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ウェグナーと名作を生み続けた、ゲタマの家具。どうすれば高く売れるのかお教えします!

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ゲタマは北欧を代表する家具ブランドで、北欧をはじめ世界のデザイン界に大きな影響を与えたハンス・J・ウェグナーの作品を主に取り扱っています。彼が生み出す作品の多くはシンプルで美しく耐久性も抜群のため、中古市場でかなり人気があり、高く買取されることも多いようです。

引越しや模様替えなどで不用になったゲタマの家具をお持ちではありませんか?処分を考えている方にゲタマとはどんなブランドなのか、高価買取が期待できる商品などをご紹介していきます。粗大ごみとして捨ててしまうのはもったいないですよ!ぜひご参考ください。

ゲタマについて

ゲタマが誕生したのは1899年のデンマークの海に近いギステズ(Gedsted)という町で、マットレス(Mattress)を製造する工場として創業しました。当時のマットレスは詰め物に海藻(Tang)を使っていたことから、それぞれの頭文字を取って「GETAMA」と名づけられました。

ハンス・J・ウェグナーと共同で家具製作を始めたことで、ゲタマは北欧を代表する家具ブランドへと大きく成長を遂げます。ゲタマは新しい技術を開発し、ウェグナーが求める理想の家具を実現してきました。そして発表されたデイベッド、GE258は世界的にもベストセラーとなり、ロングセラー商品として現在でも販売されています。

ゲタマで査定価格が期待できる家具

GE258 デイベッド

GE258 デイベッド

1954年に発売され60年以上経った今も愛される、ゲタマを代表するデイベッドです。ハンス・J・ウェグナーの代表作品のひとつつです。もともとはスペースの限られた寄宿舎のためにデザインされました。

背もたれを持ち上げるだけで簡単にベッドになります。もともとマットレスを作っていたゲタマなので、寝心地も抜群です。現在も同じモデルで作られていますが、丸脚のものは現在はつくられていないため高価買取が期待できます。

GE236 ソファ

GE236 ソファ

GE236はゆったりとしたサイズが特徴のソファです。同じくハンス・J・ウェグナーがデザインしたGE290とともにゲタマのアイコンとなっています。よくGE290と比較されますが、違う点は背もたれの角度です。

GE236はフラットな背もたれなのでしっかりと身体を受け止めてくれます。スプリング内包の反発力のあるクッションで、ソファとしてはもちろん、デイベットとしても使えます。

GE290 ソファ

GE290 ソファ

ゲタマの最もポピュラーなソファともいえるのがGE290です。北欧デザインを代表的な作品として紹介されることもある作品です。GE236よりも背もたれが斜めに傾斜しているので、沈み込むような座り心地で身体にフィットします。

3シーターは意外にもコンパクトなつくりで、設置が簡単なため日本でもかなり人気があります。発売から60年以上にわたって愛される名作ソファです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ゲタマの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

ゲタマの家具は高い人気のため、リプロダクト品も多く出回っています。正規品であれば期待以上の金額で買い取ってもらえる可能性もアップしますが、リプロダクト品の場合、買取額が付かない場合もでてきます。そうならないためにも、査定を依頼するときは、購入時の保証書や付属品などを揃えておきましょう。もし見つからない場合は、ゲタマについて詳しい知識を持ったショップに依頼することをおすすめします。

ゲタマの家具は古くてもヴィンテージとしての価値もあるため、他のブランドと比べて古いものでも買い取ってもらえる傾向があるようです。状態が良ければ、想像以上の金額になることもあります。ゴミとして捨ててしまうのは簡単ですが、せっかくのゲタマの家具ですから気持ちよく手放せるよう買取の選択肢も考えてみてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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