北海道民芸家具について
北海道民芸家具は柳宗悦や河井寛次郎らによって提唱された「用の美」という「生活用具の中にこそ本当の美しさがある」という思想に感化され1964年に北海道から生まれました。初代の大原総一郎氏の父・孫三郎はクラレの創業者としても知られています。2009年より飛騨産業が北海道民芸家具の経営や製造を引き継ぐことになりました。
北海道民芸家具は主に樺材を使っています。特徴的な赤みのある色合いは塗装によるものです。樺材の元々の白木に植物系のラッカー塗装を10回ほど手作業で繰り返して、天然木目の美しさを引き立てています。
北海道民芸家具で査定価格が期待できる家具
HM800 ビューロー
北海道民芸家具のビューローシリーズは明治から昭和初期の北欧のデザインをベースにつくられた上品なシルエットが特徴です。リビングやベッドルームなどに置けば、書斎スペースが生まれます。
使用されている木材は、北海道の選び抜かれた無垢の樺材です。フラップ部分や開き部分の木材は分厚く、木の香りが感じられます。堅牢なつくりながら、取っ手などには繊細さも感じられるデザインです。フラップ部分を開けると、本などが収納できます。
HM137K サイドボード
北海道の高級樺の木材を贅沢に使ったサイドボードです。重厚さを感じさせるデザインで、木彫りの工芸品を思わせます。リビングに置けば、主役になれる存在感です。ガラス扉には、カットガラスが使われています。
サイド扉には框(かまち)といわれる角材を方形に組んだ枠に板がはめ込まれた框組みという伝統的な構造を用いています。手間ひまを惜しまず、精巧な技法が詰め込まれたサイドボードです。
HM114K 本箱
北海道民芸家具の本棚はどっしりとした重厚感のあるつくりが特徴です。観音開きの扉に使われているガラスは幅広面取り加工が施されていて、磨きガラスをはめ込みしてあります。HM114Kは蔵書が増えれば、本棚を追加して組み合わせてスペースを広くすることが可能です。
北海道民芸家具の家具のほとんどには人間国宝、芹沢銈介先生のデザインのロゴの焼き印が押してあります。北海道民芸家具をお持ちでしたら、一度お確かめくださいね。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
北海道民芸家具の家具を高く買取してくれるおすすめ業者
ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー
カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。
会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。
東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。
宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。
参考:ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー
まとめ
北海道民芸家具を何十年と永くお使いですと、価値がないと思って処分してしまうかもしれません。家具はアンティーク的な価値も出てくるため、お金を払って処分してしまうのはもったいないことです。北海道民芸家具に力を入れて買取をしているショップであれば、予想外の金額で買い取ってもらえることもあります。
北海道民芸家具のほとんど家具にはロゴ入りのタグが付いています。もし、タグや保証書、説明書などがあれば一緒に査定してもらいましょう。なくてもロゴの焼き印が付いていれば、正規品の証明になります。また、査定の前に家具の状態や大きさなどできるだけ正確にショップに伝えておきましょう。査定がスムーズに行えますし、事前にある程度の査定金額も教えてもらえることもありますので、安心です。