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オランダを代表する建築家「ヘーリット・トーマス・リートフェルト」の家具を適正価格で売却する方法とは?

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ヘーリット・トーマス・リートフェルトはオランダを代表する建築家であり、家具デザイナーです。リートフェルトがデザインしたシュレーダー邸は世界文化遺産にも登録されています。

彼がデザインした家具はカッシーナより発表されていますが、一体どのくらいで売れるのでしょうか?購入額が安くはないので、できるだけお得に売却したいものですよね。今回はリートフェルト作品を売る際に気を付けておきたいポイントや高価買取が期待できる買取業者をご紹介しています。売却をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

ヘーリット・トーマス・リートフェルトについて

ヘーリット・トーマス・リートフェルトは、1888年にオランダユトレヒトで生まれました。家具職人である父のもとで家具職人の修業をした後、美術工芸学校や建築塾で学び、1917年に自身の工房を設立します。同年、赤と青のカラーリングの「レッド&ブルーチェア」を発表し、斬新なデザインは大きな話題となりました。

1924年からは建物設計を手掛け、多くの実験的なデザインに挑戦しました。トリュース・シュレーダー=シュラーダーの依頼により設計したシュレーダー邸は世界遺産に登録され、現在はミュージアムとなっています。

ヘーリット・トーマス・リートフェルトで査定価格が期待できる家具

635 レッドアンドブルーラウンジチェア(RED AND BLUE)

635 レッドアンドブルーラウンジチェア(RED AND BLUE)

名前の通り、赤と青にカラーリングされたチェアです。リートフェルトの代表作といえる作品で、インテリア史を語る上でも欠かせない存在です。デザインを三原色や直線で構成するという、オランダの芸術運動「デ・スティル」を体現しています。

デザインが美しいのはもちろんですが、座り心地も良く、家具職人としても活躍したリートフェルトの技術の高さが伺えます。デザインしてから90年以上経ちますが、今なお人気の高いチェアです。

280 ジグザグチェア(ZIG-ZAG)

280 ジグザグチェア(ZIG-ZAG)

ジグザグチェアは、1934年に発表された椅子の究極の形として紹介される伝説的なチェアです。サイドから見ると、ジグザグの形をしているのがよくわかります。

当初はスチールの曲げ加工0でつくられていましたが、木製に変更されました。4枚の板を組んでいるのですが、実は金属は一切使われていません。カッシーナの高い技術によって、組接ぎを隅木で補強する手法でつくられています。

637 ユトレヒトソファ(UTRECHT)

637 ユトレヒトソファ(UTRECHT)

ユトレヒトソファはオランダのデパート、メッツの依頼で誕生しました。1988年からカッシーナより復刻販売されています。レッドアンドブルーと同じく、直線で構成されているのが特徴です。

ボリュームのある見た目ですが、意外とコンパクトで、ステッチが軽やかさを演出しています。ステッチは90周年使用として、ジグザグステッチのものもあります。成田空港のプレミアムラウンジなどでも採用されています。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ヘーリット・トーマス・リートフェルトの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

家具買取の専門ショップ「アドア東京」

アドア

アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。

まとめ

リートフェルトの作品はその美しさから美術館や高級ホテルなどでも使われています。中古であっても人気が高く、高値で取引される傾向にあるようです。せっかく手放すなら高く買ってもらえるところで売りたいですよね。査定に出す前に軽くお掃除することで、印象も良くなり買取額がアップすることもありますので、ぜひお試しください。間違ったお掃除方法だと、傷めてしまうこともありますので、素材に合ったお手入れ方法を行ってくださいね。

リートフェルト作品に限らずですが、査定は専門店に依頼しましょう。せっかくのリートフェルト作品ですから、価値を理解してくれる専門店の方が安心です。買取店を決めるポイントとしては、買取実績の経験が豊富なところを選びましょう。経験がたくさんあれば、知識も豊富ですし、扱いに慣れているので丁寧に扱ってくれると思います。今回ご紹介したショップも参考にしてみてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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