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デンマークで生まれの高級照明ブランド「ルイスポールセン」の照明を高く売るポイント。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ルイスポールセンの作品は、おしゃれな照明が好きな人にも、デザイナーのファンの人にも、また北欧家具が好きな人にも愛されているので、中古でもかなり需要があります。また照明器具はホコリが溜まりがちですが、他の日常的に触れる家具よりは傷や汚れが付きにくいので、正しい方法で掃除すれば、長く使ったものでも高価買取が期待できます。

照明器具といっても年式やデザイナー、また種類も豊富なので、査定額もバラバラです。ペンダントライトや屋外用ライトなどは取り外してみないと正しい製品情報や状態が確認できないこともあります。取り外しも無理をすると危ないので、安全に適切な方法でルイスポールセンを賢く売りましょう。

ルイスポールセンについて

ルイスポールセン(louis poulsen)は1874年にデンマークで生まれた照明器具のブランドで、トラディショナルなスカンディナヴィアデザインを大切に、今日も照明を作り続けています。拘るのはデザインだけじゃなくて、明かりの機能性についてもかなり追求されています。明かりをつけてもグレアを感じさせない構造や、適度に照らしてくれる仕組みなど、使う人の目線でデザイン、製造されています。

世界的に有名なデザイナーたちと制作していることでも注目されていて、アルネ・ヤコブセンやポール・ヘニングセン、ヴァーナー・パントンなど他の家具ブランドや建築分野でも著名な人物が集まっています。シンプルなものから複雑な構造のものまで、幅広い空間で活躍しています。

ルイスポールセンで査定価格が期待できる照明

PH スノーボール ペンダントライト

PH スノーボール ペンダントライト

ポール・ヘニングセンの作品のPH スノーボールは1983年に製品として発売されてから現在でも人気の落ちない作品です。重なるようなシェードは光沢とマットに塗り分けられていて、それに加えて計算され尽くしたシェードの角度の効果で、眩しく不快な光を全く感じなくできています。

ポール・ヘニングセンがPH スノーボールを最初にデザインした1958年には注目されませんでしたが、販売開始後に注目され始めました。

AJ ロイヤル ペンダントライト

AJ ロイヤル ペンダントライト

アルネ・ヤコブセンが1959年にホテルのためにデザインされた作品です。翌年の1960年から製品化されて、このシンプルなシェードと、下にも上にも光を放つ構造が商業施設から一般家庭でも愛用されています。

ペンダントライトといえば下を照らすだけなイメージがありますが、AJ ロイヤルは天井もほのかに明るくしてくれます。また、下から光を直接のぞき込んでも眩しさを感じない別売りパーツも作られています。

PH 5 ペンダントライト

PH 5 ペンダントライト

電球を包み込むデザインが特徴的なPH 5は、シェードのカラーバリエーションもとても豊富です。カラータイプのPH 5は明かりをつけた時にシェード部分がグラデーションのようになります。

1958年に発表されてから60周年を記念した、限定モデルも製造されています。デザインはポール・ヘニングセンで、2017年には従来のPH 5よりもコンパクトになったPH 5 ミニも生まれました。

買取価格をアップするためのコツ

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

売りたい照明のブランドや詳しい商品名をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ詳しい情報や状態を正確に伝える

照明のブランドや、ラベル、シェードなどに記載されている作品名や型番などを、出来るだけ全て確認して、査定申込み時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。

また当日にスムーズに査定から買取まで進めることにも繋がります。照明にとって重要な動作も査定額に大きく関わるので、動作の不具合もある場合は正直に伝えましょう。

保証書・付属品・オプション品を揃えておく

購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。照明はオプション品が少ない家電ではありますが、もしも持っているなら一緒に見てもらうと買取金額が上がりやすくなります。

