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ヒルトン東京の内装を手掛けた「ジャンフランコ・フラッティーニ」の家具を高く売る為の基礎知識とは

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ジャンフランコ・フラッティーニは、イタリアンデザインを語る上で外せない人物です。彼の作品は多くのデザイン賞を受賞しています。彼は2004年に亡くなってしまいましたが、20年にはポルトローナフラウから新たなテーブル、キョウトが発表されています。

時代を経ても色あせないフラッティーニの作品は今なお人気が高く、中古であっても購入したい方が多いようです。手放なしてしまうなら、出来るだけ高く売却したいものです。こちらのページでは、世界的に有名な作品を多く発表しているフラッティーニの作品は、どこに依頼すれば高く売れるのか、詳しくまとめました。

ジャンフランコ・フラッティーニについて

ジャンフランコ・フラッティーニは1926年にイタリアで生まれました。インダストリアルデザイン協会(ADI)を56年に立ち上げたメンバーの一人です。フラッティーニはミラノ工科大学卒業後、イタリアンデザインの巨匠として知られるジオ・ポンティのスタジオで働いた経験もあります。その後、自身のスタジオを設立し、代表作となるホースのようなフロアライト「Boalum」を発表しました。

70年代には日本旅行中に工芸を学んだことがデザインの刺激となり、美しくエレガントなテーブル「Kyoto」が生まれました。東京のヒルトンホテルの内装などを手掛けるなど、日本との縁の深いデザイナーです。

ジャンフランコ・フラッティーニで査定価格が期待できる家具

784 ローテーブル

784 ローテーブル

ガラスの天板とクロムメッキの脚の組み合わせが美しいテーブルです。カッシーナより販売されていて、ロングセラーとなっています。最大の特徴は脚の位置が変えられることです。

脚を天板の端に合わせて置けば、幅100センチに、天板の真ん中に合わせれば、幅130センチになります。スチールパイプが2本とその下に1本配置されたユニークなデザインですが、安定感があり、ガラストップと融合してクリアな印象のテーブルです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ジャンフランコ・フラッティーニの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

まとめ

ジャンフランコ・フラッティーニの家具は、斬新で存在感のあるデザインが目を引きます。40年以上前にデザインされたものが多いですが、現代のインテリアスタイルにあっても違和感がありません。市場でもフラッティーニの家具は需要が高いので、良いお値段で取引されるでしょう。

今回ご紹介したのはガラスとメッキ製の家具でしたが、フラッティーニ作品は木材も多く使われています。傷や汚れ、日焼けが少ないものは、より高く買取される傾向にありますので、査定前にはできる範囲できれいにしておきましょう。メッキやガラスでしたら乾拭きでもきれいになります。木材の場合、素材や塗装の方法などによってお手入れ方法は異なりますので、保証書などがあれば確認しておくのがおすすめです。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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