ブルーレイレコーダーとは?
デジタル機器にあまり詳しくないと、「ブルーレイってDVDとどう違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。ブルーレイディスクとはDVDの次世代版のメディアとしてハイビジョンを記録するものです。このブルーレイディスクに加えて従来のDVDの両方に録画・記録ができるレコーダーをブルーレイレコーダーといいます。
ブルーレイが生まれた背景には日本のテレビ放送の地上デジタル化やハイビジョン放送などが始まったことで、1番組のデータ量が増えたことがあります。このデータ量の増加に伴い、DVDよりもより容量の大きなブルーレイが普及するようになったのです。ブルーレイのデータ記憶容量はDVDの約5倍もあります。
ブルーレイレコーダーの人気メーカーとは
一口にブルーレイといっても、メーカーによって特徴があります。その中でも特に人気の高いメーカーといえば、東芝やパナソニック、ソニー、シャープなどがあります。お持ちのブルーレイレコーダーがこれらのメーカーであれば、高値で売れる可能性があるのです。
高値が付きやすいブルーレイレコーダーとは
人気のメーカー以外にも、高値が付きやすいブルーレイレコーダーの要素がありますのでご紹介します。
製造してから年数の経っていない型番の新しいモデルであること
家電製品は新しいモデルが次々に発売され、ブルーレイレコーダーも例外ではありません。新しいモデルが出るたびに古い型番のものは価値が下がっていくので、製造されて年数が経っていなければいないほど、高値が付きやすくなります。ブルーレイレコーダーも型番の新しいモデルほど高値が付きやすいです。
人気のシリーズであること
人気のシリーズは買取価格が高くなりやすいです。トリプルチューナー内蔵で同時間帯に3番組を録画できるパナソニックのディーガや「過去に戻れる」機能で話題となった東芝のレグザなどは高値が付きやすいです。
HDDの容量が大きいこと
データの保存容量を示すHDDは、容量が大きければ大きいほど高値が付きます。今現在は500GB~3TBのものが主流なので、5TBなどのブルーレイレコーダーをお持ちであれば、高額取引が見込まれます。
付属品が揃っていること
説明書や保証書、リモコン、などブルーレイレコーダー本体以外にも購入したときの付属品がすべて揃っているかどうかでも、買取価格は変わります。特に大切なのがリモコンです。
リモコンがないと完全にすべての操作を満たすことができない機種は多く、再販の妨げとなります。リモコンを新たに購入するとなると3,000円~5,000円ほどの費用がかかるので、その分の買取価格が下がってしまいます。リモコンも忘れずに引き渡すようにし、失くさないようにしましょう。
付属機能が優れていること
通常機能に加えて付属の機能が充実しているブルーレイレコーダーも高値が付きやすいです。キーワード検索が可能なものやチューナーが複数内蔵されていることによる同時録画が可能なもの、インターネットとの連携による独自アプリを使うことができるものなどです。
少しでも高値で売るためのポイント
ブルーレイレコーダーに備わっている機能を変えることはできませんが、売主がひと手間かけることや気を配ることで買取価格を変えることもできます。ここでは少しでも高値で売るための手間や気配りについてご紹介します。
売ろうと思ったら速やかに売る
先にもご紹介しましたが、ブルーレイレコーダーは日々新しい機能が追究され新作が毎年発売されています。そのため古い型番のブルーレイレコーダーであればあるほど、買取価格が落ちていくのが現状です。よって思い立ったが吉日です。売りたいと思ったらすぐに売りに出しましょう。その分値を下げずに売ることができます。
売りに出す期限は年末前
ブルーレイレコーダーの新作が発売される時期はご存知ですか?毎年10月から12月にかけてです。よってブルーレイレコーダーが複数台あり、最近使っていないなというブルーレイレコーダーがあれば、この時期より前に売りに出すことをおすすめします。新しいモデルが出た後だとどうしても価格が下がってしまうので、その前に少しでも高い値で売ってください。
ほこりは拭き取っておく
ほかの家電製品にも共通しますが、家電の見た目は査定価格に大きく影響を及ぼします。査定に出す前に最低限の掃除をしましょう。ブルーレイレコーダーの掃除のポイントはほこりの拭き取りです。メディア家電は滅多に動かすことがないので、ほこりがとても溜まりやすいのが特徴です。乾拭きをし、エアーダスターを使いほこりを取り除きましょう
