小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
人気ドラマでも使用される「カジャ」のアジアン家具。インドネシアの職人たちがつくった、リゾート感あふれるアジアンテイストの家具は非日常的な空間づくりには欠かせないアイテムとして人気です。古材や廃棄された貝などを再利用した、サステナブルな家具でもあります。そんなカジャの家具でも、引っ越しや模様替えなどライフスタイルの変化で不用になってしまうこともあるかと思います。
ウォーターヒヤシンスを使った家具などは海外のような開放的な雰囲気になり、幅広い世代の方に人気のアジアン家具です。もし、まだ使用できるのであれば廃棄してしまう前にまずは売却を検討してみてもいいかもしれません。カジャの家具は中古市場でも十分に需要があるので、売却できる可能性は高いと思います。
では実際に売却する際、どこに売却するのがベストでしょうか。ここではカジャの家具を適正価格で査定してくれるオススメの買取業者の紹介をはじめ、少しでも高く売るためのコツや注意点、買取価格が期待できるアイテムなどわかりやすく解説してきたいと思います。売る前にポイントを押さえて高価買取を実現できれば嬉しいです。
カジャはインドネシアをはじめ、アジア各国から家具や雑貨の輸入、デザイン販売を行っています。運営は東京にある大熊工業が行っています。「リゾートのように暮らそう」がコンセプトです。アジアでの買い付けをはじめ、自社デザイナーが商品デザインを現地に持ち込み、制作を行っています。そうすることで、日本のライフスタイルに合わせたデザインを実現しています。
インドネシアの文化を守るため現地の雇用を生み出すなどの活動も積極的に行い、家屋の廃材を再利用するなど環境にもやさしい家具作りを推進しているアジアン家具ブランドです。
カジャのカウチソファ、ファーゴはゆったりとした大き目サイズです。カバーリングは取り外し可能なので、ドライクリーニングすることができます。フレーム部分にはバナナリーフを採用しています。
いぶしたバナナの葉を細かく撚（よ）って編み込んでいます。実はバナナの木から実を収穫するとバナナの実はもう採れません。自然の素材を無駄にせず家具の素材として利用することで、環境にもやさしい家具を実現しているのです。
レギャンはバリ島のリゾートエリアの名前にちなんで付けられたそうです。心地良いビーチで過ごすようなイメージで、伝統的なソファのデザインをアレンジして、つくられています。
直線的なフレームには無垢材のチーク材を使用し、木目が楽しめるデザインです。バックスタイルは格子状になっていて、間仕切りとしても機能します。普通のソファに比べて、脚の高さがあり立ち座りも楽に行えるのも特徴です。
シェルフラワーランプは天然素材を使ったペンダントランプで、すべて職人の手作業で作られています。お花が集まったような丸いフォルムは、光が灯らないときもお部屋をおしゃれに見せてくれます。
素材にはカピス貝を使い、その上に色付けをすることで、よりきらびやかに空間を演出するカジャの人気アイテムです。シェルから漏れ出る光は、花びらのような影をつくり幻想的な雰囲気になります。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。
自然素材をたっぷり使ったカジャの家具をご紹介しました。アジアンテイストのインテリアは、北欧スタイルなどと並ぶ人気を誇るスタイルです。しかし、専門の買取店でないと買取を断られてしまうこともあります。買取店選びは慎重に行いましょう。できれば複数の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。そうすることで買取の相場もわかりますし、買取価格の交渉材料にもなります。
また、査定の前には簡単なお手入れをするようにしましょう。見た目がきれいなものは高値が付く場合が多いようです。ファーゴオミソファのようなバナナリーフを使った編み物系のものは、柔らかいブラシや掃除機で編み込み部分のゴミを吸い取るようにしてください。カジャでは素材別のお手入れ方法なども公開していますので、そちらも参考にお掃除をして高価買取をじつげんしてくださいね。
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