小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
2012年誕生の新生家具ブランド「ダリールズ」。スペインの伝統的な家具店をベースに2012年にスタートしたまだ新しいブランドで、日本ではアスプルンドなどが取り扱っています。ダリールズは持続可能な社会を意味する、サステナブルをコンセプトとしています。サステナブルの注目が高まる今、目を離せないブランドです。
そんなダリールズの家具が買い替えや引っ越しなどで不用になってしまったら？まだ使える家具を捨ててしまうのはサステナブルの観点から見ても違うかもしれません。出来ればリユースを目的として売却するのがいいのではないでしょうか。
そこで今回は買取価格が付きそうなダリルーズの家具をピックアップしつつ、高く売るコツや売却時の注意点、さらに適正価格で査定してくれるオススメの買取業者の紹介までわかりやすく解説していきたいと思います。少しでも売却時の参考になれば幸いです。
ダリールズはスペイン人デザイナーであるデビッド・ジョフラによって2012年にスタートしました。彼はIEDヨーロッパデザイン研究所で研究した経験をもとに、ダリールズの製品をデザインしています。ダリールズのブランドポリシーは、ハンドメイド、デザイン、サステナビリティです。さまざまな世代にタイムレスな魅力ある家具を発表しています。
素材には主にインドネシアのジャワ島などで使われていたチークウッドを再利用しています。自然のもつ美しさとジョフラのデザインが合わさることで、ユニークなデザインを実現しています。
ジェネシスはチーク古材を使った贅沢なダイニングテーブルです。世界三大銘木の一つであるチーク材は、古材を採用することでよりヴィンテージっぽい印象になります。
10センチあるベース部分は重厚なイメージですが、天板が2センチと薄めなので、スタイリッシュな雰囲気です。天板は幅の広いチークを使うことで、つなぎ目の少ない構成で一枚板のようなリッチな仕上がりを実現しています。
ラマチェアは、シートがポリエステル編みとなっているモダンな雰囲気のチェアです。編み込み部分は工芸品のような印象もあり、透け感がおしゃれです。
ポリエステルのコードを2～3色ミックスさせて編むことで、どんなテイストのインテリアとも違和感なく溶け込むことができます。シンプルなベース部分はブラックのカラーで人気の男前インテリアとの相性も抜群です。ラマチェアもアスプルンドが主に販売を行っています。
トアーはインドネシアのジャワ島にあった古い建物や倉庫で使われていたチークウッドを採用したテーブルです。主にアスプルンドが販売、取り扱っています。
自然のかたちをそのまま採用したベース部分は、同じものは一つとしてありません。ガラス天板を重ねることで、斬新なデザインとして仕上がっています。現在は廃盤となっていますが、天板がスクエアタイプの一回り小さいタイプも存在します。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
ダリルーズで高価買取が期待できる家具をご紹介しました。アジアの古材とスペイン出身のデザイナー、デビッド・ジョフラのデザインが掛け合わさることで異国情緒あふれる印象になりますね。今回上記でご紹介した家具以外にもシェルフやペンダントライトなど展開しています。お持ちの家具の名前など査定前にチェックしておくのがオススメです。中には廃盤となっているアイテムもありますが、レアアイテムとして高値が付くこともありますので、諦めずに査定依頼してみましょう。
古材を使っているダリルーズの家具は、ラッカー塗装されています。日に当たることで、美しく経年変化していくのが特徴です。深みのある色合いになった木材はヴィンテージ品としての価値が出てきます。今はまだ売る予定がなくても、日頃からメンテナンスして整えておきましょう。
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