買取のプロが教える、
暮らしに役立つ情報サイト、
エルラインジャーナル。

イギリスのアンティーク家具ブランド「ベヴァン・ファンネル」の家具を高く売る方法を解説!

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

イギリスのアンティーク家具ブランド「ベヴァン・ファンネル」。イギリスのアンティーク家具はクラシカルな雰囲気で、空間が上質な雰囲気になるので人気です。それでも、引越しやライフスタイルの変化などで不用になってしまう場合もでてくるかもしれません。

そんな時、味わい深いアンティーク家具をただ廃棄してしまうのは心苦しいのではないでしょうか。できれば大切に使ってもらえる次の方へ譲りたいと思うかもしれません。ベヴァン・ファンネルはイギリス屈指のアンティークブランドとして知られていて、伝統的な職人技と現代の技術を融合させたエレガントなデザインで世界中に多くのファンがいます。

日本ではIDC大塚家具で取り扱っていたこともあり、その独自の味わいから中古市場でも需要があるので、売却のチャンスもあります。でも、いざ売却しようと思ったとき、どこに売却の依頼をすればいいでしょうか?

ここでは、ベヴァン・ファンネルの買取価格が期待できる家具の紹介をはじめ、より高く売却するコツや気を付けたいこと、肝心のどこに依頼すればいいのかわかる「おすすめの買取業者」など順番にわかりやすく解説していきたいと思います。少しでも売却時の参考になれば幸いです。

ベヴァン・ファンネルについて

ベヴァン・ファンネルは1945年にイングランド南部、イースト差セックスのニューヘヴンで設立されました。手作業で仕上げる品質の高い家具ブランドとしてイギリスを代表する存在です。最先端の製造技術と伝統的な職人技術で芸術作品のような作品を継続的に発表しています。1969年には経済、文化、社会奉仕などの功績を称えるOrder of the British Empire(大英帝国勲章)を受賞しています。

伝統的な仕様の「Traditional」、特注家具の「Bespoke」、モダンデザインの「Contenporary」など高品質の家具がラインナップされています。

ベヴァン・ファンネルで査定価格が期待できる家具

V828B ダイニングテーブル

V828B ダイニングテーブル

V828Bは、クラシカルなデザインの伸長式テーブルです。6人から8人が座れるように設計されています。不用なときはテーブル内に収納することが可能です。

3本脚のベースがエレガントな雰囲気を演出します。素材にはウォルナット材、チーク材と合わせて世界三大銘木と言われるマホガニーを使っています。リボン杢と言われる美しい縞模様が特徴です。現在はマホガニーの入手が難しいため、とても貴重な素材となっています。

66C ダイニングチェア

66C ダイニングチェア

66Cはイギリスのアンティークらしい品格を感じられるチェアです。サーベルレッグと言われる剣のようにカーブした脚のデザインが特徴です。19世紀の初頭に流行したスタイルで、華奢な印象は空間を上質に格上げしてくれます。

座面にはダマスク柄が使われていて、エレガントなフォルムのフレームとの相性抜群です。素材はイチイ、マホガニー、ウォルナットのものをラインナップしています。

V892B ダイニングテーブル

V892B ダイニングテーブル

クラシカルなデザインで、真鍮製のキャスターが付いた美しいダイニングテーブルです。台座に固定された円形のテーブルトップはコンパクトなサイズなので、限られた空間にも置くことができます。

主材のマホガニー材は、ワシントン条約によって取引が制限されているため滅多に手に入りません。マホガニー材の特性である光沢と赤みのある色合いを活かした美しいテーブルです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ベヴァン・ファンネルの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

現在は保護されている素材、マホガニー材を贅沢に使ったベヴァン・ファンネルの人気アイテムをご紹介しました。アンティーク家具は長く使うこと前提に購入している方が多いので、なかなか手放すのは覚悟が必要かもしれません。買取ならば、次に使ってくれる人につなげることができます。アンティーク家具を探している方も多いので、諦めずに大切に扱ってもらえる買取店をさがしましょう。

上記でご紹介した買取業者以外にもアンティーク家具を専門に買取を行っているところなどに気軽に査定を依頼するのがおすすめです。査定依頼のやり取りやホームページなどで雰囲気を確認して安心して任せられるところに依頼しましょう。ぜひ今回ご紹介した方法を基に満足のいく買取にしてくださいね。

Author

#

小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

page-top