買取のプロが教える、
暮らしに役立つ情報サイト、
エルラインジャーナル。

アルミニウムのチェアと言えばエメコ!人気のチェアを高く売る方法をご紹介します。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

エメコのチェアは独自の素材のアルミニウムを使ったチェアがメインで、サイズやカラーバリエーションの豊富さに扱いやすさ、また優れた耐久性から、中古でもきれいな状態の作品が多いので、売れやすいのも特徴です。一般家庭で使われていたエメコのチェアはもちろん、企業やショップで使っていた大量のチェアを売りたいとなれば高確率で高値での買取になると思います。

どこのブランドでもそうですが、エメコの買取実績のある業者を強くオススメしています。エメコは同じ名前のチェアでもサイズや素材、カラーや限定版も存在しているので、専門知識があればあるほど適切な買取をしてもらえるでしょう。

エメコについて

エメコの始まりは1944年にアメリカ海軍が潜水艦で使うためのネイビーチェアを作ったことでした。ネイビーチェアの強さや扱いやすさ、快適さから戦争が終わってもエメコは注目されて、他のチェアやスツールも製造を続けています。

エメコのチェアはアルミニウムだけを使っているので、接続部分や装飾で金属を一切使っていません。なので錆びたり重くなったり、またその複雑な製造過程のおかげでコピー品や偽物が作られにくくなっています。素材のアルミニウムのほとんどがリサイクルされたアルミニウムなので、環境にも優しい家具ブランドです。

エメコで査定価格が期待できる家具

スタッキング チェア

スタッキング チェア

ノーマン・フォスターがデザインした、極めてシンプルで無駄のないスタイリッシュなスタッキングチェア、20-60です。この作品もアルミニウムのみで形成されていて、和風や洋風、またモダンとクラシックどちらにも当てはまらない風貌で、どこにでもマッチするデザインです。

かなり軽いので移動も簡単で、スタッキングする時も苦労しないので、家庭での利用にも向いています。尖った部分がないので子供がいても安心です。

111 ネイビーチェア

111 ネイビーチェア

ネイビーチェアと言えばシルバーカラーのものを思い浮かべますが、この111ネイビーチェアはコカ・コーラ社とコラボレーションした、レッドカラーのモデルです。作品名についている111は、原材料として使ったペットボトルの本数を表していて、とても環境にも優しいことが分かります。

優しいのは環境だけじゃなくて、座った人の身体にも沿うように座面がカーブしていたり、プラスチックならではのしなりで、身体を受け止めてくれるのも、ネイビーチェアの魅力です。

エメコ スツール

エメコ スツール

エメコスツールも全部がアルミニウムで作られた作品で、とてもスタイリッシュに仕上げられています。デザインはフィリップ・スタルクが担当したので、エメコが好きな人にもフィリップ・スタルクのファンの人にも愛されている作品です。

エメコスツールとそのほかにカウンタースツール、バースツールも作られていて、それぞれ高さやサイズが異なります。このままでもクールで使いやすいスツールですが、座面の上にクッションなどを敷くと更に快適になります。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

エメコの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

まとめ

エメコはブランドロゴにネイビーチェアが描かれているように、特にネイビーチェアやネイビーアームチェア、ネイビーバースツールがロングセラー作品です。ジャスパー・モリソンの作品の1インチシリーズも一見木材を使っているように見えますが、再生材の木繊維やプラスチック、グラスファイバーを使っているので、どれも自然に優しいチェアです。

潜水艦で使うことを想定して作られたネイビーチェアから始まったので、全体的に耐久性や傷や汚れに強いですが、もしも査定に出す時には一度軽く掃除をすると良いでしょう。またスタッキングチェアも、面倒かもしれませんが、全部並べておいた方が査定もスムーズに進みます。購入時の保証書や領収書を持っている人は、その準備もしておきましょう。

Author

#

小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

page-top