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日本が世界に誇れる家具ブランド、マルニ木工の家具を高く売る方法をまとめてみました。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

マルニ木工は広島の家具ブランドで、1928年には曲木のチェアを発表して注目されていた、歴史のあるブランドです。家具全般を製造販売していて、シリーズも豊富なので、幅広い年齢層や企業、ショップなどからも人気のあるブランドです。

特に有名なマルニコレクションやネクストマルニ、ブリタニア、地中海ロイヤル、マキシマム、ベルサイユ、アトリエ、レーヌ、ブリティッシュコレクションは人気も需要も高いシリーズです。中古でもきれいな状態だったり、ダイニングセットとして一式揃っていると、予想外の高価買取になるかもしれないので、処分する前に見てみましょう。

マルニ木工について

1928年に創業してから同年には曲木のチェアを発表して、そのころから曲木の技術が優れたブランドだと知れ渡っていました。太平洋戦争や高度経済成長期、オイルショックやバブル崩壊などを経験しながらも、マルニも新しいシリーズや作品を作り続けています。2011年にはジャスパー・モリソンがデザイナーとして加わるなど、マルニ木工が世界的にも認められていることが分かります。

地中海ロイヤルやブリタニア、マキシマム、ベルサイユなどの有名シリーズは1960~1980年代に発表されたロングセラーの作品です。今でも変わらない人気を持っているのは、マルニ木工の作品が流行に左右されないからだと思います。

マルニ木工で査定価格が期待できる家具

エミールⅡ ソファ

エミールⅡ ソファ

大人気シリーズの地中海ロイヤルのソファで、ディレクトワール様式を徹底的に現代のライフスタイルに合わせてアレンジしたものです。塗装方法もヨーロッパで採用されているグレージング方法で、機械ではなくて職人さんの手作業で丁寧に行われています。

派手すぎなくて、現代のライフスタイルでも浮かないアンティークさで、公共施設でも人気です。エミールⅡ ソファはコイルセットスプリングでちょうどいい硬さの座り心地で、レッグには高さを微調整できるアジャスターもあって便利です。

アンドリュー アームチェア

アンドリュー アームチェア

マキシマムシリーズのエームチェア、アンドリューはビーチ材のフレームにアクリル100%の刺繍が美しい張地を使っています。

座面の下には快適な座り心地になるコイルセットスプリングを内蔵していて、アンドリュー本体はお掃除ロボットが通りやすい高さになっていて、アンティークな雰囲気は感じるものの、現代に対応しています。フランスのロココ様式を取り入れているマキシマムは非常に人気のある作品で、猫脚も大きなチャームポイントです。

シャルル ソファ

シャルル ソファ

地中海ロイヤルシリーズのシャルル ソファは、ディレクトワール様式やグレージング方法など、アンティーク家具によくみられる製法で作られています。シート部分は薄めのクッションに見えますが、中にはコイルを入れているので、ちょうどいい反発力で長時間座っていてもお尻や腰に負担がかかりにくくなっています。

アンドリューアームチェアと同じようにお掃除ロボットが通りやすい設計になっているので、それ以外の方法でお部屋を掃除する時にも助かる作りです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

マルニ木工の家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

家具買取の専門ショップ「アドア東京」

アドア

アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。

まとめ

ここでは特に人気の地中海ロイヤルとマキシマムの製品について紹介しましたが、その他シリーズの作品や限定シリーズも評判はかなり良いです。どの家具でもファブリックやレザー、大きさや高さ、広さなどにかなり選択肢があるのも、導入しやすくて自分だけの空間や、思い描いている空間つくりに向いていて、愛されている理由の一つかと思います。

繊細な刺繍や彫刻の家具はホコリやごみもたまりやすいので、こまめに気が付いたときにお掃除をするのが望ましいでしょう。また、クリーニングする際には生地や木材などを傷めないように、推奨されていない洗剤や清掃用具は使わないように気を付けてください。1つの傷で作品の価値が大きく下がってしまうこともあります。お手入れ方法はマルニ木工の公式ホームページにも記載されていて、お願いすれば家具の修繕も行ってくれるので、無理をしなくても最善の状態を保てます。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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