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ギンザシックスのインテリアを手掛ける「グエナエル・ニコラ」の家具を高く売るポイントとは?

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

フランス出身で、現在は東京をベースに活動している「グエナエル・ニコラ」。25年以上日本に暮らしている彼は、日本の伝統を活かしたGINZA SIXのインテリアデザインなども手掛けています。彼がデザインする家具は、アート性と機能性が両立し、空間と調和するデザインです。

そんなグエナエル・ニコラの家具でも引越しや買い替えなどで不用になってしまうこともあるでしょう。カッシーナ・イクスシーなどから家具を発表している彼の家具は、中古市場でも需要があり、不用だからと言って捨ててしまうのはもったない部類にカテゴライズされます。

では、実際に売却を考えた時に、どこに売るのがベストなのでしょうか。ここではグエナエル・ニコラの家具を売却することを前提に、彼の家具の価値を理解してくれる買取業者の紹介をはじめ、買取価格が期待できる家具などもピックアップしています。売却時に参考にしてみてください。

グエナエル・ニコラについて

1966年フランス出身のグエナエル・ニコラは、東京を拠点に活動するデザイナーです。インテリアデザインをはじめ、建築やプロダクトデザインを手掛けるデザインスタジオ、キュリオシティ(CURIOSITY)の代表を務めています。2014年のビジネス・オブ・ファッション500に選出され、2015年にVanity Fair誌で世界で最も影響力のある50人のフランス人にも選ばれています。

パリとロンドンのアートスクールに通った後、日本人デザイナーの坂井直樹氏とイッセイミヤケ氏に会いたい気持ちで、1991年に来日し25年以上日本で暮らしています。GINZA SIXやアパレルブランドの店舗デザイン、商業施設など数多く手がけています。

グエナエル・ニコラで査定価格が期待できる家具

ブーメランソファ(BOOMERANG Sofa)

ブーメランソファ(BOOMERANG Sofa)

ブーメランソファは両サイドが反りあがったようなシルエットが特徴です。カッシーナ・イクスシーより発表され、ロングセラーとなっています。モールドウレタンの一体成型でつくられた背面と座面は、柔らかな座り心地で、身体をやさしく支えてくれます。

ベース部分はグエナル・ニコラ氏がこだわっているところで、名前の通りまるでブーメランのようなフォルムです。個性的で美しいフォルムのブーメランソファは、成田国際空港や名古屋大学などに採用されています。

ピヴォット(PIVOT)

ピヴォット(PIVOT)

ピヴォットは2008年にカッシーナ・イクスシーのためにデザインしたシリーズです。無駄な装飾を一切省いたシンプルなデザインがブラックのカラーと見事にマッチしています。

デスクやサイドテーブルなども展開がありましたが、この7段のチェストはシリーズのシンボルとなっています。開き方がとてもユニークで、省スペースでたっぷり収納できるのが特徴です。もちろん、全て展開して使うこともできます。

アンブレラスタンド(Umbrella Stand)

アンブレラスタンド(Umbrella Stand)

グエナエル・ニコラがデザインしたアンブレラスタンドは、一見するとオブジェのようで、傘立てには見えないかもしれません。まるでお花をいける時に使う剣山のようですが、傘をスチールの間に挟むことで、傘を安定して立てておくことができます。

玄関がすっきりと片付くようなミニマルなデザインです。底の部分は2重構造となっていて、雨水は底にたまるようになっています。プレートは外すこともできるので、お手入れも簡単です。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

グエナエル・ニコラの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

トレジャーファクトリーの出張買取

トレジャーファクトリー

中古の家具など、売り上げナンバーワンのトレジャーファクトリーは、実はブランド家具の買取も行っています。 一般的に製品を売る場合は購入から5年以内と言われていますが、トレジャーファクトリーでは10年以内なら査定をしてくれます。 買取が厳しかったブランド家具も買取してくれる場合があるので相談してみましょう。 また、出張買取を依頼した場合も出張費や査定料金、運搬代金、キャンセル料が発生しないと明記されているので、安心して申し込みができます。

まとめ

東京を拠点に活動するデザイナー、グエナエル・ニコラをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。見る人を魅きつけるデザイン性の高い家具が多い印象ですが、じっくりと見ると機能性に優れていることもわかると思います。ニコラ自身、デザインについて香水の香りに例えていて、ファーストノートではデザインで魅せ、セカンドノートで驚きを与え、サードノートで使い続けることで愛着が生まれるとしています。

愛着があるものですから、簡単に手放すのは難しいと思いますが、買取なら次に使う人につながる方法です。大切に使ってきたものだからこそ、次の人も大事に使ってもらいたいですよね。デザイナーズ家具を専門に扱っている買取店であれば、大切に使ってきたかどうかは理解してくれるでしょう。さまざまな買取店に査定を出して、信頼できるところをみつけて気持ちの良い取引にしてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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