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世界的デザイナー「フェルーチョ・ラヴィアーニ」の家具や照明を高く売る方法

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

カルテルでも活躍するイタリア出身のデザイナー「フェルーチョ・ラヴィアーニ」(フェルッチオ・ラヴィアーニと表記されることもあります)。お部屋にカラフルなアイテムがあるとそれがアクセントとなって、全体の印象も引き締めてくれる。そんなポップで色鮮やかなアイテムを多く発表しているのが、ラヴィアーニです。繊細さとエレガントさを兼ね備えている作品は、アート作品のようでもあります。

では、彼のデザインしたランプや家具を手放したいと思った時、どうするのがいいでしょうか。ラヴィアーニの家具や照明は中古市場でも需要のあるデザイナーズ製品なので、捨ててしまうのは勿体ありません。まずは売却を検討することをおすすめします。今回はそんなラヴィアーニの作品を売却することに焦点に充てて、高く売る為のコツや工夫、注意点など売却に役立つ情報をお届けしていきます。

フェルーチョ・ラヴィアーニについて

ピエトロ・フェルーチョ・ラヴィアーニは、1960年イタリアで生まれました。ミラノで建築を学んだ後、ミケーレ・デ・ルッキの事務所で働きました。1991年からはカルテルのアートディレクターを務め、カルテルの軸を担う人物です。カルテルミュージアムのディレクションも手掛け、財団からベストミュージアムに選ばれました。

カルテル以外にもフロスやモローゾ、モルテーニなどトップブランドともコラボレートしています。2001年にミラノのドルチェ&ガッバーナの新社屋のインテリアをデザインするなど、世界で注目を集めるデザイナーの一人です。

フェルーチョ・ラヴィアーニで査定価格が期待できる家具

ブルジー(BOURGIE)

ブルジー(BOURGIE)

ブルジーはカルテルらしさが詰まったランプです。ガラスのように見えますが、全てカルテルが得意とするポリカーボネートという素材でつくられています。バロック調にデザインされた3枚のベースがシェードを支えています。

プリーツが施されたシェードからは、神秘的な光を放ちます。シェードは高さを68、73、78センチの3段階に調節可能なので、好みに合った使い方ができるのも特徴のひとつです。

マックス(MAX)テーブル

マックス(MAX)テーブル

マックスは、ラヴィアーニがオフィス用にデザインしたテーブルです。幅は160、190センチのものを展開しています。オフィスで使われることを想定していて、どんな雰囲気の家具ともマッチするようなデザインです。

特徴的なフォルムのベースは、砂時計をイメージさせます。フロアとの設置面はキャスタータイプと固定タイプがあります。キャスタータイプはロック機能も付いているので、安全に使えて安心です。

テイク(TAKE)

テイク(TAKE)

カルテルが独自開発したポリカーボネートを使ったサイドランプです。電球はシャンデリア電球で、透明感のあるフレームから美しい光が広がります。小さいテーブルランプをパックに詰めたようなユニークなデザインで、サイドと正面では印象が異なります。

持ち帰りを意味する「CASH&CARRY」をコンセプトにデザインされました。そのコンセプト通り、コンパクトで簡単に持ち帰りができます。カラーが13色展開していて、色によって違った雰囲気が楽しめます。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

フェルーチョ・ラヴィアーニの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

ヨーロッパで脚光を浴びるフェルーチョ・ラヴィアーニの作品を3点詳しくご紹介しました。ここではご紹介しきれませんでしたが、ラヴィアーニはレースのように繊細なライト「Kabuki」や美しいカーブが特徴の「DODA-DODA」チェアなど多くの作品を発表しています。ヴィヴィッドなカラーの家具は一部で人気がありますので、中古であっても買取が期待できます。ただし、ラヴィアーニの買取経験がない買取業者ですと、安いお値段になってしまうこともあるので、注意が必要です。

ホームページなどでは買取実績などを載せているところも多いので、ラヴィアーニの買取実績があるところを選びましょう。上記でピックアップした買取店なども参考にして、少しでも高いところに売却して、お得な買取にしてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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