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【プロが伝授】ベッドを最適に処分する「7つの方法」~完全版~

小山大作小山大作

不用品を処分する方法

ベッドは眠るために不可欠なものです。 いつも使うものですからその分だけ消耗しやすいでしょう。 物によって耐久性は異なりますが、大体5年から10年使えば買い替えるのが一般的です。

ほかの製品のようにリサイクルすることや捨てるのが簡単ならばよいのですが、大きい家具ですから持ち運ぶにも一苦労でしょう。 そもそもどうやって捨てたらよいかわからない、という人がほとんどではないでしょうか。 今回は古くなったベッドの扱いについて紹介していきます。

目次

自治体に粗大ゴミとして、処分してもらう

自治体に粗大ゴミとして、処分してもらう

ゴミの処理方法として思い浮かぶのは、やはり自治体に頼むという方法でしょう。とはいえ、ベッドのような大きな家具をゴミ捨て場に持っていくわけにはいきません。粗大ゴミは必要な手順を踏まなければ引き取ってもらえないのです。

粗大ゴミは家に来て引き取ってもらえる?

粗大ゴミを出す際にはまず自治体に電話しなくてはいけません。この日に来てください、といえば役所が依頼した業者の車が家までやって来て、ゴミを持っていってくれるのです。

とはいえ、ゴミを出すにはお金も払わなくてはいけません。お金については現金を渡す代わりに、スーパーやコンビニなどで販売されている粗大ゴミ処理券を買わなくてはいけないのです。処理券はシールになっていますのでゴミに張り付けましょう。

トラックを持っているなら施設に持ち込むのもあり!

お金を少しでも節約したいなら自ら施設に持っていくという方法もあります。トラックなどを出してもらえる友人がいる際は、こちらの方法を使ってみるのもよいでしょう。

自治体ごとにかかる費用は違う?

シングルベッドの場合、東京は500円かかります。この費用は自治体ごとに変わりまして、埼玉の場合は550円です。自治体のホームページなどをしっかりと確認するようにしましょう。

それぞれの方法のメリットとデメリットは?

自分で運ぶメリットは費用が節約できることですが、デメリットはその分だけガソリン代がかかってしまうことです。近くに施設があるならばまだしも、遠くに施設がある場合、ガソリン代だけで節約した分の費用がかかってしまうようではいけません。

一方で、業者に依頼する場合は日時が指定できないときもあるというデメリットです。急ぎで処分したいけれど、自治体の都合で引き取ってもらえなかった、ということもあるので注意しましょう。

引越しする際に、処分サービスのある引っ越し業者に頼む

引越しする際に、処分サービスのある引っ越し業者に頼む

引越しをする際は大きな家具を新居に持っていくかどうかは悩みの種です。しかし、引越しを機会に新しいものを買おうと思っているなら引越し業者に処理を依頼するという方法もあります。

ベッドを処分するついでに引越ししてしまうのもあり?

引越し業者によって対応は異なりますが、引越しを依頼すると合わせて不用品も処理してもらえるサービスがあります。無料の業者もあれば、有料で引き受ける業者もあるので、事前に確認して依頼するようにしましょう。

買い替える際に、下取りをしてもらう

買い替える際に下取りしてもらう

スマホを買い替える際に下取りをすると新しいスマホを買う料金が値引きされるというサービスがあります。これはベッドについても当てはまるのでしょうか?

家具を買えば無料で引き取ってもらえる!?

これについても店によって対応は異なりますが、店舗にある商品を買えばベッドは引き取ってもらえます。ただ、店によっては5,000円から10,000円で引き取り対応すると掲げている店もあるのです。これだけかかってしまうなら自分で処分したほうが費用は安く済むでしょう。

また、無料で引き取ってくれる店もありますが、こういったサービスは一定金額の買い物をしない限り適用されないということもあります。不用品を引き取ってもらいたいがために予算オーバーで買い物をしてしまった、ということがないようにしましょう。

有料の不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は引き取ってくれる?

いらないものの処分を依頼する際に一番に思いつくところといえば、やはり不用品回収業者です。どんな大きなものでも扱ってくれるので、ベッドの処分も安心して行えます。なにより、業者自らトラックで引取に来てくれるのが魅力的です。

いろいろな業者を比較して一番いいサービスをしてくれる業者を選ぼう!

近くにいつも使っている業者がある、というのならば話は別ですが、不用品回収業者は初めて使うという人がほとんどでしょう。それゆえ料金の相場がなかなかわからなくて困ることがあります。

料金についてはさまざまな業者に電話することうやネット上で検索するほかありません。とはいえ、安い業者だからそれでいい、と安易に決めこまず、利用したユーザーの口コミなどもしっかりと参照するようにしましょう。

リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップでお金に換えよう!

使い捨てるつもりで買ったものならともかく、長年使って愛着があるものなら、簡単には処分したくないところです。できればお金に換えつつ、また再利用してくれる人を探したい、という人のためにリサイクルショップは存在します。

ブランド物なら高額買取もありうる!?

安物ならともかく、それなりの値段で買ったベッドならリサイクルショップに行くべきでしょう。人気のあるメーカーが作ったものなら、中古であろうと買いたいという人は存在します。

そのため、リサイクルショップもこうした品物についてはしっかりとした値段で買い取ったうえで店で取り扱いと考えているのです。よいベッドはリサイクルショップで鑑定してもらいましょう。

必ずしもすべてのベッドが売れるとは限らない?