日頃から定期的なクリーニングと、できる範囲での掃除をする

フロアランプやデスクライトのような照明は掃除しやすいですが、シーリングライトのような天井についている照明は難しいです。無理に掃除を使用として売りたい照明を壊したり、自分が怪我をしてしまっては本末転倒なので、”できる範囲”が大切です。

掃除しやすい部分でも査定前に一気に綺麗にしようとしても長い間ついていた汚れはなかなか落ちないので、持っている照明や掃除道具と、照明の種類に合わせた方法でクリーニングをしましょう。日頃から掃除したり、丁寧に扱うことが、いつか売却する時に高価買取に繋がります。

いくつかの業者やショップに査定を依頼する

同じブランドの同じ型番の照明でも、買取業者や売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。照明が買取品目に入っているブランド、デザイナーズ家具の買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドとジャンルが異なります。

必ず複数社で査定結果して価格やサービスの比較しましょう。但し、売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しなど日時に制限がある場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。

まとめて査定を依頼する

照明の買取を個人で買取業者に依頼をする場合、フロアランプやデスクライトだと単体の申し込みになるかもしれませんが、出来ればいくつかの照明をまとめて査定に出したり、家具を取り扱っているなら売りたい家具を見てもらうなど、できるだけ一緒に買取依頼をすると高額査定になりやすくなります。

また、シーリングライトやシャンデリアなど店舗や商業施設などであれば複数点をまとめて買取してくれる業者を選ぶといいでしょう。法人でもまとめて依頼することで買取価格のアップが期待できます。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

照明を売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、動作に問題がある、必要不可欠な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことをまとめました。

動作に不具合があると売れにくい

どんなに優れたデザインの照明でも照らすことがメインの役割なので、その動作に不具合がある場合は、基本的に売ることは難しくなります。電球が切れているだけなら自分で交換するか、少しだけ価格は下がりますがそのまま売却可能です。

希少価値のある作品や人気作品であれば正規ルートで修理に出すか、修理も可能な買取業者に査定依頼するのも一つの手です。

再販できないほどの、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

照明のベースやシェードに大きな汚れやキズがある、コードが伝線している場合は、誰も購入したいと思いにくいので再販が難しく、買取を断られるケースもあります。

ただし、買取業者・ショップによっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。

純正じゃない部品が使われていたり、自分で修理した経験がある

照明が壊れた際に、正規ブランドやメーカーではないところで修理をしたことがある方は要注意です。

純正じゃない部品を使っていたり、また自分で修理した経歴があると、買取金額の低下もしくは買取不可の可能性もあります。また、故障していたり説明書や付属品がない場合も減額の対象になるため売却前に確認しておきましょう。

売りたい照明がリプロダクト品である

有名ブランドや人気デザイナーのリプロダクト品だとしても、基本的に価格が付きにくく売却が難しい場合があります。どんなに美しいデザインでもリプロダクト品は高価買取対象外ということは覚えておきましょう。

買取業者では断られてしまっても、町のリサイクルショップやヤフオクやメルカリなどフリマアプリではリプロダクト品でも売れる場合もあります。どうしても売りたい場合は検討してみるのも手です。

ルイスポールセンの照明を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

リサイクルショップ チェリーズマーケット

チェリーズマーケット

チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。

まとめ

上記ではペンダントライトしか紹介できませんでしたが、他にもフロアランプやテーブルランプ、ウォールランプに屋外用の作品もあります。またスペアパーツやオプションパーツもあるので、もしも売るときには忘れずに付属品として一緒に査定に出しましょう。付属品があるとないとで、査定額が大きく変わることもあります。

他にもルイスポールセンのアイコン的存在のPHアーティーチョークやエニグマ、キャンベル、アエロスなども需要があります。シェードの素材や構造によって適切な掃除方法が異なるので、掃除をするときにはルイスポールセンのホームページを確認してから行ってください。複雑で繊細な構造の作品は壊れやすい面もあるので、買取の際には出張買取を利用することをオススメします。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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