ハンガーラック、コートハンガーの種類を確認しておく
処分方法を考える前に、お持ちのハンガーラック、コートハンガーの種類を確認しておきましょう。
どんなタイプのものを使っていますか?
ハンガーラックやコートハンガーは、いろいろなタイプのものがあります。よくあるタイプをまとめてみましたので、処分予定のハンガーラックがどれに該当するかをチェックしてみてください。
- ポールハンガーラック
- ポールハンガーラックは、台座から長いポールが伸びている形状が特徴です。3本から4本のポールを組み合わせたタイプのポールハンガーラックもあります。ポールには、木の枝のように複数のフックが取り付けられており、衣類、バック、帽子などを気軽にかけておくことが可能です。場所を取らないため狭い部屋でも使いやすい、見た目がすっきりしていてインテリアの邪魔をしない、価格がお手頃などの利点があります。単純な構造となっているものが多く、組み立て作業、解体作業も比較的簡単です。
- カーテン付きラック
- カーテン付きラックは、目隠し用のカーテンが取り付けられています。衣類にほこりが付くのを防ぐことや直射日光を避けられるなどの利点があります。カーテンは取り外して洗濯ができるため、衛生的に使うことが可能です。
- カバー付きラック
- カバー付きラックは、上部、サイド、正面、背面をカバーで覆った形状が特徴です。カバーの種類は、 布、不織布、ビニールなどさまざまです。正面側には、ジッパーが付いており、簡単に開け閉めができるようになっています。カーテン付きラックと同様に、ほこりや直射日光を避けて、衣類などを保管しておけます。
- 突っ張り型ラック
- 突っ張り型ラックは、天井までの高さがある突っ張り棒を立てて使用するのが特徴です。高さがあり、安定感に優れているため、コートやドレスなどの場所を取りやすい衣類なども気軽に吊るしておけます。ただ突っ張り型ラックは、組み立て作業、解体作業の手間がかかるというデメリットもあります。
女性一人だと大変な場合もありますので、作業する際には複数人で取りかかったほうが安心でしょう。
家庭用なのか業務用なのかも確認
ハンガーラックやコートハンガーは、一般のご家庭に作られているもののほかに、店舗やオフィスなどの業務用もあります。一般向けのものであれば、お住まいの地域の粗大ゴミ回収を利用して処分することも可能です。
店舗やオフィスなどで業務用として使っていたハンガーラックやコートハンガーに関しては、事業ゴミ扱いとなります。事業ゴミは、お住まいの自治体の粗大ゴミ回収へ出すことができませんので、注意が必要です。自社で処分が難しい場合には、事業ゴミを扱っている産業廃棄物処理業者へ委託しなければなりません。
どんな素材が使われているか?
ハンガーラックやコートハンガーの素材についても、よく調べておきましょう。なぜなら、分解して処分する際には、素材ごとに分別が必要になるからです。高級木材などが使われているものは、良い値段で売れる可能性があるため、売却を考えている方も素材の確認を行っておいたほうが良いでしょう。
よく用いられている素材は、木材、スチール、アルミなどです。連結部などのパーツには、プラスチックなどが使われていることもあります。もしも、素材がわからないときには、付属の商品取り扱い説明書を読むか、販売元のホームページへアクセスしてチェックしてみると良いでしょう。
ハンガーラックやコートハンガーの処分方法
次に、ハンガーラックやコートハンガーの主な処分方法について見ていきましょう。
自力で分解・解体して自治体のゴミ回収へ
一番お手軽な処分方法は、お住まいの自治体のゴミ回収を利用することです。この方法は、分解が可能なハンガーラックやコートハンガーをお持ちの方におすすめです。自力で分解したうえで、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミなどへ出せば、お金もかかりません。
ただし、ゴミ回収に出す際には、分別作業が必要です。金具、キャスター、ポールの連結部のパーツなども、細かく分別しなければならないため、手間がかかってしまいます。また、解体してもサイズが大きい場合には、粗大ゴミとして処分しなくてはなりません。
ほとんどの自治体では、おおむね30cm立方体以上を粗大ゴミ扱いとしています。自治体のゴミ回収を利用する際には、分別の種類、粗大ゴミのサイズについても、よく確認しておきましょう。
分解できない・サイズが大きい場合は粗大ゴミへ
自力で解体が難しい場合、解体してもサイズが大きい場合には、そのまま粗大ゴミに出することですぐに処分できます。粗大ゴミを利用するメリットは、解体する手間がかからないこと、格安な費用で処分できることです。
粗大ゴミ料金は、処分するゴミの種類、点数によって異なります。1点あたりで、300円~2,000円程度の料金となっている自治体がほとんどです。粗大ゴミを利用すれば、指定場所へ持っていくだけなので、手間もかかりません。また、自治体が行っているサービスであるため、一般の不用品回収業者へ依頼するよりも、安心感もあります。
ただ、大きなハンガーラックやコートハンガーだと、部屋から運び出して指定場所まで持っていくのが難しい場合もあるでしょう。運搬を手伝ってくれる人が身近にいない場合には、別の処分方法を考えたほうが良いかもしれません。
不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法
自分で分解できない場合、粗大ゴミ置き場まで運ぶのが難しい場合は、不用品回収業者へ相談してみてはいかがでしょう?自宅まで引き取りに来てくれる業者や部屋からの搬出を行ってくれる業者へお任せしてしまえば、楽に処分できます。
ハンガーラックやコートハンガーの処分だけを依頼する場合は、利用料金をよく調べておきましょう。不用品回収業者は、軽トラック1台分積み放題、1トンパックなどといったようにまとめて引き取りを行っているところがほとんどです。単品回収だと割高になってしまう可能性があります。
