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ベルギーの世界的デザイナー「マールテン・ヴァン・セーヴェレン」の家具を適正価格で売る方法。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ベルギーの世界的デザイナー「マールテン・ヴァン・セーヴェレン」。1996年からはヴィトラと協働でデザインをスタートして、2005年に亡くなるまで続きました。新しい素材を使った商品を多く世界に発表して評価を得ています。そんなマールテン・ヴァン・セーヴェレンの家具が不用になってしまったら、どのようにすればいいでしょうか。

ヴィトラやカルテルなどで発表した彼の作品はいまでも高く人気があり、中古市場で需要があります。ただ捨ててしまうのは勿体ないデザイナーズ家具の部類に入ります。もしまだ使用できる状態であるのなら、まずは捨ててしまう前に売却を検討してみてはいかがでしょうか。ただ、どのに依頼すれば適正価格で査定してくれるのでしょうか。

ここでは、マールテン・ヴァン・セーヴェレンの買取価格が期待できる家具のピックアップをはじめ、より売却価格をアップするコツ、売却時の注意点、デザイナーズ家具に精通していて適正査定をしてくれるお勧めの買取業者の紹介など、売却時に役立つ情報をわかりやすく解説していきたいと思います。ぜひ、マールテン・ヴァン・セーヴェレンの家具を売却する際は参考にしてみてください。

マールテン・ヴァン・セーヴェレンについて

マールテン・ヴァン・セーヴェレン(Maarten van Severen)は1956年にベルギー、アントワープで生まれました。父は抽象画家、兄はデザイナーという芸術一家でした。ベルギーのゲントのアートアカデミーで建築を学んだ後、1986年に最初の家具をデザインします。1990年からは建築家のレム・コールハースとの協働でインテリアデザインを手掛けるようになりました。

置かれている環境の中で、できるだけ自然でありたいというコンセプトでカルテルから発表したLCPチェアは彼の代表作です。その他、ヴィトラからも数多くの名作を発表しています。

マールテン・ヴァン・セーヴェレンで査定価格が期待できる家具

.04 beam seating(ゼロフォー ビームシーティング)

.04 beam seating(ゼロフォー ビームシーティング)

ビームシーティングは.04チェアと同じく一体型のポリウレタンフォームでつくられたベンチです。.04シリーズは、1998年に発表した.03(ゼロスリー)をベースにデザインされています。

また、スタッキングが可能な.05(ゼロファイブ)もあります。.04シリーズは、アームチェア、アームレスチェア、カウンターチェアなどがありますが、ベンチは公共施設仕様のモデルです。

.04(ゼロフォー)チェア

.04(ゼロフォー)チェア

一般的なオフィスチェアとは異なるシンプルでスタイリッシュなデザインです。セーヴェレンが2000年にデザインし、ヴィトラより発表されました。素材のポリウレタン製のシートシェルは弾力があり、身体にフレキシブルにフィットします。

一見堅そうなシートですが、柔らかく快適な座り心地です。背もたれに埋め込まれたバネがしなるので、長時間座っていても疲れにくい構造です。華美な装飾をそぎ落としたデザインでオフィスや書斎などどんなシーンでも活躍します。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

マールテン・ヴァン・セーヴェレンの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

マールテン・ヴァン・セーヴェレンの家具をご紹介しました。ヴィトラやカルテルのアイテムは買取に力を入れている買取業者も多いので、買取額も期待できると思います。査定額には買取業者によってばらつきがありますので、複数の買取業者に査定を依頼してみましょう。査定額の比較ができますし、査定額の交渉にも役立ちます。上記でご紹介した買取業者も参考にぜひ気軽に査定をしてみましょう。

今回ご紹介したオフィスチェアなどは複数まとめて売ることで買取額もアップする場合もあります。他にもマールテン・ヴァン・セーヴェレンの家具などあれば、まとめて売って高価買取を狙いましょう。上記でご紹介した買取額をアップするコツや工夫なども試して、ぜひ後悔しない売却を実現してくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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