小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
ル・コルビュジェと親交が深いことで知られるシャルロット・ペリアンですが、名作も多く残しています。彼女は実は、日本に滞在していたこともあり、日本との縁のあるデザイナーなのです。ここではそんなシャルロット・ペリアンについてご紹介するとともに、買取で人気がある作品などをご紹介しています。
中古であっても高い人気がある彼女の作品ですが、どこの買取業者を選ぶかで買取額にかなり差が出てきます。おすすめの買取業者や買取額がアップするちょっとしたポイントなどもまとめていますので、これから売却を考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
シャルロット・ペリアンは1903年にフランスで生まれた20世紀を代表する建築家、デザイナーです。パリの装飾美術中央連合学校で学んだ後、1927年にル・コルビュジエのアトリエへアシスタントとして入所し、キャリアをスタートさせました。ル・コルビュジエと彼の従兄であるピエール・ジャンヌレとともに発表したシェーズロングやグランコンフォールはあまりにも有名です。
その後、アトリエの同僚であった板倉準三の推薦で、輸出工芸指導の顧問として来日しました。柳宗理とともに日本全国をまわり、海外向けの工芸品の指導をしました。日本での生活から刺激を受け、竹を使ったシェーズ・ロング、TOKYOなど発表しています。没後20周年を記念して、2019年にパリのフォンダンシオン ルイ・ヴィトンで回顧展が開催されました。
シャルロット・ペリアンが東京で彼女自身のために1953年にデザインしたソファです。ベース部分は格子状の木でつくられています。クッションを載せれば、ちょうど良い高さのソファに、ベース単体でコーヒーテーブルやテレビボードとして使えるよう設計されています。
パーツの組み合わせによって横になったり、腰掛けたり柔軟に使い方が変えられるのが特徴です。低めに設定された高さが圧迫感を抑え、空間を広く見せてくれる効果もあります。
515 プラナはパリの日本大使館のために1969年にデザインされたテーブルです。天板のサイドに施されたユニークなラインは、ペリアンが海の波にその大部分を削られ浸食された巨岩からインスピレーションを得てつくられました。
独特な脚のフォルムや天板は、カッシーナの高い加工技術で経年変化を限りなく抑えるかたちで復刻させています。重厚感が感じられるつくりですが、側面のラインや斜めの脚などから軽やかな印象です。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。
シャルロット・ペリアンについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。同時代に活躍したル・コルビュジェとピエール・ジャンヌレ、ジャン・プルーヴェなどがあまりにも有名なので、シャルロット・ペリアンはこれまであまりスポットライトは当たってこなかったかもしれませんが、昨今また注目が集まっています。
あまり中古市場では出回ることがないため、シャルトット・ペリアン作品は高額で取引される傾向があります。もしお持ちで売却をお考えなら、できるだけ多くの買取業者に査定を依頼してみるのがおすすめです。できるだけ詳しい商品の状態や使用年数、購入店舗など伝えておくことで実際の買取額に近い金額を出してもらえるでしょう。納得した金額で気持ちよく手放してくださいね。
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