家電、家具、楽器、健康器具などほかにも処分したいものがある場合に、おすすめの方法と言えます。不用品回収業者を利用する際には、評判についても調べておきましょう。中には、不法投棄、見積もり以外の料金の請求を行うような悪徳業者が紛れていることもありますので、注意してください。
ハンガーラックがほしい人がいたら譲ってしまう
ほしい人に譲るという処分方法もあります。状態の良いハンガーラックであれば、中古でもほしいという人がいるかもしれません。身近な人に聞いてみるか、フリマアプリ、インターネットサイトなどで、ハンガーラックがほしい人がいないか探してみると良いでしょう。
この方法は、ほしい人を見つけるまでの手間や時間がかかってしまうのがデメリットです。ただ、誰かに譲ってしまえば、解体することやゴミに出す罪悪感もなくなりますし、環境にも優しい処分方法と言えます。不用なハンガーラックやコートハンガーを譲るときは、トラブルを避けるためにも、状態を正直に伝えるようにしましょう。
ハンガーラックやコートハンガーを売却する方法
まだ使える状態のハンガーラックやコートハンガーであれば、売れる可能性もあります。捨てるのがもったいない場合には、買取も検討してみると良いでしょう。
有名ブランドや有名デザイナーの作品は買取へ
買取率が高いハンガーラックやコートハンガーは、人気のインテリアブランドのもの、有名デザイナーが手がけた作品などです。特に、高額買取が期待できるブランドは、以下の通りです。
- コサイン(cosine)
- カリガリス(calligaris)
- フリッツハンセン(FRITZ HANSEN)
- アデペシュ(a.depeche)
- イデー(IDEE)
ハンガーラックやコートハンガーを高値で売る方法
不用なハンガーラックやコートハンガーは、街のリサイクルショップでも買取してもらえます。ただ、リサイクルショップは、ブランドやインテリアに詳しいスタッフが在籍していないことが多く、買取額が安くなってしまう可能性があります。
最悪の場合には、買取拒否されることや回収品扱いになってしまうこともあるので、注意してください。有名ブランド品のハンガーラックを高値で売りたい方は、ブランド家具買取専門業者で査定を受けてみると良いでしょう。多くのブランド品をチェックしてきたスタッフがいる専門業者ならば、きちんとした査定を行っているため、リサイクルショップよりも良い値段で売れやすくなります。
査定前にできる範囲できれいに掃除しておこう
見た目をきれいにしておくと、査定額がアップしやすくなります。売りに出す前に、できる範囲できれいに掃除をしておくと良いでしょう。ただし、アルコール消毒などを行うと、塗装などが剥げてしまう場合があります。
掃除を行う際には、素材をよく確認したうえで、最適な方法を選ぶようにしてください。適切な掃除方法がわからないときは、柔らかいクロスなどで、ほこりや手垢を軽く拭き取っておくだけでも十分です。
保証書、付属品、オプション品も一緒に査定に出す
保証書、付属品、オプション品などの有無も査定に影響する場合があります。購入してきたときに付属していたものをできるだけ揃えてから、売りに出したほうが良いでしょう。買取ショップでは、できるだけたくさんのものを買取したいと考えているところがほとんどです。
そのため、1点だけよりも、複数点のほうが買取率が高くなる場合があります。ハンガーラックやコートハンガー以外にも売りたいものがある場合は、あわせて査定に出すことをおすすめします。
ハンガーラック・コートハンガーを買取してくれる業者は?
有名ブランド、デザイナーの作品なら、エルラインがオススメ!
エルラインはブランド家具とデザイナーズ家具だけに特化して買取を行っている業者です。手放したい、売却したいと思っているハンガーラックやコートハンガーが、コサイン、カリガリス、フリッツハンセンなどの有名ブランドのものであれば、普通の家具買取業者やリサイクルショップよりエルラインの方が高値の査定になる可能性が高くなります。
あらゆるブランド家具とデザイナーズ家具を買取しているので、ハンガーラック一点からの依頼はもちろんですが、他の家具と合わせて査定に出しても積極的に買取してもらえます。
京都市内最大級のリサイクルショップ、京都リサイクル王国
京都リサイクル王国は京都市の右京区に本店、他にも天神川や京都西院、千代原口、御池にも店舗があるリサイクルショップで、かなり幅広いジャンルのものを買取しています。買取実績から雑誌での掲載経験もあります。京都リサイクル王国では出張買取品目一覧にハンガーラックが掲載されていて、基本的に購入から7年以内が買取対象になるそうです。他にも家具に限らず買取してほしいものがあれば一緒に相談してみましょう。
参考:京都リサイクル王国
東京で家具や家電を高価買取している、チェリーズマーケット
チェリーズマーケットは東京の買取専門店で、家具や家電を高価買取しています。チェリーズマーケットには家具のメンテナンスができる専門の職人さんが在籍しているので、少しの傷や汚れは綺麗にできるからこそ高価買取ができる仕組みになっています。収納家具の買取としてハンガーラックやコートスタンド、洋服掛けの買取も行っていて、ブランド家具なら高価買取の可能性大、またショップやオフィスからの大量買取も対応しています。
参考:チェリーズマーケット
ハンガーラックなどの処分方法のまとめ
今回は、不用になったハンガーラック、コートハンガーなどの処分方法についてご紹介しました。処分する前に、ハンガーラックの素材や大きさ、ブランドなどを確認しておきましょう。解体が可能であれば、自治体のゴミ回収を利用するが一番便利ですし、お金もほとんどかかりません。
捨てるのがもったいないときはほしい人に譲るのも手です。有名ブランド品であれば、高値で売れる可能性があります。ブランド家具買取専門業者で買取してもらえないか相談してみると良いでしょう。
売却する場合であっても、不用品回収業者を利用する場合であっても、業者選びは慎重に行うようにしてください。