小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
イデーで人気の作品を手掛ける女性デザイナー「マリナ・ボーティエ」。彼女が手掛けたシンプルながらどこか可愛らしい印象のスティルトはイデーを代表するシリーズとなっています。シンプルで機能的、細部にまでこだわりぬいた彼女の作品は生活の質をアップさせてくれるものばかりです。
そんなボーティエの家具でも引越しなどで不用になることもあると思います。売却しようと思っても、どこに依頼すればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。売却を利用するとき、どこに売却するかで買取価格が大きく変わることもあります。
ここではマリナ・ボーティエの家具についてしっかりと理解してくれる買取業者の紹介をはじめ、少しでも高く売るためのポイントなど詳しく解説していきます。
ベルギー出身のマリナ・ボーティエはイギリスのバッキンガムシャー・チルターンズ・ユニバーシティ・カレッジを卒業後、2004年からベルギーでデザイン活動を本格的にスタートさせました。2013年に立ち上げた自身初のコレクション、Bautierは良い作り手が良い家具を形にするという考えの元、今なお成長を遂げています。
彼女のデザインは素材を活かしたシンプルな機能美が特徴です。商品の発案から販売までを視野に入れて取り込んだコレクションは、家具業界での経験が反映されています。イデーをはじめ、スウェデッセやリーンロゼなど有名企業へ協働している、今目が離せないデザイナーのひとりです。
丸みのある脚や持ち手にどこか可愛らしい印象のスティルトシリーズのサイドボードです。STILTとは竹馬を意味する英語で、真っ直ぐ伸びた脚がシリーズの特徴となっています。
棚内部に配線用の穴があるので、レコーダーなどもすっきりと収納することができ、テレビボードとしても使えます。SサイズとLサイズがあり、Sサイズは限られたスペースにも配置でき、小型ながら収納力も抜群です。カラーは木目の美しさを活かしたナチュラルとモダンな印象のホワイトのカラーがあります。
2008年にイデーで発表されたシリーズです。2007年のミラノ・サローネ・サテリテでの出会いがきっかけとなり、イデーがマリナ・ボーティエにデザインを依頼しました。ネジや工具を使わずに組み立てられる木製のテーブルとなっています。
同シリーズにはテーブルに合わせた木製のチェアや可動できる棚を備えたデスク、紙製のシェードが付いたテーブルランプなどを展開しています。今は廃盤となっている貴重なシリーズです。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
いろんなジャンルのブランド家具から家電、着物、骨董品、美術品、その他のノーブランド品まで買取をしている中古品買取専門フォーカスは、個人、法人のお客様にも対応しています。 東京都23区内でしたら無料で出張査定をしてくれるので、気軽に申込できます。最近では信頼と実績の多さから有名なテレビ番組に出演経験もあります。 主な買取製品が具体的にホームページに掲載されているので、気軽に自分で確認できるのもポイントです。
マリナ・ボーティエの家具は主にイデーで取り扱っていて、どれもシンプルで機能的なことから多くの支持を得ています。今回はスティルトシリーズなどを中心にご紹介しました。スティルトは限定カラーも登場するなど、とても人気の高いシリーズです。イデーからは上記以外にもディモンシュ（Dimanche）シリーズ、マチネ（MATINÉE）ソファなどが販売されています。
家具の売却時に重要なのはやはり、その家具の状態です。少しでもきれいにしておくことで買取額がアップすることもあるので、ぜひ査定時には行っておきましょう。イデーのホームページではお手入れの方法が紹介されているので、こちらなど参考にメンテナンスしておきましょう。またケアアイテムなども購入できるので、こういったものを使うのもおすすめです。きれいな状態で査定に臨んで、納得のいく金額を実現させてくださいね。
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