大型家具の定義を知ろう
いざ大型家具を売ることになっても、大型家具の定義がどのようなものなのか疑問に思っているのではないでしょうか。大型家具の定義には、明確なものはありませんが、一般的には一人で運べない家具に対して、大型家具というような言葉を使っています。
例を出すと、ベッドやマットレスも大型家具になりますし、大きめのタンス、複数かけられるソファなども該当するでしょう。
また、このように大型家具の定義は微妙に曖昧なので、業者やショップによっても大型かどうかの定義は異なってきます。そのため、あまり深く考える必要はありません。
売れやすい大型家具
大型家具で売れやすいかどうかは、自身が大型家具を販売する立場になってみるとわかるでしょう。つまり、再販できるかどうかが基準になってきて、その商品が売っていれば、ほしいと思えるなら、売れる可能性は出てきます。
ブランド家具やデザイナーズ作品
ブランド家具やデザイナーズ作品は、家具として使えるだけではなく、付加価値がありますので、当然、売れる可能性は高いです。大小問わずに人気が高いので、どのような商品であってもブランド家具やデザイナーズ作品なら期待することができます。
また、大型家具の買取にあまり前向きではない店舗であっても、ブランド家具というならば、買取してもらえる可能性もあるのです。
つくりやデザインが良い
大型家具は実用性を考えれば、つくりが頑丈なほうが良いです。そのため、お客さんの中には、つくりの頑丈さをポイントに商品を選ぶ人も多いのです。
また、普遍的なデザインのものだったり、人気のデザインのものだったりする場合は、売れる可能性が高くなります。大型家具には、インテリアとしての用途もありますので、デザインは良いに越したことはありません。
購入してから日が浅い大型家具
購入してから日が浅い大型家具は売れる可能性が高いです。新品は高くて買えないので、中古品を狙っている層もいますし、新しければ新しいほど売れやすいといえるでしょう。
また、家具は経年劣化によって美観が損なわれてきますので、そういった意味でも新しい家具の方が売れる可能性は高いです。
売れにくい大型家具を知ろう
大型家具を売りたいなら、売れにくい大型家具も知りましょう。最初に説明したとおり、大型家具とは運搬しにくいものを指しますので、いざ店舗に持っていって、売れない場合は、かなり時間や労力の無駄になってしまいます。
傷や汚れがある大型家具
大型家具にはインテリアとしての用途もありますので、傷や汚れがある大型家具は売れにくいです。また、傷や汚れで査定額が下がったり、売れなくなったりするのは、買取における基本です。
自分でも簡単にきれいにできる程度なら問題ありませんが、汚れが酷いものは売れない可能性も高いでしょう。さらに、大型家具の場合、注意が必要な汚れとしてカビがあります。
傷の場合はある程度大きくても、自分のところで修繕できるような設備を備えている業者なら買い取ってくれる可能性もあります。
製造から年数が経っている大型家具
製造から年数が経っている大型家具は基本的に売れにくいです。どんなに丁寧に扱っていても、経年劣化によって、軋みや歪み、または使用感などが発生してしまいます。
さらに、一昔前のものだとデザインが古くさい感じになってしまう可能性があり、この場合も需要はあまり見込めません。単純に古い家具の需要が少ないという点も踏まえておく必要があるでしょう。
組立式家具
組立式家具は売れにくいです。最近はニトリやIKEA、さらにネット通販などで組立式のものが安価で販売されていますので、わざわざ中古品に手を出すというお客さんも少なくなっています。
また、組立式家具の場合、解体する際に強度が下がることが多いです。特に古くなった組立式家具は、解体によって破損してしまう可能性も高いです。
さらに、ニトリやIKEAなどの家具を見てもわかると思いますが、組立式家具には元々、安価なものが多く、値段を付けにくいというのが実情となります。
ベッドやソファは衛生面から売れにくい
中古のベッドやソファは売れにくいという特徴を持っています。その理由が衛生面の問題で、これらのアイテムは身体に直接密着するものなので、中古品は汚いというイメージを持ってしまっている人が多いのです。
中古品ということで、あまりお金をかけてクリーニングするわけにもいかないので、難しいところがあるでしょう。ブランド家具や状態が非常に良いものなら売れる可能性はありますが、基本的に売れにくいということは覚えておくと良いです。
売る方法から業者を選ぶ
大型家具は運搬が大変なので、売る方法から業者を選ぶことも大切です。いくら高く売れるからといって、売る方法を考えておかなければ、逆に送料でお金がかかってしまったり、スムーズに運べなかったりします。
出張買取が1番おすすめ
大型家具を売るなら出張買取が1番おすすめです。大型家具は運搬が大変なので、出張買取で搬出までやってくれるところだと非常に助かります。また、搬出可能かどうかは、業者によって異なってきますので、事前にしっかりと相談しておきましょう。
大型家具の送料はかなり高くなってしまいますので、搬出してもらえるか、してもらえないかによって、まったく状況は異なってくるのです。大型家具の出張買取は、業者によって搬出や運搬、出張費用などに差がありますので、この部分は事前によく調べておくと良いでしょう。
宅配買取で好きなショップを選ぶ