ほこりを被っているだけでブルーレイレコーダーは古びて見えてしまうので、最低限見えるほこりは拭き取っておきましょう。
B-CASカードのデータは消去しておく
B-CASカードとは利用者の情報の入ったICカードです。BS、110度CS・地上デジタル対応受信機や地上デジタル専用受信機に同梱されていて、著作権保護や有料放送、自動表示メッセージ、データ放送の双方向サービスに使われるため、購入時のブルーレイレコーダーにも付属されています。
売りに出す場合はこのB-CASカードのデータを消去しなければなりません。利用者の多くの個人情報が登録されているので、次の利用者に委ねるものではないからです。消去の方法はB-CASカスタマーセンターというものがあるので、ご自分でそちらに連絡し、消去してもらいます。
録画は消しておく
録画したものも査定に出す前に消去しましょう。重大な個人情報ではないので気にしない方もいらっしゃるでしょうが、残っている状態は望ましくありません。消去し初期化しておきましょう。もしブルーレイレコーダーが壊れていて消去操作ができない場合は、買取店に消去を頼めるか問い合わせをしてみましょう。
B-CASカードは差し込んだ状態のままで売る
B-CASカードはブルーレイレコーダーに差し込んだまま売りに出します。B-CASカードのデータを消去していないなどの理由で、B-CASカードを抜き外して買取をしてもらうことも場合によっては可能です。しかしその場合は新規カードの発行手数料分が買取価格から差し引かれることになります。
どこに買取に出したら良い?
少しでも高値で売るためのポイントがわかったところで、続いてどこに買取に出したら良いのかをご紹介します。いくつかのパターンがありますが、お持ちのブルーレイレコーダーの状況によっておすすめが違いますので、この点も確認してください。
家電買取専門のショップや業者を利用する
東芝やパナソニック、シャープ、ソニーなどの人気シリーズのブルーレイレコーダーや高性能搭載のブルーレイレコーダーをお持ちであれば、家電買取専門のショップや業者に買い取ってもらうことを断然おすすめします。専門のショップや業者は業界の知識に精通しています。製品の情報や今現在の需要も熟知しているので、売りに出すブルーレイレコーダーを適正価格で買い取ってくれるのです。
人気機種でまだ製造されてそんなに年数が経っていない価値のあるブルーレイレコーダーなのに、専門業者ではないショップに持ち込んでしまったためほとんど値が付かなかったという話もよく聞きます。このようなことがないよう、まだ価値のあるブルーレイレコーダーをお持ちの方は家電の買取を専門としているショップや業者を選ぶようにしましょう。また家電買取専門業者は複数社に査定を出し比較することをおすすめします。
買取の値段も業者によって少なからず違いがあるでしょうし、また出張買取や宅配買取を行っているところもあります。そうすると自家用車を持っていない方や普段お仕事で忙しく持ち込む時間を作ることが手間な方も、自分で持って行かなくて済むので、とても便利です。
リサイクルショップを利用する
ご近所にリサイクルショップがあると、何でも買取してくれる幅の広さや親しみやすさから、ブルーレイレコーダーを持ち込んでみようかな、とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし人気シリーズの機種や高機能を搭載しているブルーレコーダーの売り込み先としてはおすすめできません。安値が付きやすいからです。
リサイクルショップは取り扱いの品物は多岐にわたりますが、それだけに専門知識を持ち合わせてないケースが非常に多いです。業界の動向にも詳しい家電買取専門業者がブルーレイレコーダーのメーカーや機種・搭載機能から価値を判断するのに対し、リサイクルショップではそのブルーレイレコーダーの使用年数ばかりが重視される傾向があります。
よってリサイクルショップをおすすめできるのは、とにかく急いでブルーレイレコーダーを手放したい、買取価格が高値でなくてもかまわないという方になります。そうではなくきちんと価値に見合った買取価格を付けて欲しいという方はリサイクルショップ以外の方法がおすすめです。
ヤフオクやメルカリにチャレンジする
ネットが得意な方であれば、ヤフオクやメルカリを試してみるのもおすすめです。ショップや買取業者に持ち込むのとは違い、自分の望む価格で売値を決めることができます。よって取引が決まれば大きな金額を得ることも可能です。しかし注意点があります。
