことがおすすめです。ベーシストの方々は自分のベースにシールやステッカーを貼りがちですが、査定時にはマイナスにしかなりません。

ドライヤーの温風を当てて糊を柔らかくしてから剥がしましょう。たとえ布で一拭きすればなくせる程度の汚れだったとしても、それが付いている状態で査定に出せば買取額に影響してしまいます。ボディのクリーニングには汚れがよく落ち、さらに輝きも長く持続できるギター用ポリッシュがおすすめです。特にメッキ部分はよく磨いておくと査定額アップにつながります。

また、汚れではありませんがギターの改造もあまりよろしくありません。たとえグレードの高いパーツを使っていたとしても、ほとんどの場合においてオリジナルの状態よりは低く査定されてしまいます。購入時の状態へと戻せるならカスタムパーツを取っておくほうが無難です。

弦は張っておくのがおすすめ

押し入れやケースの中へ長くしまっておいたベースの場合、弦を取っていることがあります。しかし査定へ持っていく際は新しい弦を張っておきましょう。これは査定時に弦がないとベースの音色を確かめることができないからです。またこの理由から、張っている弦がさびていることも厳禁です。さびた弦は正常な音色を奏でられず、査定に影響を及ぼしかねないからです。

付属品を揃えてください

ベースを購入すると取扱説明書やアクセサリーなどの付属品が付いてきます。もし売却するベースの付属品がまだ残っているならばあわせて査定に出しましょう。付属品にはほかにもケースやチューナー、またはケーブル類など数多くありますが、それらがすべて揃っていれば高値買取も夢ではありません。特に認定書があるかどうかは査定額に大きく影響を及ぼします。

キャンペーンを見逃してはいけません

ベースの買取を実施している業者ではキャンペーンを実施して売ることがあり、そのタイミングで査定に出せば高値を付けてくれます。キャンペーンは大型の買取店でも頻繁に行っていますので、売却を予定している方はしっかりとチェックしておきましょう。

ショップや業者をどう選ぶか

ベースの売却先はさまざまなものがあり、それぞれによって特徴が異なります。どういったことを重視するかを明確にしたうえでショップや業者を選びましょう。

リサイクルショップという手段

楽器の売却先としてまず先に思いつくのはリサイクルショップではないでしょうか。リサイクルショップは日本全国に数多くあり、また買取のノウハウも蓄積されています。査定や引取までを素早く進めてくれ、さらにどのようなものでも受け付けてくれます。

そのため、ベースならほぼ確実に買い取ってくれるでしょう。しかしリサイクルショップにベースを持っていくことはあまり推奨できません。リサイクルショップのスタッフは特別楽器の知識があるわけではなく、たとえベースがフジケンやバッカスなど有名メーカーのものであったり限定モデルであったりしても、それに見合った額を付けてくれるとは限りません。

また、ベースに限らずリサイクルショップは全体的に査定額が低くなりがちです。リサイクルショップへ持っていく際は自分である程度相場を調べ、査定額がそれに見合っているかどうかを確認しましょう。

オークションやフリマ

現在ではオークションやフリマなど、インターネット上のサービスを活用してベースを売却される方もいらっしゃいます。これらのサービスでは売値を自分で設定できるため、買取業者よりも高額を手に入れやすく、またいくらかの手数料以外はすべて自分の手元に入ります。そのように売上の面では大きなメリットがあるオークションやフリマですが、トラブルも発生しやすいです。

対面ではなく画面上のやり取りであるオークションやフリマは得てしてコミュニケーションにズレが生じやすいです。たとえば落札され郵送後、説明になかった傷がベースに付いているとしてトラブルが発生することが少なくありません。それを防ぐためにどれだけ丁寧に情報を載せたとしても、トラブルを完全に防ぐことはできないでしょう。

特にこれらのサービスではベースの音色を聞かせることが難しく、肝心な重要が伝わりづらいです。また、売れない限りベースは手元に残り続けることも大きなマイナス点です。すぐにでも手放したい際にはあまり得策ではないでしょう。

楽器買取専門店に依頼しましょう

安心してベースを売りに出したいなら楽器専門店がおすすめです。楽器専門店のスタッフなら楽器についての知識を十分に持っており、適切な価格で査定してくれるでしょう。また、品番や購入時期がわからないベースだったとしても、知見を持つスタッフならしっかりと対応してくれます。特に限定モデルやサイン入りなど、希少性が高いベースを売りに出す場合は専門店が無難です。

ベースの高価買取が期待できるお勧めの業者

エレキベースからウッドベース、アコースティックベースまで大歓迎、エルミュージック

エルミュージック

初めての方でも利用しやすいエルミュージックは、査定額や豊富な買取方法はもちろん、対応してくれるスタッフも丁寧で優しくて、分からないことは納得のいくまで説明してくれると、利用した人から評判の業者です。宅配買取ならいつでもOKですが、家まで来てほしい、他にも売りたい楽器がある場合の出張買取も柔軟に日程を調整してくれるので、多忙な方にも好評です。今はリッケンバッカーやスタインバーカー、フェルナンデスをピックアップメーカーとしているので、これらのメーカーをお持ちの方は今がねらい目です。

エルミュージックで査定してみる

買取も下取りも高価買取の自信あり、島村楽器

島村楽器

売りたいベースが島村楽器で購入したものなら、島村楽器で買取や下取りに出すことを強くオススメします。島村楽器で購入したことが証明できるレシートや保証書を持って、査定を申し込むと大きく査定額がアップします。また島村楽器で買い替えの場合の下取りでも査定額アップが約束されていて、新しいベースや楽器が欲しい人には嬉しいシステムです。まずは買取上限額を知りたい人は島村楽器のウェブ査定やライン査定を利用してみてください。

東京都にある楽器買取専門店のイケベバイキング

イケベバイキング

イケベバイキングは楽器全般の買取専門店で、常にいろんな買取金額アップキャンペーンをやっているので、ベースを売りたい方はチェック必須です。現在はフェンダージャパンのベースは定価の45%で買取してくれたり、条件を満たすと5000円~10000円をプラスしてくれる嬉しいキャンペーンもしています。買取時の査定は各楽器の専門査定士が行ってくれるので、思い出のあるベースや高かったベースも、適切な値段で買取してくれます。

下取りも良いでしょう

その店で新しいベースを購入することを条件に既存のものを買い取ってくれる、下取りに出すのも手段の一つです。多くの場合において下取りなら普通の査定時よりも高い金額を出してくれます。

ベースが壊れているなら

もしベースが壊れていて音を奏でられないなら、粗大ごみとして処分するしかありません。粗大ごみの回収方法は自治体によって異なるため、事前に調べておきましょう。民間の回収業者に頼めば費用は少々かかるものの、煩わしい手間を省いて処分が可能です。また、思い出が詰まった品なら捨ててしまわず、飾っておくの良いでしょう。

まとめ

いらなくなったベースを売りに出す際は、楽器買取専門店やリサイクルショップなどに限らず相場を調べておくことがおすすめです。おおよその買取金額を知っておけば買い叩かれることもなく、またスムーズに手続きを進められます。なお、業者は一つのところで決めてしまうのではなく、複数箇所を比較して慎重に選ぶことが重要です。今回の記事を参考にしつつ、ぜひ賢くベースを処分してください。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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