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高級家具ブランド【ミノッティ】の家具をより高く売る為に知っておきたいコト。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ミノッティの作品はいつの時代でも最新で画期的に感じられる、タイムレスなデザインが魅力です。高級感や重厚感のある作品も数多いので、個人宅でもオフィスなどの法人から公共施設でも人気のブランドです。

どの作品も中古でも需要のあるブランドですが、ロドルフォ・ドルトーニやクリストフ・デルクール、マルシオ・コーガンといった、著名なデザイナーの作品だと、ぐっと価値も上がります。テーブルやソファなどの一般的な家具もミノッティは大きさのある作品が多いので、手放す時には運び出しや運搬方法などに気を付ける必要があります。適切な業者を選んで、本来の価値で買取してもらうために、必要なことを紹介します。

ミノッティについて

ミノッティ(Minotti)はイタリア生まれのブランドで、1948年に創業されてから今では世界60ヶ国以上にショールームなどがあります。ミノッティ兄弟とロドルフォ・ドルトーニが20年以上もコラボレーションを続けて、今のミノッティがあります。家具を部屋に置くだけのものじゃなくて、空間の要素として考えたことが、ミノッティならではの家具が生まれる理由だと思います。

最近ではクリストフ・デルクールや佐藤オオキも家具の制作に参加しています。こだわったレザーやテキスタイルに、購入後のアフターサービスも充実しているので、とても評判がいいブランドになっています。パーツごとの交換などもできるので、末永く綺麗で新品のような快適さを維持できます。

ミノッティで査定価格が期待できる家具

ハミルトンカウチソファ

ハミルトンカウチソファ

ロドルフォ・ドルトーニの作品のハミルトン ソファです。とてもシンプルな構成のソファで、自分で自由に配置できるところがハミルトンの強みです。中のフレームは無垢材を使っていて、クッション部分はグースダウンで最高レベルのふんわり感を出しています。

レザーのハミルトンは張り込まれていますが、ファブリックのハミルトンは全部のファブリックを簡単の外せるので、模様替えや清掃が簡単に行えます。

シーモアソファ

シーモアソファ

シーモアもロドルフォ・ドルトーニがデザインしていて、背もたれ部分がユニークにカーブを描いているところがポイントです。直線的なソファよりも柔らかな雰囲気を持っているシーモアですが、ポップな印象とは違って優雅さや上品さを感じさせます。

シーモアのコーナー部分の背もたれは完全に丸いカーブになっているので、後ろから見た姿も魅力的です。座り心地は程よく硬めになっていて、会話をするにも食事をするにも最適です。

デニーパーソナルチェア

デニーパーソナルチェア

硬すぎずに柔らかすぎない印象のデニーは、現代的と古典的の両方の側面を持っています。シートには特殊な熱加工をしたバネを内蔵しているので、とても快適な座り心地で、すっきりとした大きすぎないサイズ間で公共施設にも向いています。

カバーはファブリックだと完全な取り外し可能で、レザーだと取り外しは出来ませんが、大きく雰囲気が変わって、こちらも人気です。デザインは人気のロドルフォ・ドルトーニです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ミノッティの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

ミノッティは毎年新しいコレクションを発表していて、もちろん新しい作品の方が高値で売れやすいですが、デザインに流行などが存在しないので、製造から月日の経っている作品でも高価買取の可能性は十分あります。どの作品でも使われている素材によって査定額が変わるので、おおよその金額を調べた後はミノッティの買取経験のあるショップや業者に依頼することをおすすめします。

アウトドア家具も展開していますが、もし将来的に売ることを考えているのなら、直射日光や強い雨に充てるのはなるべく避けた方が、作品の劣化スピードも遅くなります。シーティングもどうしても使用感が出てきてしまいますが、頻繁に掃除したり、ファブリックをきれいにするだけでも印象が変わります。スツールやサイドテーブルも数多く作られているので、まとめて売るときには忘れないようにしましょう。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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