マーク・サドラーについて
オーストリア出身のマーク・サドラーは、イタリアのミラノに移住し活躍する世界的なデザイナーです。1968年にはパリデザインセンターのメンバーに選出され、フランスの有力企業とのプロジェクトを手掛けました。1970年代にはスキーで骨折した経験から足首を固定するスキーブーツのデザインで一躍有名となります。ナイキやプーマなどスポーツメーカーとのコラボ作品を多く発表しています。
一方でカッシーナやフロス、カルテルなど一流インテリアブランドとのプロジェクトにも携わり、フロスから発表した照明「Drop」などは彼の代表作の一つです。
マーク・サドラーで査定価格が期待できる家具
ミテ(Mite)
ミテは斬新なデザインで独特の存在感のある照明ブランド、フォスカリーニ(FOSCARINI)から2000年に発表されました。フォスカリーニのアイコンともいえる作品です。
イタリアで最も権威のあるデザイン賞、コンパッソ・ドーロを受賞しています。サイズは存在感たっぷりで、すらりとしたシルエットの美しいフロアライトです。ボディの表面にはファイバーグラスが使われ、カーボン繊維が巻き付けられています。イエローのカラーにはケブラー繊維が採用されています。
ティート3(Tite3)
ペンダントタイプの照明、ティートはコンパクトで調和的なデザインです。こちらもフォスカリーニより販売されています。黒い炭素繊維糸とグラスファイバーを独自に混ぜ合わせて生まれました。
スポーツ用品などに使われている素材を照明で初めて採用した作品です。機能的でありながら、デザインの美しさも両立しています。同じシリーズのTite1は、細長いフォルムが特徴でシンプルながらインテリアにアクセントを加えます。2001年にコンパッソドーロ賞を受賞しています。
買取価格をアップするためのコツ
売りたい照明のブランドや詳しい商品名をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ詳しい情報や状態を正確に伝える
照明のブランドや、ラベル、シェードなどに記載されている作品名や型番などを、出来るだけ全て確認して、査定申込み時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。
また当日にスムーズに査定から買取まで進めることにも繋がります。照明にとって重要な動作も査定額に大きく関わるので、動作の不具合もある場合は正直に伝えましょう。
保証書・付属品・オプション品を揃えておく
購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。照明はオプション品が少ない家電ではありますが、もしも持っているなら一緒に見てもらうと買取金額が上がりやすくなります。
日頃から定期的なクリーニングと、できる範囲での掃除をする
フロアランプやデスクライトのような照明は掃除しやすいですが、シーリングライトのような天井についている照明は難しいです。無理に掃除を使用として売りたい照明を壊したり、自分が怪我をしてしまっては本末転倒なので、”できる範囲”が大切です。
掃除しやすい部分でも査定前に一気に綺麗にしようとしても長い間ついていた汚れはなかなか落ちないので、持っている照明や掃除道具と、照明の種類に合わせた方法でクリーニングをしましょう。日頃から掃除したり、丁寧に扱うことが、いつか売却する時に高価買取に繋がります。
いくつかの業者やショップに査定を依頼する
同じブランドの同じ型番の照明でも、買取業者や売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。照明が買取品目に入っているブランド、デザイナーズ家具の買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドとジャンルが異なります。
必ず複数社で査定結果して価格やサービスの比較しましょう。但し、売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しなど日時に制限がある場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。
まとめて査定を依頼する
照明の買取を個人で買取業者に依頼をする場合、フロアランプやデスクライトだと単体の申し込みになるかもしれませんが、出来ればいくつかの照明をまとめて査定に出したり、家具を取り扱っているなら売りたい家具を見てもらうなど、できるだけ一緒に買取依頼をすると高額査定になりやすくなります。
また、シーリングライトやシャンデリアなど店舗や商業施設などであれば複数点をまとめて買取してくれる業者を選ぶといいでしょう。法人でもまとめて依頼することで買取価格のアップが期待できます。
売却時に気をつけたいこと
照明を売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、動作に問題がある、必要不可欠な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことをまとめました。
動作に不具合があると売れにくい
どんなに優れたデザインの照明でも照らすことがメインの役割なので、その動作に不具合がある場合は、基本的に売ることは難しくなります。電球が切れているだけなら自分で交換するか、少しだけ価格は下がりますがそのまま売却可能です。
希少価値のある作品や人気作品であれば正規ルートで修理に出すか、修理も可能な買取業者に査定依頼するのも一つの手です。
再販できないほどの、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
照明のベースやシェードに大きな汚れやキズがある、コードが伝線している場合は、誰も購入したいと思いにくいので再販が難しく、買取を断られるケースもあります。
ただし、買取業者・ショップによっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。
純正じゃない部品が使われていたり、自分で修理した経験がある
照明が壊れた際に、正規ブランドやメーカーではないところで修理をしたことがある方は要注意です。
純正じゃない部品を使っていたり、また自分で修理した経歴があると、買取金額の低下もしくは買取不可の可能性もあります。また、故障していたり説明書や付属品がない場合も減額の対象になるため売却前に確認しておきましょう。
売りたい照明がリプロダクト品である
有名ブランドや人気デザイナーのリプロダクト品だとしても、基本的に価格が付きにくく売却が難しい場合があります。どんなに美しいデザインでもリプロダクト品は高価買取対象外ということは覚えておきましょう。
買取業者では断られてしまっても、町のリサイクルショップやヤフオクやメルカリなどフリマアプリではリプロダクト品でも売れる場合もあります。どうしても売りたい場合は検討してみるのも手です。
マーク・サドラーの家具を高く買取してくれるおすすめ業者
トレジャーファクトリーの出張買取
中古の家具など、売り上げナンバーワンのトレジャーファクトリーは、実はブランド家具の買取も行っています。
一般的に製品を売る場合は購入から5年以内と言われていますが、トレジャーファクトリーでは10年以内なら査定をしてくれます。
買取が厳しかったブランド家具も買取してくれる場合があるので相談してみましょう。
また、出張買取を依頼した場合も出張費や査定料金、運搬代金、キャンセル料が発生しないと明記されているので、安心して申し込みができます。
参考:トレジャーファクトリーの出張買取
まとめ
照明はインテリアには欠かせないアイテムですので、中古市場では安定した需要を保っています。一瞬にして心奪われるような美しいデザインのマーク・サドラーの照明はファンが多くいますので、中古であっても人気があります。照明は一度買うとなかなか手放すことはないと思いますが、引越しなどで不用になった場合は、処分せずに買取を利用してみましょう。買取を利用するのは手間だと思われるかもしれませんが、査定などはLINEを利用して行う買取店などもあり、思ったよりもスピーディーに行えますよ。
今回ご紹介したマーク・サドラーのアイテムは一部です。他のモデルの場合は一度買取店に相談してみましょう。不明な場合でもデザイナーズ家具を専門に扱う買取店であれば適正な価値を付けてくれると思います。大切にしてきたアイテムだからこそ、買取を利用して次に大切にしてもらう方へつないでみませんか?