ボーエ・モーエンセンについて
ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)は1914~1972年まで活躍したデンマークのデザイナーです。デンマークの家具デザインの基となった人物でもあって、今でも有名作品が色んなブランドで作られています。シンプルで生活に溶け込みやすい家具をメインに作っていたので、近年流行りの北欧家具としても幅広い層から支持を得ています。
1952年にフレデリシアのオーナーになったこともあって、フレデリシアにはボーエ・モーエンセンの名作が数多く並んでいます。20歳にして家具マイスターの資格を得て、芸術学校に入学、そしてアカデミーの教育助手を務めるなど、経歴からも才能と努力を感じられます。
ボーエ・モーエンセンで査定価格が期待できる家具
2212(Mogensen 2212 Sofa)ソファ
1962年にボーエ・モーエンセンが自宅のために制作した、2シーターのソファです。派手な装飾はない控えめな見た目ですが、クッションやフレームの揃った厚み、アームレストから背もたれへ向かって少しだけカーブがあるところなど、飽きがこない2212ソファらしさも持っています。
デンマークの家具デザインの代表的存在でもあって、大使館や美術館などでも使われています。
2213(Mogensen 2213 Sofa)ソファ
2213ソファは2212ソファと同じく、ボーエ・モーエンセンが自宅のためにデザインした作品です。3シーターソファで、クッションそれぞれの境目やフレームとクッション部分のデザインなどが繊細さと軽やかさを感じさせてくれます。
使われているレザーにも種類とランクが多くあるので、同じ2213ソファでも採用されているレザーによって値段が大きく変わってきます。レッグはオーク材で、黒塗装や漆塗り、ナチュラルなクリア塗装など、4種類から選べます。
6284(Mogensen 6284 Table)テーブル
厳選されたオーク材で作られた6284テーブルは、1958年に誕生しました。天板を最大で40cm拡張することもできる便利な構造にもなっています。
ボーエ・モーエンセンは日常に馴染みやすくて使い勝手も良いものを目標に家具を作っていたので、6284テーブルもシンプルかつ使いやすい大きな天板と、座っている人の脚やチェアのレッグがぶつかりにくいフォルムにもなっています。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
ボーエ・モーエンセンの家具を高く買取してくれるおすすめ業者
家具買取の専門ショップ「アドア東京」
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。
ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。
アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。
上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
参考:家具買取の専門ショップ アドア東京
まとめ
以上、ボーエ・モーエンセンの名作ソファとテーブルを紹介させて頂きました。スパニッシュチェアやハンティングチェア、キャンバスチェア、ライブラリーテーブルも有名で、ブランド家具としてはもちろんですが北欧家具としても人気がとても高いです。ボーエ・モーエンセンの家具を手放す時にはブランド家具やデザイナーズ家具専門業者も良いですが、北欧家具をメインに取り扱っている業者もオススメです。
天然の木材やレザーを使った家具は、日ごろのお手入れが大切になってきます。査定前にできる範囲で掃除するのも大切ですが、日常的に綺麗にしたり、日の当たらない場所に置くなどのちょっとした工夫で劣化が大幅に遅らせられます。修復が必要な場合は自分で加工や塗装は行わないように注意してください。