ベッドを売ることの利点
ベッドを売ることには、いくつかのメリットがあります。ここでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
高く買い取ってくれる専門業者がいる
ベッドは、リサイクルショップなどの総合的な買取業者でも買い取ってくれる可能性はあります。しかし、実はベッドは、専門の買取業者が存在する特別な家具の一つです。専門買取業者が存在する場合、通常はこれらの専門業者に依頼すると高く買い取ってくれるため、非常にお得に売れるということが利点です。
処分費用がむしろプラスに
粗大ゴミとして処分する場合などには、費用がかかりますが、専門業者に買い取ってもらう場合は、その価格分のお金が入りますので、むしろプラスになるといえます。このことからも、買い取ってもらうことには金銭的なメリットがあるといえるでしょう。
引取を任せられることも
業者によっては、買取の際に引取もセットで行うところも存在します。そのような業者であれば、運搬作業を行わずに済みますから、処分の手間も省くことが可能です。
売れるベッドの特徴
とはいえ、すべてのベッドが売れるわけではありません。ここでは、売れるものと、売れないもの、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ブランド物か否か
家具全般にいえることですが、ベッドでもブランドの有無は重要になります。デザイナー家具や有名ブランドは高値で買い取ってもらえる傾向があります。
しかし、ブランドがない場合やあってもニトリやIKEAのような廉価ブランドである場合は、買取価格は伸びにくく、場合によっては買い取り拒否されることもあるでしょう。
ただし、ニトリの場合は、上位モデルは比較的品質が高いため、場合によっては買い取ってもらえる可能性もあるのが、ベッドならではの特徴だといえます。
汚れやシミ、傷などがないか
汚れやシミがあったり、傷があったりする場合は、買取価格が伸びにくいです。布を使う家具であるベッド特有の事情としては、においやカビの有無も、重要な判断基準の一つになります。
また、マットレスがどれだけしっかりした状態を維持しているかも、判断の目安の一つです。汚れや傷がなく、においもなく、マットレスも下手っていないような良好な状態のベッドであればあるほど、買取価格は高くなるでしょう。
引き出しや照明、リクライニングなどが使えるか
ものによっては、引き出しや照明が付属していたり、リクライニング機能が付けられていたりすることもあります。この場合、引き出しを適切に開閉できたり、照明が正しく付け消しできたりするなど、これらの付属機能が正常に機能しているもののほうが、高く買い取ってもらえるでしょう。
付属機能が動かないからといって、ベッドとして使えなくなるわけではないため、即買い取ってもらえなくなるとは限りません。しかし、その場合は買い取り価格が抑えられることになります。
タグや付属品、保証書の保存状況
カバーなどが付属している場合や保証書がある製品の場合、これらが良好な状態で保存されているほど、高値で買い取ってもらいやすくなります。特にブランド物では、保証書は正規品である証にもなるので、きちんと保管しておくべきでしょう。
使用年月が長すぎないか
どんなに見せかけの保存状態がよくても、古い製品では一般にマットレスが老朽化しているなどの原因で、寝心地を維持しにくいものです。このため、使用年月は通常の商品であれば5年以内、人気商品でも10年以内であることが、高値買取の目安の一つになります。
現在の人気と需要
かつての人気商品でも現在人気が衰えてしまっている場合はあまり高くは売れないでしょう。業者としては、買い取ったものを再販するわけですから、当然売れる見込みの高い商品であれば高値が付きますが、見込みが薄ければ、値は伸びず、そもそも買取を拒否される可能性も考えられます。
高価買取が期待できる製品の特徴
売れる製品は、元々の製品の価値が高いことと、保存状態が良好であることを大きな特徴にしていることを見てきました。ここでは、その中でも特に高値買取が期待できる製品の特徴を見ていきましょう。
有名ブランドもの
人気があったり、有名だったりするブランド物は、全体的に高く売れやすい傾向があります。代表的なブランドの一例は、シモンズやキングズダウン、サータなどのベッド専門メーカーです。
幅広く家具類を手掛ける家具メーカーに比べ、ベッドに特化したこれらのメーカーでは、その分だけ良質なマットレスの研究などに力を入れているため、品質が高いことで知られています。このため、付加価値も高くなり、全体的に買い取り価格は高くなりやすいといえるでしょう。
一方、総合的な家具メーカーでも、カッシーナ・イクスシーやアルフレックスなど、この分野にも進出していて、かつ世界的に有名なブランドであれば、高値買取が実現する可能性は十分にあります。
介護用電動リクライニング付き製品
介護用ベッドは、高齢化の進む日本においては、需要の増大しつつある製品の一つです。中でも電動リクライニング機能が付いているものは、介護に携わる人の負担軽減にもつながるため、大きな需要があるといえます。このため、高性能で、かつ比較的新しい機種であれば、高値の買取を見込めるでしょう。
ただし、古い型番のものだと、最新のものにすぐ取って代わられやすい分野でもあるため、あまり価格は伸びない可能性があり、注意が必要です。
約30cm以上の厚いマットレスやダブル以上のサイズがある製品
厚いマットレスを使って寝心地の向上を図っている製品やダブルなど、大きな製品であれば、広い空間でゆったりと寝られるメリットがあるほか、使用材料の多さから新品価格が高くなることも重なり、買取価格も高くなりやすいでしょう。
新品価格の高さゆえに中古品需要も根強いため、安定した人気が見込めることも特徴です。
ベッドを買取している業者の一例
ベッド・マットレスだけを専門に買取しているフクロウ
