ヴィコ・マジストレッティについて
1920年に生まれたヴィコ・マジストレッティは、大学では建築を学び、卒業後父親のデザインオフィスで働きはじめたのが、デザイナーとしてのはじまりでした。その後、カッシーナやアルフレックス、フリッツ・ハンセン、アルテミデ、フィアットなど世界中のインダストリアルのデザインを手掛けていきました。コンテンポラリーデザインの本質主義とシンプルさを融合させた家具やオブジェ、ランプは現在もクラシックアイテムとして、高い評価を得ています。
受賞歴も多く1967年と1979年に2度コンパッソ・ドーロ賞を受賞し、1951年には第9回ミラノ・トリエンナーレの金賞を、第10回のミラノ・トリエンナーレではグランプリを受賞しています。1982年国際家具サロンの審査員団から最優秀賞を受賞、ニューヨーク近代美術館のコレクションには12点もの作品が選ばれるなど世界中の名誉ある賞を受賞しながら、2006年に亡くなっています。
ヴィコ・マジストレッティで査定価格が期待できる家具
マラルンガ ソファ
マラルンガ(MARALUNGA)ソファは、1973年に発売したカッシーナのベストセラーなチェアです。
フレキシブルレバーを組み込んだ無段階可動式の背もたれが特徴的で、背もたれを折り畳む、ローバックでは背もたれの上部のカーブが腰を支え、背もたれを伸ばしたハイバックでは、頭から腰までカーブのひねりで包みこむように支えてくれます。リプロダクトされた復刻版として現在も人気があります。
タダオ ベッド
タダオ(Tadao)ベッドは、1978年にイタリアのメダで創業したフルー(Flou)より、ヴィコ・マジストレッティがデザインした、シンプルでモダンな木製プレートのベッドです。
オリエンタルなインスピレーションから、日本の建築家をインスパイアしてデザインしたと言われています。フルー(Flou)では他にもナタリー(Nathalie)ベッドをデザインしていて、40年が経った今でも愛され続けています。
マウイ チェア
マウイ(MAUI)チェアは、ハワイのエネルギッシュな大自然をイメージしてデザインされたチェアです。シンプルな作りですが、どんな空間やシーンでも映えるカラーリングが特徴的で、カジュアルさとエレガントさがありながらも、スタンキングが可能と機能的です。
座面と背もたれは立体的な湾曲したデザインとなっていて、身体を優しく包みこむかのような座り心地となっています。細いスチールフレームにプラスチックと、軽量仕様です。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
ヴィコ・マジストレッティの家具を高く買取してくれるおすすめ業者
家具買取の専門ショップ「アドア東京」
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。
ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。
アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。
上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
参考:家具買取の専門ショップ アドア東京
まとめ
やはり名作と言われているマラルンガソファは人気で、中古市場でも高価買取されています。マラルンガソファは3人掛けソファの他にもサイズ展開が豊富で、1人掛けソファやオットマンだけでも買取を行っている業者があります。まとめてお売りした方が査定額がアップになる可能性は高いですが、人気の商品は単品だけでも買取価格は高額になります。
リプロダクトされていない商品は、ほとんど中古市場に出回っていないので、多少の傷や汚れ、スレなどがあっても使用可能でしたら積極的に買取している業者がほとんどです。いくつかの買取業者が無料で行っている査定を事前にお願いしてもらったり、サイトなどでヴィコ・マジストレッティの家具を買取していた事例などが載っている業者だと安心です。