小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
キタニは日本の家具の名産地と知られる飛騨高山で設立されました。北欧の有名デザイナーとライセンス契約を結び、質の高い家具を作り出しています。北欧家具製作の技術を継承しながら、キタニの技法と日本の素材を融合させた家具はまさに芸術品です。
キタニの買取人気アイテムは、フィン・ユールデザインのFJ-01チェアですが、ブランド家具の知識のないショップに持ち込んでしまうと安く買いたたかれてしまうので、注意が必要です。ここではキタニの人気アイテムをご紹介しながら、ショップ選びのポイントなどについてまとめています。
元々はウレタンフォームの加工や椅子張りをしていたキタニですが、高齢者福祉施設向けの家具の受注生産をはじめたことで北欧家具のハイレベルさに圧倒され、福祉施設家具を学びにデンマークへ出向きました。学びの過程で北欧家具をリペアしていくことで、技術が培われ、本場のデンマークでも失われつつある家具製作の技術を継承したいと願い出たそうです。
名匠と呼ばれるイブ・コフォード・ラーセン氏から直接技術などを伝承され、フィン・ユールをはじめ、シグード・レッセルなど有名デザイナーのライセンスを取得しました。現在、デンマークでは生産されていない北欧の名作家具33アイテムをキタニがライセンス生産しています。
IL-03は、デザイナーのイブ・コフォード・ラーセン氏の代表作と呼ばれる名ソファです。クリステンセン＆ラーセン社より1956年に製作され、エリザベス女王も購入したことから「エリザベスチェア」とも呼ばれている「IL-01」を横に長くして2人掛けにしたのがIL-03です。
座面は継ぎ目がないクッションタイプで、フレームの華奢なラインとさりげなくつながっているユニークなデザインとなっています。
キタニのオリジナルデザインですが、やはりデンマークなど北欧デザインが感じられるテレビボードです。160cmと130cmのサイズがあります。内部にはDVDデッキやオーディオ機器の配線がしやすいよう、背面の上下にヶ所に配線孔がポイントです。
引き出しの内部にはトレイが内蔵されていて、CD270枚、DVDが120枚収納できるようになっています。引き出しも閉める際にゆっくりと閉まるので、閉める時の衝撃音を防いで、木材も痛めません。
1950年に、デザインはイブ・コフォード・ラーセン氏が手掛け、クリステンセン＆ラーセン社により製作・発表されました。背もたれとひじ掛けが一体化した独創的なデザインのチェアです。
緩やかにカーブしたアームと背中部分が身体を包み込んで、快適な座り心地を実現しています。背もたれを支えるフレームは後ろ脚が2本そのまま伸びたような特徴的な構造となっていて、背後からみても美しいデザインです。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
キタニが作る北欧名作家具は工芸品的な要素も強いので、高めの買取価格で取引されています。北欧家具の需要は高いままキープしていますので、売るか処分か決めかねている場合は、売却がおすすめです。家具の名産地といわれる飛騨高山で日本の技術と北欧の技術を癒合させたアイテムは、多少の使用感があっても買取してもらえるでしょう。
どうせ売るなら高価買取してほしいものですよね。買取を依頼する場合、重要なのがショップ選びです。キタニの家具ならば、北欧家具の知識が豊富なところに依頼しましょう。知識だけでなく、キタニの家具の買取経験が豊富なところを選ぶとよいと思います。また、依頼する際も複数のショップに無料見積りを出すことで良い条件で買い取ってもらえるところを見つけてくださいね。
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