タンスにもさまざまな種類がある
一口にタンスといっても、実はさまざまな種類があります。タンスが古いから処分するほうが早いかもしれないと感じていても、その種類によっては大人気のタンスで中古でも良いからほしいと思っている方がいるかもしれません。
中でも有名ブランドやデザイナーの作品やアンティーク、ビンテージは人気があります。ほかにも婚礼ダンスや昔ながらの伝統工芸品に指定されているものもあります。
国内外の有名ブランドやデザイナーズ作品は人気がある
有名なブランドであればそのタンスが家にあるだけでもインテリアとしてもおしゃれですし、中も洋服が入れやすいように工夫されています。素敵なデザイナーが作った作品は、年数も関係なしに状態が良ければ買取になる可能性が高いです。
さらに人気のシリーズで、すでにもう売っていない廃盤品だと希少価値が付く場合もあります。
古さが売りのアンティーク、ビンテージのタンス
一見古い家具は無理かもしれないと感じるかもしれませんが、実は価値が付くタンスもあります。古い雰囲気がおしゃれなアンティークやビンテージのタンスを使っていたら買取を検討してみましょう。
昔ながらの伝統工芸の技術が応用されているタンス
江戸時代などの昔からある伝統工芸の技術が使われているタンスです。経済産業大臣伝統的工芸品に指定されているものもあり、繊細で優美な造りになっています。
技術を持っている職人が丁寧に一つひとつ手づくりしていて、着物や帯など用途に特化した造りにもなっています。
結婚のときにプレゼントされる婚礼ダンス
婚礼ダンスは昔婚礼セットを花嫁道具として用意してもらうという風習があり、自宅に持っている方も多いかもしれません。一生使えるような立派なものも多く、値段もそれなりのものをもらうケースがほとんどです。洋服ダンス、和ダンス、整理ダンスなどさまざまなタイプがあります。
買取業者に引き取ってもらえるタンスとは
すべてのタンスを買取業者にお願いしたからといって、買い取ってもらえるわけではありません。中古でも良いからほしいと、需要があるタンスは買取されやすいです。ブランド品ではなく汚いなどとなると、難しい場合もあります。
やっぱり人気の国内外の有名ブランドやデザイナーズ作品
有名ブランドは高く新品がほしいと思っても、手が届かない方もいます。多少使用感があっても状態が良ければ、中古でも売れるのが有名ブランドやデザイナーズ作品です。見た目にもおしゃれでこだわりを持ってデザインされているので、古くても良いからほしいと需要があるタンスです。
古さが特徴のアンティーク、ビンテージのタンスも売れる
特にブランド品だと買取されやすく、人気がありますのでまずは相談してみましょう。ただ年数が経った古いタンスだと、買取が難しく処分をしなければならないケースもあります。比較的新しく購入し状態も良ければ、買取になる可能性が充分にあります。
昔ながらの伝統工芸の技術が応用されたタンスも需要がある
一生使えるように丹精込めて丁寧に造られているので、価値をわかっている方から人気があります。少しでも品質の良いものを低価格でほしいと思っている方にも人気がありますので、まずは処分の前に買取の相談をしてみましょう。
残念ながら難しかもしれないタンス
買取になる可能性があるタンスがある一方で、もしかしたら難しいかもしれないタンスもあります。でももしかしたら売れる可能性はありますので、まずはチャレンジしてみる価値はあります。
実は難しい可能性のある婚礼ダンス
みんな新品を買いたいと思っているので、中古品でも良いと購入する方が少ない可能性があり買取が難しい場合もあります。しかし素敵なデザインである場合や求めている方にヒットするような用途や形のタンスもありますので、買取になる可能性はあります。
年数がある程度経ってしまうことや傷や汚れ、匂いがするタンス
タンスだけに限らず、あまり状態の良くないものは買取してもらうのが難しくなります。中古品でも売れるのは、新品で買ってきたときのようなきれいさがありデザイン製やブランド品など価値を感じられる場合です。
特に家にずっと置いておくとその方の家の独特な匂いをタンスは吸収しやすいので、強く香ってしまうと売れない原因になります。
ブランド品ではないタンスは難しいかも
ブランド品は手が届かないから中古でも良いので購入したいと思ってもらえますが、ノーブランドのニトリやIKEAになると新品を安く購入できてしまいますので需要が少なくなります。ただ業者によっては安く買取してくれる場合や引取りを行っているケースもありますので、まずは相談をしてみましょう。
どこにタンスを売ると良い?
