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不要な物置に困るとき
物置が不要になった場合は、処分にかなり困るのではないでしょうか。物置を処分するためには、大量の廃材を出すことになりますので、処分費用もかなりの額になってくるでしょう。
また、引っ越し先に物置を設置できない場合は、処分しなければなりません。さらに、経年劣化によって、物置が破損してしまった場合も処分対象です。ほかにも、新しい物置と交換したくなったという場合も考えられるでしょう。
不用品を売る・買取してもらう方法
物置って売れるの?と素朴な疑問を持つ方は多いといます。結論から言えば、物置は売れます。人気の物置は定価で購入するとある程度値が張るため、中古市場でも需要あり買い手が多くいる製品です。
ただ、いざ物置を売ると考えてみると、あまりの手間に疲れてしまうかもしれません。しかし、売る相手を考えれば、自分たちの手間を最小限に抑えたうえで売ることもできます。
今回は、物置を売るためのコツやポイントをわかりやすく解説しながら、オススメの買取業者もご紹介しています。もし売れなかった場合の対処法もありますので、これから物置を売りたいと検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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物置が不要になった場合は、処分にかなり困るのではないでしょうか。物置を処分するためには、大量の廃材を出すことになりますので、処分費用もかなりの額になってくるでしょう。
また、引っ越し先に物置を設置できない場合は、処分しなければなりません。さらに、経年劣化によって、物置が破損してしまった場合も処分対象です。ほかにも、新しい物置と交換したくなったという場合も考えられるでしょう。
物置は処分が面倒なので、使わなくなってからずっと放置しているという人もいるかもしれません。しかし、その前に使わなくなったものや古くなった物置を放置するデメリットについて考えてみましょう。
経年劣化が進むと、災害などで損傷し、自分たちや周辺住民に迷惑をかけてしまうかもしれません。他人を怪我させてしまった場合には、損害賠償に発展するかもしれませんし、最悪の場合は刑事事件に発展する可能性すらあるのです。
また、物置の材質や置いている場所にもよりますが、小動物や害虫の温床になる可能性があります。それがさらに劣化を早め、周囲に汚れや悪臭といったトラブルを巻き散らす可能性があるのです。さらに、あまりに劣化してしまうと、外観を損なってしまいます。劣化した物置のある家ということで、周辺住民から白い目で見られてしまうかもしれません。
ここでは売却できる物置について考えてみます。物置は売れますが、すべての物置が売れるわけではありません。
ここでは売却できる物置について考えてみます。物置は売れますが、すべての物置が売れるわけではありません。人気のメーカー、シリーズなど売れやすいものから、そうでないものまで詳しく解説していきます。
物置として売るのですから、物置の本分でもある物を収納できる機能を備えていることは大前提です。どこかが破損している場合や扉の開け閉めがスムーズでなくなった場合は、物置としての役目を果たすことができません。また、カギがしっかりと設置されているかというのも重要です。
見た目や内部の状態がきれいなのは重要です。見た目や内部が汚れていると、それだけで買い手がつかなくなります。また、購入からそれほど年月が経過していないというのも重要になってくるでしょう。ただし、年月が経過していてもメンテナンスを定期的に行い、きれいな状態で保持しているならば売れる可能性はあります。
さらに、屋根のある場所で物置を使っていた場合は、天候の影響を受けずに、状態が良いことが多いです。天候の影響をモロに受けてしまうと、どうしても経年劣化が進んでしまいます。 ブロックの上に設置していたなど、湿気対策をしっかりと行っている場合は内部が腐敗している可能性も低くなってくるので、売れる可能性は高くなってきます。
物置は状態だけではなく、メーカーや値段によって、売れるかどうかが左右されます。人気だったり、有名だったりするメーカーは売れる可能性が高いですし、元値が高い商品も良質なことが多いので、値段を付けてもらいやすいでしょう。
また、業者によっては特定のメーカーしか取引しないと決めていることもあるので、有名メーカーというのはポイントになってきます。物置の業界で有名で人気のメーカーといえば、3大メーカーとも言われているイナバ、ヨド、タクボになってくるでしょう。
