小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
起立木工は人にやさしく、木の温もりが感じられるテイストが人気の家具ブランドです。今回は起立木工の家具を売るときに知っておきたいポイントや少しでも高く売るためのコツなどをご紹介いたします。世代に関係なく長く使えるデザインのものが多いので、目立つ汚れや傷がなければ、高価買取も期待できるでしょう。
同じシリーズでもサイズや素材が違うと雰囲気も変わりますし、買取価格に違いが出てくることもありますので、保証書や購入時の明細などで確認しておきましょう。それでは、起立木工の家具について詳しくチェックしてみましょう。
起立木工は、1949年に静岡で創業し70年以上の歴史のある家具ブランドです。企画開発から設計、製造まで自社で行うことで、高品質な家具をつくり続けています。国内にある2つの工場ではトヨタ生産方式を導入し、起立木工の高い品質をキープしています。自社家具以外にも、オランダをはじめ、イギリス、フランスなどのヨーロッパ各国からも家具を輸入を行っています。
起立木工のデザインの特徴は、人に優しいユニバーサルデザインであることです。誰にでも使いやすく考慮された家具作りに積極的に取り組んでいます。官公庁や病院、介護施設などでも使われています。
リーベシリーズはナラ材を使った北欧テイストが特徴のシリーズです。仕上がりが美しいオイル塗装が施されています。サイドボードはデザイン性もあり、機能性も兼ね備えています。
引戸内の可動棚を上段に設置し、引出を移動させると、オープンスペースになって、AV機器が収納できるようになっていますので、ハイタイプのテレビボードとしても使用可能です。引出最上段の裏は取り外しができるので、配線ルートもとてもスムーズです。
扉が跳ね上げ式となっていて、本体に収納できるようになったテレビボードです。両サイドに引き出しが付いていて、DVDなどが収納できます。空間の圧迫感を抑えるため、高さは低めに設定されています。
天板奥にはテレビの配線コードを通せるように欠けこみがありますので、壁にぴったりと配置することが可能です。140センチと165センチサイズがあり、材質はウォールナットとオークの2種類がラインナップされています。
ナラ材を贅沢に使ったラックシリーズです。電話台や玄関横などにぴったりのサイズとなっています。引き出しはA4用紙サイズが入ります。シンプルなデザインのように見えますが、前脚が反っている猫脚の様になっていたり、天板の縁などにもさりげないデザイン性が伺えます。
棚は可動式なので、収納するものの大きさによって変えることができるようになっているのも便利です。幅は約36～56センチのものがあります。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。
リーベ、ノーラ、リードと3アイテムをご紹介いたしました。お持ちのものはありましたでしょうか？起立木工は上記以外にもたくさんのシリーズを発表していますので、売る前にアイテム名を確認してみてくださいね。事前にアイテム名や購入場所、購入した年なども控えておくと、査定に出す際のやり取りもスムーズになります。付属品の有無や傷などもチェックしておくことで、実際の買取額に近い査定額も教えてもらえます。
売りたい家具が小さいものでしたら、実際のショップに持って行ったりもできますが、運び出す際には傷つけないように注意が必要です。不安であったり、大きめの家具であれば、出張買取を行っているショップを選びましょう。搬出に手数料がかかる場合もあるので、こちらも事前にチェックしておきましょう。
Author
人気記事
CATEGORY