宅配買取で好きなショップを選ぶのも良いでしょう。サービス比較をすることができるので、より有利な条件で売れる可能性があります。大体、どのショップでも宅配買取サービスは提供していて、らくらく家財宅急便を利用すれば、梱包や運び出しまで任せることができます。
送料の負担は業者によって異なってきますので、送料を踏まえたうえで比較すると良いです。ただし、注意点としては、査定結果に満足できなかった場合は二度手間になってしまうというものです。
持込買取
持込買取の利点は、送料などの負担を考えなくても良い点です。しかし、あくまでも自分で運べる自信のある人だけで、注意が必要です。たとえば、運搬するための大型車を持っている場合や店舗がとても近くにある場合などになります。
また、一人では運べないので、家族や友人などに手伝いを頼める人という条件も入ってくるでしょう。場合によってはお礼を考えなければならないこともあるので、思ったよりも節約できないこともあります。
運搬の際に周囲のものを傷付けることもありますので、搬出や運搬には細心の注意を払うようにしましょう。
売るときに注意するポイント
大型家具は物が物なので、売るときに注意するポイントがいくつかあります。この部分に注意しなければ、せっかく売っても、あまり利益が出ないかもしれません。
業者選びはしっかりと比較する
大型家具は、業者によっても扱いの難しい商品です。そのため、業者選びはしっかりとしましょう。しっかりと比較することが重要で、口コミを調べることや料金形態を確認するのも大切です。
また、実際に問い合わせしてみるのもおすすめで、見積もりの際にスタッフの人柄チェックまで行うことができれば完璧です。
売る大型家具をできる範囲できれいにする
大型家具の見た目は査定に大きく関係します。そのため、できる限りきれいにしたほうが良いです。掃除するだけでも、見違えるようにきれいになることもありますので、できる範囲できれいにしておきましょう。
きれいに使っていたことをアピールできれば、商品の状態が総合的に良いと判断してもらえる可能性もあります。そうすることで査定額が上がるのを期待できます。
無料査定は注目ポイント
大型家具の無料査定は注目のポイントでしょう。無料で査定してもらえることができれば、査定額の比較をすることができるので、最も良い条件の業者に買取を依頼することができます。
修繕やメンテナンスができる職人がいるショップ
修繕やメンテナンスのできる職人を抱える業者なら、買い取ってもらえる可能性が高くなります。多少、傷がある場合や壊れていても、修理が可能なので、なるべく買取するという方向で考えてもらえるのです。
大型家具の場合、売れる売れないの差が激しい商品なので、こういった前向きな買取姿勢を見せてくれるような業者は嬉しいところでしょう。
大型家具を買取してくれる業者の紹介
デザイナーズ家具専門のスタッフがしっかり査定、ゼノン
デザイナーズ家具買取専門のゼノンは、大型家具でも無料で出張買取、デザイナーズ家具やブランド家具なら、どこよりも安心して査定を任せられます。長年、デザイナーズ家具だけに特化して買取を行ってきたので、最新の情報はもちろんですが、古い大型家具やヴィンテージなものでもちゃんと適切な査定ができます。買取強化中のデザイナー作品やブランドもあるので、お持ちの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ゼノンで査定してみる
個人でも法人でも大型家具大歓迎、エルライン
エルラインはブランド家具を専門に買取していて、個人宅の大型家具から法人での大量の大型家具の買取にも対応しています。展示場やショールームなどに使われていたものの買取も行っていて、ブランド家具をまとめて売りたい方にもオススメのサービスです。物流倉庫を持っているので持込買取もできますが、らくらく家財宅急便や出張買取が特に人気の買取方法になっています。
参考:エルライン
東京で15年、家具・家電・楽器などの買取店、アドア
東京都に複数の店舗を持つアドアは、ブランド家具やヴィンテージ家具はもちろん、普通の家具や家電、楽器なども買取を行っています。なかなか買取してもらえないベッドフレームの買取も積極的に行っているので、その他の大型家具も安心して依頼できます。店舗は東京ですが、出張買取や宅配買取も受付ているので、自分の住んでいる場所や売りたい物に合わせた買取方法を選択できます。
参考:アドア
ブランドものならブランド家具専門業者へ
ブランドものの大型家具なら、ブランド家具専門業者へ持ち込むのがおすすめです。一般的な買取店よりも、専門店の方がブランド家具の買取に特化しているので、その分だけ査定額が高くなる可能性があります。
売れなかったときは
売れなかったときは、残念ながら処分を考えるしかありません。処分にも手間やお金がかかるので、フリマアプリなどを利用して、他人に譲るという方法もあるでしょう。また、粗大ゴミや不用品回収業者、引っ越し業者などに引き取ってもらうのも良いです。
また、工具があるなら、自分で分解することもできますので、処分費用を軽減することができるかもしれません。
まとめ
大型家具は一般的な家具に比べると、売れにくいことがわかったのではないでしょうか。そのため、ブランド家具やデザイナーズ家具であるかというポイントは、より重要になってきます。
また、売る際には無理のないようにすることも重要で、厳しいなら業者に任せるという決断も必要です。