これらのメーカーの物置は、そのほかの物置に比べると、圧倒的に売れやすいです。さらに、元値の高い物置は売れやすいのですが、二重構造の物置は高級物置であることが多く、高く売れやすい傾向があります。自宅に設置されている物置が二重構造ならば期待しても良いでしょう。
3大メーカーに該当する物置は売れやすいと紹介しました。さらに、その中でも人気シリーズのものはより売れやすくなっています。
イナバでいうならネクスタシリーズなどが該当しますし、ヨドでいうならば、エルモシリーズが該当します。また、タクボならストックマンシリーズなどです。これらの人気シリーズで状態がそれなりに良ければ、高額取引も期待することができます。
物置はすべてが売却できるわけではないので、売却できない物置の特徴を知っておくことも重要になります。
物置として正常に使えないものは当然売れません。どこかが破損して物置としての機能が失われてしまったものや扉がうまく動かないものも売れにくいでしょう。さらに、カギを紛失してしまったものも売れないことが多いです。
物置は外に設置することが多いので、どうしても経年劣化を避けられません。そのほかの商品に比べると、かなり劣化が早いです。
外で天候の影響を受けた物置は、外はきれいでも内部が劣化したり腐食したりしている可能性もあります。そのため、購入してから5年から10年くらい経過した商品はかなり売れにくくなると言えるでしょう。
知名度の低いメーカーは売れにくいです。3大メーカーに限定して買取しているようなところもあるので、この3大メーカーから外れると期待値が一気に下がるでしょう。物置メーカーには、3大メーカー以外に、サンキン物置やケター、ガーデンガーデン、アイリスオーヤマ、山善などがあります。
木製の物置は売れる可能性がかなり低いです。主流のスチール製と比べると劣化もしやすく、傷も付きやすいです。状況によっては買い取ってもらうこともできるかもしれませんが、応相談ということになってくるでしょう。
物置は買取業者に買取してもらうのがおすすめです。物が物なので、自分で解体するのは大変です。
物置は解体することもできますが、その解体が素人には難しいです。小型のタイプなら解体できるかもしれませんが、大型のものになると、まず素人では対応しきれないでしょう。そのため、専門的な知識を持った買取業者がおすすめです。
買取業者にお願いすれば、解体だけではなく、搬出にも対応してくれるので、すべて任せることができます。一番のネックになる部分をやってもらえる&お金にもなるので一石二鳥です。
物置を売りたいなら、物置専門の買取業者がおすすめです。また、積極的に物置を買取している業者も良いでしょう。こういった業者にはノウハウがあるので安心して任せられます。小さなショップなどでは、再販の難しさや解体や運搬に対応できないなど断れることが多いです。
また、必ず複数社に見積依頼をしておきましょう。買取業者によっても査定価格が大きく変わるため、最低でも2~3社に査定をお願いすることをオススメします。
エルライン住設は建材を専門に買取している業者で、物置の買取はもちろんですが他にも建材類なら査定や買取をしてもらえます。個人のお客さんもいますが、解体業者や不動産会社からの対応もしているので、かなり慣れていてスムーズに運び出してくれます。イナバ、ヨドコウ、タクボの物置は買取強化の品目に入っているので、売りたい物置のメーカーが該当すれば高価買取も期待できます。
アシストは幅広いジャンルのものを買取しているお店で、物置に関しても買取や、解体撤去してもらえます。大型物置で他社で買取を断られたものでも、アシストは解体と買取をワンストップで行ってくれるのでとてもスピーディーに進みます。もし買取ができなくても無料引取りをしてもらえる場合もあるので、廃棄しかないと諦めていた方も一度相談してみてはいかがでしょうか。
参考:アシスト
物置の設置に使われることの多いブロックの回収まで行っているリライフなら、急いで処分したい場合にいも対応してくれます。通常の物置からガレージも買取可能です。自作の物置や錆が出てしまっている物置、コンクリート基礎に固定されているものなどは買取ができませんが有料で撤去サービスも行っているので、自分で無理して解体するよりも安全です。
参考:買取専門店リライフ
買取業者以外でもいくつか売却する方法もあります。物置で自力で解体出来る人は、こちらの方法を選択してみてもいいでしょう。
物置はオークションサイトやフリマアプリでも売買実績があります。そのため、写真撮影をしっかりとやり、状態などの詳細説明を詳しく行うなどのポイントを把握すれば、売れる可能性はあるでしょう。
オークションサイトやフリマアプリの場合は、売れるまでに時間がかかります。そのため、引っ越しなどのため、すぐに手放したい人には不向きだと言えるでしょう。
