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スウェーデンの人気デザイナー「ハンス・アウネ・ヤコブソン」の照明って売れるの?

小山大作小山大作

不用品を売る・買取してもらう方法

初めて照明にパイン材を取り入れたことで知られる「ハンス・アウネ・ヤコブソン」。実は日本ともつながりのあるデザイナーです。彼の代表作であるエリッセシリーズは各国の美術館などでパーマネントコレクションに選ばれています。そんなハンス・アウネ・ヤコブソンの照明が不用になってしまったら、どうすればよいのでしょうか。

彼の作品は日本の歴史ある照明ブランド、ヤマギワで多く取り扱われています。ヤマギワは高い人気があり、中古市場で需要があるブランドです。新品に近い状態で、まだ使えるのなら売却を検討してみることをおすすめします。

ここでは、ハンス・アウネ・ヤコブソンの買取価格が期待できる照明のご紹介をはじめ、売却するときに注意しておきたいポイントなどをまとめてお伝えしていきたいと思います。

ハンス・アウネ・ヤコブソンについて

1919年にスウェーデンのゴットランド島で生まれたハンス・アウネ・ヤコブソンは、18歳から家具デザイナーの勉強を始め、巨匠として知られるカール・マルムステンのもとで学びました。スウェーデンやフィンランドでデザイナーとして活躍した後、1951年に自身の会社を設立します。

1957年に北欧産のパイン材を使った照明器具は彼の代表作となり、世界各地の美術館で展示されました。1980年代に生産は終了しましたが、日本の照明メーカーであるヤマギワの依頼により1997年に復刻、ヤコブソンランプとして現在も販売されています。その際、ヤコブソン自ら製造のノウハウを伝え、試作を何度も繰り返したそうです。

ハンス・アウネ・ヤコブソンで査定価格が期待できる家具

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)ペンダントφ600㎜

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)ペンダントφ600㎜

バリエーションが豊富なヤコブソンランプシリーズの中でも、北欧産のパイン材を細く重ねたタイプのペンダントライトです。パイン材は直径に合わせて専用の機械でカットし、ロールをかけ、一か所ずつ桟に釘で止めていきます。

パイン材を通して漏れる光は温かみがあり、空間を穏やかに照らしてくれます。天然素材の持つ柔らかい雰囲気は和モダンや北欧テイストなど、さまざまなインテリアとも相性抜群です。

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)フロア照明

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)フロア照明

シェード、ポール、ベースのメインパーツはすべて天然のウッド素材でつくられています。シェードの上下に光が広がるように設計され、落ち着いた明るさでリラックスできる空間をつくりだしてくれます。

パイン材の色合いをそのまま活かしたパインと、こげ茶色の塗装を施したダークブラウンカラーを展開しています。ダークブラウンカラーはお部屋を引き締めてくれるような重厚感を感じさせます。

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)ペンダントφ400㎜

ヤコブソンランプ(JAKOBSSON LAMP)ペンダントφ400㎜

当時エリセット(Ellysett)シリーズとして製造されていたペンダントライトですが、日本に合わせたサイズで復刻されました。ヤコブソンランプの特徴であるパイン材を通してこぼれる優しい灯りは、焚火のような柔らかな光をイメージさせ、やすらぎの空間を演出します。

目の詰まった美しい木目のパイン材は、灯りを付けていないときも美しい佇まいです。バリエーション豊富なサイズを展開しています。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ハンス・アウネ・ヤコブソンの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。 高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。 拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。 査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。

まとめ

今回は主にハンス・アウネ・ヤコブソンのパイン材を使ったヤコブソンランプについてまとめました。全てヤマギワで取り扱いがあり、質の高さと人気から高価買取が期待できると思います。ヤコブソンはパイン材のランプ以外にも他の素材を使ってデザインした照明などを発表しています。こちらは現在販売されていないので、希少価値から予想外の買取額が付くかもしれません。まずはお持ちの家具がどんなアイテムなのかしっかりチェックしておきましょう。

手放すことを決めたなら、少しでも高く売りたいものですよね。汚れたままの照明ですと、買取額が大幅に下がることがあります。パイン材はほこりが付きやすいので、はたきなどで軽く払い落してください。水ぶきは傷める原因になりますので、注意が必要です。少々面倒かもしれませんが、メンテナンスをしっかりしておくことで、買取の失敗を防げますので、ぜひお試しください。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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