インゴ・マウラーについて
1932年にドイツで生まれたインゴ・マウラーは、デザイン界の巨匠であり、繊細なデザインでアーティスティックな美しさから光の詩人や光の魔術師との異名があります。1960年代に発表した「Bulb(バルブ)」は彼が初めて手掛けた作品ですが、ソケット電球をモチーフした斬新なデザインで、インゴ・マウラーの代表作となりました。以後、彼のデザインには電球のモチーフが何度も登場しています。
照明以外にもドリアデの事務所やベルギー王立美術館などの大規模プロジェクトも手掛けています。また、妻であるドロシー・ベッカーと共同でヴィトラからウーテンシロなども発表しています。
インゴ・マウラーで査定価格が期待できる照明
フローテーション(Floatation)

フローテーションには和紙が使われています。インゴ・マウラーは日本の伝統工芸からインスピレーションを受けていたそうです。和紙でつくられた3枚のシェードが重なることで、空間を柔らかく照らします。
「Floatation」とは、「浮かぶ・浮遊する」などの意味がありますが、その名の通り、天井からふんわりと浮いているようなイメージです。直径は、75・100・120センチのものがあります。
ディライト(delight)

シンプルながら美しいウォールランプです。壁に掛けることもできますし、テーブルランプのようにも使うことができます。光を灯さないときは、まるでティータオルのようなフォルムです。
耐熱グラスファイバークロスの布シェードからほのかに光が漏れて、ドラマチックな雰囲気を演出します。伝統的な使い方に限らず、あらゆる素材やアイディアを試したインゴ・マウラーらしさあふれるランプです。
ワン フロム ザ ハート(One From The Heart)

ハートのモチーフが目をひくオブジェのようなテーブルランプです。「One From The Heart」とは「心からの贈り物」という意味。ハートを支える赤と青のベースは動脈と静脈を表しています。
ハート中に光源が入っていて、光が放たれると、その上部に同じハート形のミラーが光が反射することで天井やフロアにも美しくシルエットが浮かび上がります。ベース部分にはワニが2匹隠れていたり、遊び心も感じられます。
買取価格をアップするためのコツ

売りたい照明のブランドや詳しい商品名をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ詳しい情報や状態を正確に伝える
照明のブランドや、ラベル、シェードなどに記載されている作品名や型番などを、出来るだけ全て確認して、査定申込み時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。
また当日にスムーズに査定から買取まで進めることにも繋がります。照明にとって重要な動作も査定額に大きく関わるので、動作の不具合もある場合は正直に伝えましょう。
保証書・付属品・オプション品を揃えておく
購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。照明はオプション品が少ない家電ではありますが、もしも持っているなら一緒に見てもらうと買取金額が上がりやすくなります。
日頃から定期的なクリーニングと、できる範囲での掃除をする
フロアランプやデスクライトのような照明は掃除しやすいですが、シーリングライトのような天井についている照明は難しいです。無理に掃除を使用として売りたい照明を壊したり、自分が怪我をしてしまっては本末転倒なので、”できる範囲”が大切です。
掃除しやすい部分でも査定前に一気に綺麗にしようとしても長い間ついていた汚れはなかなか落ちないので、持っている照明や掃除道具と、照明の種類に合わせた方法でクリーニングをしましょう。日頃から掃除したり、丁寧に扱うことが、いつか売却する時に高価買取に繋がります。
いくつかの業者やショップに査定を依頼する
同じブランドの同じ型番の照明でも、買取業者や売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。照明が買取品目に入っているブランド、デザイナーズ家具の買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドとジャンルが異なります。
必ず複数社で査定結果して価格やサービスの比較しましょう。但し、売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しなど日時に制限がある場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。
まとめて査定を依頼する
照明の買取を個人で買取業者に依頼をする場合、フロアランプやデスクライトだと単体の申し込みになるかもしれませんが、出来ればいくつかの照明をまとめて査定に出したり、家具を取り扱っているなら売りたい家具を見てもらうなど、できるだけ一緒に買取依頼をすると高額査定になりやすくなります。
また、シーリングライトやシャンデリアなど店舗や商業施設などであれば複数点をまとめて買取してくれる業者を選ぶといいでしょう。法人でもまとめて依頼することで買取価格のアップが期待できます。
売却時に気をつけたいこと

照明を売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、動作に問題がある、必要不可欠な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことをまとめました。
動作に不具合があると売れにくい
どんなに優れたデザインの照明でも照らすことがメインの役割なので、その動作に不具合がある場合は、基本的に売ることは難しくなります。電球が切れているだけなら自分で交換するか、少しだけ価格は下がりますがそのまま売却可能です。
希少価値のある作品や人気作品であれば正規ルートで修理に出すか、修理も可能な買取業者に査定依頼するのも一つの手です。
再販できないほどの、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
照明のベースやシェードに大きな汚れやキズがある、コードが伝線している場合は、誰も購入したいと思いにくいので再販が難しく、買取を断られるケースもあります。
ただし、買取業者・ショップによっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。
純正じゃない部品が使われていたり、自分で修理した経験がある
照明が壊れた際に、正規ブランドやメーカーではないところで修理をしたことがある方は要注意です。
純正じゃない部品を使っていたり、また自分で修理した経歴があると、買取金額の低下もしくは買取不可の可能性もあります。また、故障していたり説明書や付属品がない場合も減額の対象になるため売却前に確認しておきましょう。
売りたい照明がリプロダクト品である
有名ブランドや人気デザイナーのリプロダクト品だとしても、基本的に価格が付きにくく売却が難しい場合があります。どんなに美しいデザインでもリプロダクト品は高価買取対象外ということは覚えておきましょう。
買取業者では断られてしまっても、町のリサイクルショップやヤフオクやメルカリなどフリマアプリではリプロダクト品でも売れる場合もあります。どうしても売りたい場合は検討してみるのも手です。
インゴ・マウラーの照明を高く買取してくれるおすすめ業者
リサイクルショップ チェリーズマーケット

チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。
ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、
ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。
参考:リサイクルショップ チェリーズマーケット
まとめ
インゴ・マウラーは、日本から多くの刺激を受けていたといわれています。上記でご紹介した「Floatation」以外にも和紙を使った「MaMoNouchies」シリーズを発表しています。これは20世紀を代表するアーティスト、イサム・ノグチへのオマージュでもあります。和紙を使ったシリーズはマウラーの代表作となっています。
和紙を使ったランプはデリケートなので、査定の際は細心の注意が必要です。心配な方は、出張買取を利用するのがおすすめです。取り外しもプロの方が行ってくれますので、ランプが傷ついたり、和紙を破ってしまう心配もありません。インゴ・マウラーのランプは繊細なつくりのものが多いので、プロの方に任せれば安心です。面倒な梱包などもする必要がありませんので、時間のない方にもおすすめの方法です。