もっとも、使い込んで部品が壊れてしまったり、布地が汚れてしまっていたりする商品の場合は買い取ってもらえません。ショップとしても修理費をかけてまで改めて中古品として売り出す手間はかけたくないのです。また、あまり有名でないメーカーの商品の場合は、状態がよくても買い取られないと見てよいでしょう。

オークションサイトに出す

オークションサイトを活用!

近年はリサイクルショップで鑑定してもらっても自分の思い通りの値段では買い取られなかったので、ネットを使うという動きも増えてきています。ベッドもオークションサイトで売ることはできるのでしょうか?

自分の希望の値段で売れる!

オークションサイトのよいところは自分で値段を設定できるという点です。そのため、自分の納得いく価格で取引ができるので、不満を感じる要素がありません。自分の提示したお金を手に入れて、新しいベッドを買うということもできるでしょう。

オークションサイトを使うのは面倒?

一方でオークションサイトに出品する際にはいろいろな手間をかける必要があります。たとえば写真をさまざまな角度から撮らなければ、入札者に商品の状態が伝わりません。

また、写真のそれぞれの状態について、文章で細かく説明する手間も必要でしょう。こうした手間が、売値と釣り合うかどうかを天秤にかける必要があります。

ジモティなら送料もいらない?

オークションサイトによっては送料を自分で負担しなければいけないケースもあります。大きな家具ならばそれに見合った料金を配送業者に払わなければいけませんから、それだけで無駄な費用になってしまうでしょう。

一方で、最近では近くに住んでいる方に品物を直接譲り渡すジモティのようなサービスも存在します。送料を払いたくない際は、こういったサイトを活用しましょう。

ベッド買取業者に買い取ってもらう【オススメ】

ベッド買取業者に買い取ってもらう【オススメ】

中古の楽器や本を専門で取り扱っている業者は存在しますが、家具の専門業者も存在します。場合によっては、こちらのほうがより高い値段で買い取ってくれるケースもあります。

専門業者ならではの高額買取がありうる!

ある品物を専門で取り扱っている業者には、それ相応の顧客が存在します。この業者ならばよいベッドを取り扱っているだろう、ということで目利きの客が集まりやすいのです。そのため、よいベッドを売りに出せばそれに見合った鑑定結果を出してくれるのです。

リサイクルショップではなかなか買い取ってもらえない商品も専門業者なら買い取ってもらえる?

リサイクルショップはいろいろなものを取り扱っているため、アバウトな鑑定結果になりがちです。その品物を愛している人ならもっと値段をかけてでも手に入れたいと思うのに、リサイクルショップはあくまで商売でやっているからシビアな鑑定になりかねません。

その点、家具を専門とする買取業者ならばそうした問題を解決できます。

やはり状態が悪ければ買い取ってもらえない場合も・・・

とはいえ、いくら専用業者といえど状態の悪い製品は買い取りづらいです。もちろん自分で判断せず一度鑑定をお願いしてもらうという手もありますが、自分の思い通りにならない結果になることも踏まえておきましょう。

出張買取を行っているかどうかは必ず確認しよう!

ベッドのような大きな荷物は店に持っていくのが大変です。それゆえ、出張買取を行っている業者を選ぶようにしましょう。

また、時間に余裕がある場合は複数の業者に依頼することも大事です。より高い価格で買い取ってもらう業者を探しましょう。

ベッドを買取してくれるオススメの業者

ベッドをはじめ、寝具も買取ってくれるサルル

サルル

サルルは家具の買取専門店で、実績は10年以上にもなります。もちろんベッドやマットレスの買取もしてますが、ピローや掛け布団などの寝具も買取をしている珍しい会社です。ベッドやマットレスは直接人が触れるものなので、なかなか売ることが難しくて処分を考える人が多いですが、サルルでは積極的に買取をしています。

サルルのホームページには買取できるベッドの項目やブランド、買取が難しいベッドについても明確に記載がしてあるので、実際に見積もりをお願いしてから断られた、電話しても門前払いだった、そのような嫌なことも起こりません。

ベッドはもちろん、他にも処分したい、売りたい家具がある人にもオススメできます。トラックで出張買取に来てくれるので、大きくて重たいベッドもスタッフにお任せで大丈夫です。売れなさそうなベッドも、他のお店で引取ってもらえなかったベッドもサルルなら買取、もしくは引取をしてくれる可能性大です。

長年ベッドだけを専門に買取しているフクロウ

フクロウ

ベッド買取専門のフクロウでは、その名の通りベッドやマットレスを専門に買取している会社です。フクロウでは「もったいない」をテーマにしていて、リサイクルを通してベッドを売りたい人や社会に貢献できるように活動をしています。

有名なベッドブランドの買取はもちろん、あまり認知度の高くないメーカーや、買取品目に載っていないベッドやマットレスも積極的に買取していることが、更新されている買取事例で分かります。他店では買取を断られたベッドもフクロウなら長年の経験と知識、無駄なコストの削減で買取可能かもしれません。

売れないと決めて処分する前に一度、フクロウに相談することをオススメします。電話なら年中無休で10時~22時、メールフォームからならいつでも見積もりを依頼できます。コスト削減で十店舗を持っていないので、買取は出張買取になります。その際の運び出しや運搬もフクロウが行ってくれるので、スムーズ且つ安全に買取してもらえます。

まとめ

どうやって処分する?8つの方法を紹介!

以上、ベッドの処分方法を7つご紹介させていただきました。ベッドは大きさ・重さもあるものなので、自分に適した方法で処分をしましょう。

一人で処分できない場合は無理をしないで、処分業者、買取業者や自治体に依頼をする、または家族や友人で手伝ってくれる人がいるなら、協力をお願いするのも手です。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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