中古品を買い取る業者であればどこでも良いわけではなく、頼むところによっては難しかしい場合や運ぶのが大変なケースもあります。ベストな場所を選んだほうが売るのも楽です。
身近な存在ですがリサイクルショップは案外難しい
近所などにリサイクルショップがありそこが頭の中をよぎるかもしれませんが、実際はまず運ぶのが大変です。さらにタンスは家具の中でも大きさがあるので、リサイクルショップによっては買取の対象ではない場合もあります。
断られる可能性もありますので、あまりおすすめできません。
フリマ系のネットを使って自分で売る
自分で魅力的な写真をアップし、希望の値段で売ることもできます。売れるようにするには、価格はあまり上げすぎないようにし、ほかの方の様子も見ながら値下げするのが良いでしょう。ただ配送などは自力で行う必要があるので、女性1人では大変です。
家具買取専門業者が一番おすすめ
家具を専門に買い取ってくれる業者ですので、しっかりとブランド名やデザイナーを調べることやタンスの持つ価値をしっかりと的確に見てくれます。売りたいタンスの種類に合わせて、ブランド家具専門やアンティーク家具買取専門などを選びましょう。
出張買取をしてくれる業者も多く、家まで来てくれるので運ぶ手間もありません。ほかにも別の家具など売りたいものがあれば、一緒に依頼もできます。
タンスを積極的に買取してくれる業者・ショップの一例
大切に使ってきたタンスをしっかりと次の人へ繋げてくれる、ゼノン
ゼノンは東京都に会社がある、デザイナーズ家具買取専門業者です。有名ブランドの家具でもデザイナーズ家具のタンスでも、年数が経っていたり、使用感があると買取を断られる確率も高くなりますが、ゼノンはそのような査定額0円の家具がなくなるようにと、日々努力をしています。タンスというと日本の家具のようなイメージがありますが、国内ブランドはもちろん、海外でもチェストとして様々な作品があります。買取商品一覧のブランドも、それ以外のものも相談してみてください。
参考:ZENON(ゼノン)
タンスを含め家具全般の買取ならサルルにお任せ
サルルは東京都にある家具の買取専門業者です。家具全般を買取していて、その中にタンスのような収納家具ももちろん含まれています。民芸家具のような和風なタンスから、アンティークデザインやヴィンテージなタンスとジャンルも制限なく買取してもらえます。タンスと一緒に他にも家具を買取してもらえば、買取金額のアップにも繋がります。心配な運び出しや運送はサルルの専門スタッフが行ってくれるので、力に自信のない方や一人暮らしの方でも大丈夫です。
サルルで査定してみる
ブランド品から整理ダンス、民芸家具タンスまで対応、買取ドットコム
買取ドットコムは最短10秒での簡単査定や、ラインアプリでの気軽な査定など、サービスがかなり充実しています。家具の他にも多種多様なものの買取をしているので、タンス以外にも買取してほしいものや、処分を検討しているものは依頼してみることをオススメします。タンスは国内・海外ブランドの物が高価買取されやすいです。婚礼ダンスや5年以上経ったノーブランドのタンスは買取が難しいですが、モダンなデザインであればノーブランドでも買取できる可能性があるそうです。
参考:買取ドットコム
桐たんすなら古家具専門のさくら堂
骨董品や古美術品の買取業者のさくら堂は、桐タンスをはじめとして、総桐タンスや伝統工芸士の名前が入っているタンスを高値で買取してくれます。これらに該当しなくでも古くて壊れているタンスでも、さくら堂は修復できる環境と技術があるので、買取してもらえる可能性があります。タンスの中に着なくなった着物や帯留、アクセサリーなどがあったら、一緒に査定してもらえます。それぞれの買取する品物に精通したスタッフが査定してくれるので、適正価格での買取になります。
参考:さくら堂
査定前にはどのような準備が必要?
少しでも高く売りたいと考えている方も多いと思いますが、査定前にいかに準備ができたかで変わります。具体的にどのようなことをすれば良いのか、説明していきます。
タンスに入っているものはすべて出す
タンスはきれいで空の状態で売るようになりますので、査定の業者が来る前までにすべてのものを取っておきましょう。当日の作業もスムーズに進みますし、査定してして引き取られるまでの時間も短縮できます。
自分でできる範囲で掃除をしよう
できる限り高額の買取にするには、掃除をして新品に近づけることが重要です。なかなかタンスは日ごろから掃除をしない家具ですので、意外と隅などホコリがあり汚れています。むやみに洗剤などを使わずに、素材に応じた掃除をしてピカピカにしておきましょう。
購入した当初のネジや板、保証書も一緒に準備を
査定をするときにはタンスに限らず、初めて購入したときの付属品も一緒に揃えておくと高額査定になりやすいです。重要な部品が逆に欠けていると、安く買取か引取りも難しい場合もあります。もし買ったときにネジや板がほかにもあれば用意し、保証書も探しておきましょう。
当日運搬する際の経路を確認しよう
タンスは大きさがあるので、家の廊下や玄関、マンションなどに住んでいる方はエレベーターに乗せられるかを確認します。怪しいと感じたときには、買取業者に事前に相談しておきましょう。当日スムーズに運ぶためにも、運搬経路は大切です。
どうしても買取が難しい場合は
せっかく査定をしてもらっても、状態などで断られてしまうケースもあります。その際は割り切って処分しましょう。
運ぶのは大変だが粗大ごみとして廃棄
タンスは大きいので大変ですが、粗大ごみとして廃棄ができます。ほとんどの種類が粗大ごみのサイズに該当しますので、自治体の事前回収の申し込みをし、指定された当日は大変ですが指定場所まで運んで持っていきましょう。
自分で解体して処分
解体は道具も必要でケガにも注意ですが、解体後は自治体のタンスの材質で決めて処分できます。
引っ越し業者に頼み引取りや処分OKの場合も
引っ越しを機にタンスを売りたかった方は、引っ越し業者に相談してみましょう。場合によっては追加料金なしで引き取りや処分をしてもらえる可能性もあります。
通販で新品のタンスを購入の際に引き取ってもらえる場合も
引取りを行っている業者とそうではない業者がありますが、OKな場合は楽に頼めます。デメリットは購入したときに処分を決めないと、後から頼めない点です。
まとめ
タンスの状態や種類で買取ができるかわかりますが、自分の持っているタンスはどちらか悩んだときには、無料見積もりしている業者に依頼をしましょう。そして少しでも高く売れるように、可能な歯でクリーニングや修繕を行い、新品に近い状態で査定してもらいましょう。
ただタンスの素材は洗剤などに弱いので、やりすぎない範囲で行うのがおすすめです。どうしても売れなかったタンスは、適切な方法で処分をしましょう。