ベッドを売るなら、ベッド買取専門のフクロウがおススメです。ベッドフレームからマットレス、敷きパッドや布団まで買取に対応しているので、ベッドを売るときに一緒にマットレスを売りたい、なんて人にも向いています。
フクロウはコスト削減のために店舗を持たずに、また最新のベッド市場をチェックして買取を行っているので、リサイクルショップや家具買取専門店よりも高値で買取可能になっています。特にシモンズやサータ、フランスベッド、東京ベッド、日本ベッド、キングスダウン、ドリームベッドなどの有名ブランドは買取経験も豊富で、高価買取の実績が多くあります。
その他のブランドのベッドをはじめとして、あまり有名でないベッドやニトリ、無印良品のベッドもグレードの高いものや、フレームとマットレスのセットなどで買取してもらえるケースもあるようです。他店で買取を断られたベッドもフクロウでは高価買取になるかもしれないので、諦める前に相談してみましょう。
参考:ベッド買取専門店フクロウ
ベッドはもちろん、マットレスや寝具も買取してくれるサルル
ベッドを含め、家具を専門に買取しているサルルなら、一緒にマットレスや寝具、さらには他の売りたい家具も依頼できるので、便利で効率も良いです。買取してくれるベッドのブランドや種類も幅広くて、サイトにはっきりと記載してあるので、気になる方は一度ご覧ください。
家具の買取はまとめて依頼した方が高値になる傾向があるので、サルルならベッド以外の家具も買取対応しているので、まとめて売りたい方や引越しをする人などに最適です。関東全域に出張買取を行っているので、まとめて売りたい人の他にも、ベッドが重たい、運び出せない人もスタッフに任せられるのでおすすめできます。
サルルには一般家具買取専門のスタッフの他に、ブランド・デザイナーズ家具専門、アンティーク家具専門のスタッフもいます。ブランド物のベッドやアンティークなベッドを売りたい人も、専門のスタッフがいるサルルで一度、見積もりを出してみてはいかがでしょうか。
参考:家具買取専門のサルル
売れなかった場合
条件が良好でも、必ずしも売れるとは限りません。また、あまり状態が良好でない場合やブランドのない製品であれば、売れない可能性も高いでしょう。ここでは、業者に売れなかった製品の処分方法を見ていきましょう。
業者に引取を依頼する
まず考えられるのが、リサイクルショップなどの引取業者に引き取ってもらうことです。引取業者であれば、場合によっては無料で引き取ってくれることもあり、また運搬不要であることが多いため、仮に有料の業者に依頼したとしても、比較的ローコストで処分することが可能なのが特徴です。
メルカリやヤフオクに出品
次に、メルカリやヤフオクなど、個人で出品できるサイトに出品し、個人間で売買する方法が考えられます。よほど廉価な製品でない限り、送料込みでもプラスに転じる可能性が高いため、売るという意味では業者に売るのに近いメリットがあります。
ただし、この場合は、梱包や発送を自分で行う必要があったり、そのための費用が発生したりするので、その点は注意しなければいけません。
知人など、近隣に住む欲しい人に譲る
ネットに出品するとしても、ジモティのような地域密着型サービスを選べば、運搬コストを抑えることが可能です。ただし、この場合は、ほとんど譲渡に近い価格での売買が相場になってくるので、最初から譲るつもりで無料で出すのも選択肢でしょう。
ジモティを利用しない場合も、近隣に住む直接の知人で欲しい人がいないか探し、その人に譲るという選択が考えられます。いずれの場合でも、処分費用が少なくともマイナスにはならず、引き渡した相手に有効活用してもらえるということが利点です。
廃品回収業者に処分を依頼する
オークションでも売れず、譲渡もうまくいかなかった場合は、処分してしまうことも一手です。この場合の依頼先の一つが、廃品回収業者になります。業者に依頼する場合は、サービスの質がまちまちなので、下調べを十分に行う必要があるものの、よい業者に頼めば、費用の割に大きく負担を減らせるという利点が考えられます。
自治体の粗大ゴミとして出す
最後に、自治体の粗大ゴミとして出すことも立派な選択肢です。自治体の場合は、サービスが安定しており、処分費用も比較的安く済むことが大きなメリットになるでしょう。
高価買取のためには
以上、売れなかった場合の対処法を見てきましたが、可能であれば高値買取を行ってもらいたいのは確かでしょう。ここでは、そのために日頃から査定までの各段階でできることを順に説明します。
日頃からメンテナンスや掃除を
査定前に慌てて整備したところで、保存状態が改善できるとは限りません。良好な状態で査定を受けるには、日頃からメンテナンスや掃除を定期的に行っておくことが重要です。
査定前にも今一度掃除を
仮に日頃から整備を怠っていなかったとしても、査定はその瞬間の保存状態に基づいて行われます。査定直前にも今一度掃除を行い、保存状態を改善しておくことで、買取価格を上げることができるでしょう。
付属品や保証書は揃えておこう
リクライニング機能や照明を操作するリモコンのような付属品、ブランドものであることなどを保証する保証書のような備品は、査定に際しては揃えておくようにしましょう。正規品であることや付属機能を十分に活用できることは、高い買取価格が実現する製品の大きな特徴の一つです。
中古価格の相場を確認しよう
買いたたかれないように、あらかじめ同型製品の中古価格の相場は調べておきましょう。知識がありさえすれば、あまりにもその範囲を逸脱した安値で買い取ろうとする業者などに対して、適正価格での買取を求める交渉をしたり、その業者以外に買取を依頼する道を選んだりすることができるようになるからです。
複数の買取業者で見積もって比較をしよう
適性な査定価格が出るか検証したり、どの業者を使うか選んだりするために、複数の買取業者に見積もりを行ってもらいましょう。その価格や引取の有無など、各業者のサービス内容を比較して、最終的に最も自分に合った業者を選ぶことが重要です。