すぐに売り手が見つかるとは限らないので差し迫って処分しなければならない場合は不向きだという点です。出品したけれどなかなか売れないので金額を下げて、掲載情報を見直して修正を重ねるなどしてようやく売ることができたという例は多いです。また精密機械なので、ブルーレイレコーダーの状態や情報の記載は丁寧にする必要があります。さらに買い手が見つかったら発送もしなければなりません。
精密機械なので輸送中に壊れることのないよう、丁寧に梱包する必要があります。最近では宅配業者が丁寧な梱包をしてくれるシステムもありますが、こういった手間暇がかかることにも理解して出品するようにしましょう。
ブルーレイレコーダーを買取してくれる業者の一例
査定料や出張費はすべて無料、安心のコレイルシティ
ブルーレイレコーダーを買取してほしい時には家電を専門に買取しているコレイルシティがとてもオススメです。ブルーレイレコーダーもそうですが家電全般に詳しいので、他にも買取してほしい家電がある場合にもリサイクルショップなどよりも適切な値段で買取してくれるので高価買取が期待できます。アクオスやアイヴィブルー、ディーガ、レグザなどは需要も高いので、新しければ新しいほど高値になります。
壊れていても買取してくれる、ジャンクバイヤー
なかなか見かけない、壊れているブルーレイレコーダーを買取している業者のジャンクバイヤーです。壊れているものは廃棄しかないように普通は思いますが、ジャンクバイヤーでは壊れているものを積極的に買取をしていて、送料や支払手数料、キャンセル料が全て無料です。壊れたブルーレイレコーダーの他にも壊れたカメラやプレステ、iPhone、iPad、オーディオノートパソコンの買取も行っています。処分も面倒でついついしまって放置がちなものを、ジャンクバイヤーで整理してみませんか。
参考:ジャンクバイヤー
キャンペーン参加で査定額アップ、バイキング
中古買取専門サイトのバイキングではブルーレイレコーダーの買取金額をメーカーごとに具体的に掲載しているので、自分の手放したいブルーレイレコーダーがいくらくらいで売れるのかすぐに分かって便利です。バイキングは買取している品目や買取方法、またキャンペーンなどが豊富なので気になる方はチェックしてみてください。法人向けのキャンペーンも行っているので、企業者商業施設での大量に使わなくなったものや買い替えもバイキングは向いています。
参考:バイキング
ごみとして出す場合
ここまでご紹介した方法でブルーレイレコーダーが売れなかった場合に、ごみとして出す方もいらっしゃるでしょう。ここではごみとして出す場合の注意点についてご紹介します。
一般的なごみではなく小型家電リサイクル対象家電
ブルーレイレコーダーは小型家電リサイクル法対象の家電製品です。家電リサイクル法は、使わなくなった家電製品をそのまま廃棄するのではなく内蔵されている有用な資源をリサイクルするための法律です。よってブルーレイレコーダーを燃えないごみとしてごみ置き場に持って行くのではなく、各自治体によって定めたられた方法で処分しなければなりません。お住まいの自治体がどのように定めているか、ネットなどで調べてから処分してください。
粗大ごみや不燃ごみ扱いの可能性もある
自治体によっては、粗大ごみや不燃ごみとして取り扱っている可能性もありますので、これもお住まいの自治体がどうなっているか確認してみてください。不燃ごみの場合はかかる費用はゴミ袋代のみとなりますが、粗大ごみの場合は郵便局やコンビニなどでシールを購入し、回収の申し込み手続きをしなければなりません。
故障品も買取可能な業者がある
故障して動かなくなってしまったブルーレイレコーダーはさすがにごみとして出す以外に方法はないと思われがちです。しかし業者の中には壊れていても買取に応じてくれるところもあります。お時間のある方は自治体にごみとして出す前に、故障品も買取可能な業者を調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
使わなくなったブルーレイレコーダーは、人気のシリーズである場合や高機能を備えているかどうかで売り込み先が変わってきます。少しでも高値で売りたい場合は、まずご自身のブルーレイレコーダーがどのような現状にあるか確認してみてください。
さらにほこりの拭き取りや付属品の確認、B-CASカードの情報消去の有無、そして売りに出すタイミングによっても買取価格が変わってきます。怠りなく準備をして売りに出すようにしましょう。