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イギリスの老舗アンティーク家具ブランド「アーコール」の家具を高く売るにはどうするのがベスト?

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

アンティークな家具が一般家庭やカフェなどで流行っているので、イギリスの老舗家具ブランドのアーコールも日本での知名度が一気に上がっています。曲木の技術を活用した家具はモダン家具とはまた違った良さを持っています。長く使っていた家具でも、目立つ汚れなどがなければ思いがけない高価買取になることもあります。

アーコールの家具は基本的に天然木材を使っているので、扱いや掃除の際には要注意です。また、売ることを考えている方は出来るだけ出張買取のような、壊したり傷つけるリスクの少ない手段を選んだ方が賢明です。特殊な技術や複雑な装飾は自分で修復ができないので、買取してもらう業者やショップ選びも重要になってきます。

アーコールについて

アーコール(ERCOL)はイギリスで1920年から続いている老舗の家具ブランドです。設立はイタリア出身のデザイナーが行いましたが、イタリアのアンティーク家具ブランドを代表する存在になっています。

作られている家具はどこにでも置きやすくて馴染みやすいのが特徴的で、アンティークの良さは保ちながら、個性を主張しすぎない調和のとれたデザインに仕上げられています。同じ家具でも木材のカラーバリエーションが豊富なので、自分の好む明るさやテイストで統一することもできて、空間のトータルコーディネートが簡単です。

アーコールで査定価格が期待できる[種別]

クゥエーカー アームチェア

クゥエーカー アームチェア

イギリスで特に有名なウィンザーチェアをアーコールが制作したもので、曲木の技術や美しさが最大限に活用されています。一見硬そうに見える背もたれは、背中のカーブに沿うようになっているので、座ってみると予想外の快適さがあります。

シート部分には別売りのクッションを敷くことが可能なので、雰囲気を変えるのにも座り心地を変えるのも簡単です。クゥエーカーはアーコールのオリジナルシリーズで、ルシアン・アーコラーニが発表したものです。

クゥエーカー ロッキングチェア

クゥエーカー ロッキングチェア

置いてあるだけで絵になる、クゥエーカーシリーズのロッキングチェアです。背もたれの透かし彫りはシスルという花で、アーコールのアイコンのような物です。

曲木で形成されているので、背もたれも柔らかさを感じられる木材で、座面にはクッションも付いているタイプなので、揺られながら寛ぐのに申し分ない快適さです。座面の裏側にはアーコールのタグと、ダニエル焼きでダブルネームが彫られています。

ゴールドスミスチェア

ゴールドスミスチェア

作られた当時はハイバックなゴールドスミスチェアは、かなり印象的で斬新なものでした。背もたれの棒は1つ1つが丁寧に丸く加工されているので、背中に当たっていたいこともなくて、座面にはお尻にフィットするようによく見ると表面に加工が施されています。

ゴールドスミスチェアの良いところはこのおゆな座り心地の良さと、もう一つはどの角度から見ても堂々とした佇まいで美しいところです。後ろから見た時も違った表情を見られます。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

アーコールの[種別]を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。 高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。 拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。 査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。

まとめ

アーコールはチェアが特に有名で、テーブルに収納できるようにアームレストの高さが工夫されていたり、座面も座りやすいように加工されています。今回は紹介できませんでしたが、アーコールのソファもとても品質の良いものです。特殊な生地以外はカバーリングになっているのでお手入れが簡単で、アーコールに依頼すればシート下のウェービングテープの張替えも行ってもらえます。

アーコールの作品は形は同じでも全部、木目や色合いが異なっています。同じ色味で揃えることは可能ですが、木目などは天然のものなので、唯一無二の価値があります。もしもアーコール製品を手放す時には、ブランド家具かもしくはアンティーク家具に詳しい業者に見てもらいましょう。専門の知識がないと真の価値がなかなか分かりにくいので、時間がかかっても業者選びを頑張ることをオススメします。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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