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三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライトの照明(正規品)を高く売る方法をご紹介。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

フランク・ロイド・ライトは、20世紀を代表する建築家のひとりとして、生涯400件もの設計を手掛けています。美術館や遊技施設や公共施設などの建築から、照明デザインや家具デザインなどもデザインしました。日本では旧帝国ホテルの建築が有名です。

アメリカのフランク・ロイド・ライト財団によって照明や家具などの復刻プロジェクトがスタートし、ヤマギワとライセンス契約を取得したのち、次々よ代表作などを復刻しました。復刻シリーズはどの作品も人気がありますが、ここでは特に買取価格の高い作品をいくつかご紹介します。売却を検討中の方はぜひご参考にしてみてください。

フランク・ロイド・ライトについて

フランク・ロイド・ライトはアメリカの建築家で、有機的建築という理想を掲げていました。有機的建築は人間的な豊かさを提供してくれる、そんな建築思想です。1940年にはフランク・ロイド・ライト財団がアメリカのアリゾナ州に創立されます。フランク・ロイド・ライト建築学校では設計思想や有機的建築を学ぶことができます。

自然と建築の融合を提唱していて、自然の要素が取り入れられた建築が特徴です。フランク・ロイド・ライトの自宅兼スタジオだったタリアセンとタリアセン・ウエストは、アメリカの歴史的建造物に指定されるほどで、現在は学校のキャンパスとして使用されています。

フランク・ロイド・ライトで査定価格が期待できる家具

ロビー1

ロビー1

ロビー1(ROBIE1)はフランク・ロイド・ライト初期の頃の作品です。プレイリースタイルという建築様式を用いた、フレデリック・ロビー邸のリビングルームのためにデザインされました。

ガラスと木で構成されたブラケットライトは、四角形の木のフレームの中に、球体のガラスグローブがまるで無重力の中に浮いているかのようなデザインで、軽快感を醸し出しています。フレームの内側から設けられた幾何学的な支持部材によってガラスグローブが取り付けられています。

タリアセン1

タリアセン1

タリアセン1(TALIESIN 1)はアメリカのウィスコンシン州にあるフランク・ロイド・ライト家、タリアセンのためにデザインされたライトです。

方形屋根という、建築造形形態のひとつが取り入れられたデザインで、まるでタリアセン家の内部に小さな建物があるかのようです。1995年にはグッドデザイン賞を受賞しました。アメリカンクラフトデザインの独特の味わいと調和を生み出しています。

バレル チェア

バレル チェア

樽という意味のバレル(BARREL)は、丸い座面をぐるりと囲むようなアームと背もたれとが一体化したデザインで、柔らかな曲線による木の仕上げが美しいチェアです。規則的な細いカーブから迫力を感じます。

1904年にマーチン邸のためにデザインされたのち、1937年にはジョンソン邸のために作られ、自宅の居間用にも作り愛用していることで知られています。

買取価格をアップするためのコツ

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

売りたい照明のブランドや詳しい商品名をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ詳しい情報や状態を正確に伝える

照明のブランドや、ラベル、シェードなどに記載されている作品名や型番などを、出来るだけ全て確認して、査定申込み時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。

また当日にスムーズに査定から買取まで進めることにも繋がります。照明にとって重要な動作も査定額に大きく関わるので、動作の不具合もある場合は正直に伝えましょう。

保証書・付属品・オプション品を揃えておく

購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。照明はオプション品が少ない家電ではありますが、もしも持っているなら一緒に見てもらうと買取金額が上がりやすくなります。

日頃から定期的なクリーニングと、できる範囲での掃除をする

フロアランプやデスクライトのような照明は掃除しやすいですが、シーリングライトのような天井についている照明は難しいです。無理に掃除を使用として売りたい照明を壊したり、自分が怪我をしてしまっては本末転倒なので、”できる範囲”が大切です。

掃除しやすい部分でも査定前に一気に綺麗にしようとしても長い間ついていた汚れはなかなか落ちないので、持っている照明や掃除道具と、照明の種類に合わせた方法でクリーニングをしましょう。日頃から掃除したり、丁寧に扱うことが、いつか売却する時に高価買取に繋がります。

いくつかの業者やショップに査定を依頼する

同じブランドの同じ型番の照明でも、買取業者や売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。照明が買取品目に入っているブランド、デザイナーズ家具の買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドとジャンルが異なります。

必ず複数社で査定結果して価格やサービスの比較しましょう。但し、売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しなど日時に制限がある場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。

まとめて査定を依頼する

照明の買取を個人で買取業者に依頼をする場合、フロアランプやデスクライトだと単体の申し込みになるかもしれませんが、出来ればいくつかの照明をまとめて査定に出したり、家具を取り扱っているなら売りたい家具を見てもらうなど、できるだけ一緒に買取依頼をすると高額査定になりやすくなります。

また、シーリングライトやシャンデリアなど店舗や商業施設などであれば複数点をまとめて買取してくれる業者を選ぶといいでしょう。法人でもまとめて依頼することで買取価格のアップが期待できます。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

照明を売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、動作に問題がある、必要不可欠な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことをまとめました。

動作に不具合があると売れにくい

どんなに優れたデザインの照明でも照らすことがメインの役割なので、その動作に不具合がある場合は、基本的に売ることは難しくなります。電球が切れているだけなら自分で交換するか、少しだけ価格は下がりますがそのまま売却可能です。

希少価値のある作品や人気作品であれば正規ルートで修理に出すか、修理も可能な買取業者に査定依頼するのも一つの手です。

再販できないほどの、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

照明のベースやシェードに大きな汚れやキズがある、コードが伝線している場合は、誰も購入したいと思いにくいので再販が難しく、買取を断られるケースもあります。

ただし、買取業者・ショップによっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。

純正じゃない部品が使われていたり、自分で修理した経験がある

照明が壊れた際に、正規ブランドやメーカーではないところで修理をしたことがある方は要注意です。

純正じゃない部品を使っていたり、また自分で修理した経歴があると、買取金額の低下もしくは買取不可の可能性もあります。また、故障していたり説明書や付属品がない場合も減額の対象になるため売却前に確認しておきましょう。

売りたい照明がリプロダクト品である

有名ブランドや人気デザイナーのリプロダクト品だとしても、基本的に価格が付きにくく売却が難しい場合があります。どんなに美しいデザインでもリプロダクト品は高価買取対象外ということは覚えておきましょう。

買取業者では断られてしまっても、町のリサイクルショップやヤフオクやメルカリなどフリマアプリではリプロダクト品でも売れる場合もあります。どうしても売りたい場合は検討してみるのも手です。

フランク・ロイド・ライトの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

家具買取の専門ショップ「アドア東京」

アドア

アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。

まとめ

フランク・ロイド・ライトはロビー1やタリアセン1といったライトとバレルチェアが買取価格が高く安定している作品でした。まだまだたくさんの復刻コレクションがありますが、どれも人気があって需要があるので中古市場でも高価買取を行っているところがほとんどです。もし売ることを検討している方は、早めに決めて早めに売った方が買取額がアップする可能性があります。

小さなスレやキズといった多少の使用感があっても買取可能ではありますが、新品のようにキレイな状態の方がもちろん買取額は高いです。小さな傷がいくつかある、少し目立つ傷があると心配している方も、家具専門の買取業者やブランド専門買取業者などでは、そこまで大幅に買取額がダウンすることなく買取してもらえるかもしれません。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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