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世界で活躍するジャスパー・モリソンの家具を売却する際に知っておきたい基礎知識。人気作品や売却のコツなど

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

現在、影響力がとても強い人物として話題のジャスパー・モリソンの家具は一体いくらで売れるのか、現行で販売されていない作品はどうなのかなどを、このページではまとめて記事にしました。家具以外にもジャンルを問わずにプロダクトデザインをしているので、買取業者によってはまとめて買取してくれるところもあります。

特に有名な作品や古くて手に入らない作品、日本では販売されていない作品などは思いがけない査定額になることもあります。自分である程度価格を検索したら、必ずジャスパー・モリソンの知識や取り扱いがある査定員に見てもらいましょう。

ジャスパー・モリソンについて

ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)は1959年にロンドンで生まれました。美術大学を卒業したジャスパー・モリソンは数多くのプロダクトデザインを手掛けていて、家具以外にも雑貨や家電、食器やアクセサリーでもジャスパー・モリソンの名を見ることができます。2005年には深澤直人との共同プロジェクトも立ち上げていて、話題になっています。

作品のある家具ブランドはカッペリーニ、フロス、マルニ、マジス、無印良品、ヴィトラ、ローゼンタールなど国境関係なく活躍しています。「スーパーノーマル」という理念もあって、シンプルながら一目見たら忘れられない作品たちは、美術館などに収蔵されています。

ジャスパー・モリソンで査定価格が期待できる家具

ガンベッタ(GAMBETTA)ソファ

ガンベッタ(GAMBETTA)ソファ

ガンベッタは一般家庭でも個性的なソファとして目を惹きますが、公共施設やオフィスなどのラウンジ、休憩室などでも活躍している作品です。

ジャスパー・モリソンがカッペリーニで2012年に発表した作品で、日本では販売されていないのでなかなか見られない作品でもあります。直線と直角で形成されたソファですが、背もたれのトップ部分だけラウンドデザインで、背中へのフィット感もよいです。

シンキングマンズチェア(Thinking Man’s Chair)

シンキングマンズチェア(Thinking Man's Chair)

ジャスパー・モリソンがデザイナーとして最初の頃に制作した、古めの作品のシンキングマンズチェアです。道端にあったシートもクッションもないチェアの枠だけを見て、インスピレーションを得たそうです。

クッションやシートもない代わりに、数か所に白い文字で寸法が書き込まれている、とても面白い作品です。波打つようなアームレストやカーブの美しい座面のフレームは、座らないで置いておくだけでも印象的です。

スリーソファデラックス(THREE SOFA DE LUXE)

スリーソファデラックス(THREE SOFA DE LUXE)

1992年にカッペリーニで作られた作品、スリーソファデラックスです。背もたれにもなっているフレームは長方形ですが、シート部分が知覚的にかなり印象の強いデザインになっています。

彫刻のような美しさで、あるだけで優雅さを発揮します。ポプラの合板ともみの木でフレームが作られていて、高密度のポリウレタンフォームが中に詰まっています。レッグは目立ちすぎないクールな艶のあるアルミニウムを使っています。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ジャスパー・モリソンの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

ジャスパー・モリソンの個人作品やカッペリーニでの作品を紹介させて頂きました。他にもマジスのエアチェアやエアテーブル、ヴィトラのプライチェア、フロスのグローボールという電球も知名度が高くて、人気も衰えない代表作品です。家具によって使われている素材が全く異なるので、お手入れの方法は各ブランドのページを見るか、購入時の取り扱い説明書をしっかり確認してください。

近年も家具や雑貨などを数多く生み出しているジャスパー・モリソンは、現行作品でも古くて購入が難しい作品でもデザイナーとして強い人気があるので買取してもらえることが殆どのようです。特にブランド家具買取専門やデザイナーズ家具買取専門ショップ/業者なら高価買取になりやすいです。手放す家具や使っていない家具がジャスパー・モリソンの作品なら、廃棄する前に無料査定をしてみてはいかがでしょうか。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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