オークションやフリマアプリで売る場合は、自分で物置を解体するのが面倒です。また、これらのサービスでは、解体済みの物置のほうが圧倒的に売れやすいです。
物置は運送も大変です。通常の運送業者ではなく、引っ越し業者などに依頼することになるでしょう。そのため、オークションやフリマアプリは不向きかと思われるかもしれませんが、引き取り限定という選択肢もあります。
物置も他の製品と同じく高く売るためのコツや工夫、気を付けたいことがあります。基礎知識から、買取業者の印象をよくする方法まで詳しく解説していきます。
野外に設置して風雨にさらされるので、どうしても汚れます。そのため、定期的に清掃やメンテナンスをしましょう。また、ブロックの上などに設置すると、内部の腐敗を防ぐことができるので
物置は経年劣化によって売れるかどうかがかなり左右されるので、不要になった段階ですぐ売ることが重要です。
物置を売る前に破損や歪みがないか、必ず確認しておきましょう。扉の開け閉めがスムーズか、鍵が使えるかなど基本的な機能面も確認します。外見だけでは状態を判断できないので、本当に次の人が安心して使える状態なのかを把握しておくことが重要になります。
次の利用者のこと考えれば、説明書やカギ、オプション関連品などはすべて揃えておくべきでしょう。特に鍵の有無は査定の際にかなり重要なポイントになるので、日頃からなくさないように管理しておくことをオススメします。また、棚板などを外しているかもしれませんので、その場合はしっかりと揃えておいてください。
買取業者によって得意・不得意や買取を強化している物置がある場合があります。買取業者によっても査定価格が大きく変わるため、最低でも2~3社に査定をお願いすることをオススメします。
また、ご自宅から近い業者の方が早く来てくれたりなど融通が利く場合が多いので、なるべくお住まいの地域で探してみるのがいいと思います。
買取業者に買取してもらえなかった場合はどうすればいいでしょうか。もし物置が売れなかった場合の対処方法も考えておきましょう。
物置を処分するなら市の許可を得た回収業者を利用するのが確実です。費用を支払えば、解体や撤去まですべて対応してくれます。また、物置に不用品が残っている場合は、まとめて処分してもらえるので便利です。ただし、それなりの値段になってしまうのが欠点といえます。
また、一般廃棄物収集運搬業許可を得ていない回収業者には十分に注意してください。中には撤去時に高額な処分費の請求をしたり、撤去後に不法投棄されてしまう可能性もあります。産業廃棄物許可や古物商許可だけでは一般家庭から出るゴミを回収する資格がありません。回収業者に依頼する際は必ずホームページなどを確認しておきましょう。
自分で解体する技術があるのならば、粗大ゴミに出す方法もあります。解体済みでなければ粗大ゴミとして出せないので注意しましょう。また、自治体でも個別収集の対応もしてくれるので、お住まいの自治体のホームページで確認してみて下さい。他にも、自治体が指定した処分場やクリーンセンターなどに自分で搬入する方法もあります。
粗大ゴミで出すと回収業者に依頼することに比べて費用は各段に安くなりますが、時間や解体・運搬等の手間が掛かってしまうのがデメリットになります。もし、解体に自信があるならチャレンジしてみるのをいいかもしれません。
引っ越しのときを狙って処分する方法もあります引っ越しの契約をする代わりに、物置を処分してほしいと業者に伝えてみてください。
そうすることによって対応してもらえる場合があります。場合によってはかなりのサービス料金で対応してもらえる可能性もあるのです。時間がなく、業者探しができない人にもおすすめの方法になります。
物置の売却をする場合は、なるべく早く年式があたらしいうちに買取業者に査定依頼をしましょう。可能な限り掃除をしておき、説明書、鍵なども揃えておきます。物置は解体しなくてOKです。屋根のある場所や屋内で使っていた場合は、内部の状態も良く、高価買取してもらえる可能性があります。買取業者によって買取価格が左右されるので、必ず複数の買取業者に査定依頼するのがオススメです。
買取をしてもらえない場合は回収業者に依頼したり、自分で粗大ゴミとして処分する方法があります。 解体技術の有無で選択肢も変わってきますので自分あった方法を選択しましょう。また、コンクリの基礎に固定されているようなものは、解体の手間がかかるので買取が難しいことも多く、DIYなどによって自分で作成したものは基本的に買取不可になりますので予め確認しておきましょう。
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