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イタリア家具の高級家具「ポルトローナ・フラウ」の家具を高く売るために知っておきたい基礎知識

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

1912年にイタリア北部のトリノで創業したポルトローナ・フラウは、100年以上の歴史を持っていて、伝統的なヒストリカルコレクションと、デザイナーや建築家によるモダンコレクションがあります。モダンコレクションでは、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)やピエール・ルイジ・チェッリ、ジャン・マリー・マッソーなどのデザイナーとコラボレーションしていて、コラボレーション作品は中古市場でも安定して人気があります。

ここではポルトローナ・フラウの中でも特に中古市場で需要があり、買取価格に期待をもてる作品をいくつか紹介していきます。処分をお考えの方、買い替えをご検討中の方、売却しようか悩んでいる方のご参考になればと思います。また少しでも高値で売る方法などもご紹介します。

ポルトローナ・フラウについて

職人の手によって作られるポルトローナ・フラウは、1926年にはイタリア王室の御用達として、フェラーリの内装カスタマイズやホテル、飛行機の内装を手掛けているブランドとして、最高級の革と、エレガントでいて芸術的なデザインの高さとしても知られています。2001年にはウィーンのTHONET、2004年にはCappellini、2005年にCassinaがグループ企業となりました。

仔牛の革を加工して作られるペレ・フラウは、肌に馴染む独特な柔らかさがあって、96種類ものカラーバリエーションを生み出しています。伝統を大切に引き継ぎつつも、新しいものへの挑戦も忘れないそんなスタンスで幅広い層からの支持を集めています。

ポルトローナ・フラウで査定価格が期待できる家具

ブリーフ チェア

ブリーフ チェア

ブリーフ(Brief)チェアは、アルゼンチン出身のエミリオ・アンバス(Emilio Ambasz)がデザインしたチェアで、マネージャーモデルと、背もたれと座面が揺れるシンクロンシステムが搭載されている、プレジデントモデルとエグゼクティブモデル、座面を元の位置に戻すスイベル機構の付いたミーティングモデルの4つのモデルが展開されています。

背もたれと座面、アームレストが体格に合わせて適応しサポートしてくれて、快適な座り心地です。

Kennedee 3人掛けソファ

Kennedee 3人掛けソファ

Kennedeeは、モダンでエレガンスな印象のモジュール式のソファで、ジャン・マリー・マッソー(Jean-Marie Massaud)がデザインしました。

直角とダイナミックでいて無駄のない直線、カーブに構成可能なモジュールによって、使い勝手がよく様々にレイアウトすることができます。背もたれが低めなので、空間に威圧感を与えることなくて、都会的で個性的なデザインが魅力的です。

デッザ ラウンジチェア

デッザ ラウンジチェア

デッザ(Dezza)ラウンジチェアは、1965年にジオ・ポンティ(Gio Ponti)がデザインし、独自のスタイルとフォーマルな美しさ、そして軽さも特徴の一つです。ブナから作られた構造で、張り地はペレ・フラウとCavallinoレザーを使用していて、曲線を描いているアームは一枚革で仕上げられています。

シンプルなフォルムですが、背と座にカウスキンを採用することで上品で洗練された印象を与えています。

買取価格をアップするコツや工夫

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ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ポルトローナ・フラウの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

エミリオ・アンバスやジャン・マリー・マッソー、ジオ・ポンティといったデザイナーがデザインした家具が人気で、買取価格も高値で買取されています。ポルトローナ・フラウは芸術性やデザイン性の高い家具ばかりなので、もし処分しようか売却しようか検討中でしたら、売却することをオススメします。中古であっても需要がかなりあるので、多少使用感があっても買取してもらえる可能性が高いです。

その際、無料見積もりをいくつかの業者から出してもらい、良い条件で買取してくれる、正しい知識を持った業者をぜひ見つけてください。デザイナーズ家具買取業者やブランド家具買取業者などの方が高値で買取してもらえる傾向があるようなので、ご参考にしてみてください。少しでも高く売れるように、最低限のお掃除や付属品などお忘れなくお願いします。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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