小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
イケアで日本人初の専属デザイナーとなった「中村昇」。イケア専属デザイナーとして1973年から6年間在籍し、全世界で3000万脚売れたといわれるイケアのベストセラー、ポエングをデザインしました。家具デザイナーとして半世紀以上活躍をしている中村昇氏は、富士ファニチアやカンディハウスなどでもデザインを手掛けています。そんな中村昇氏の家具をもしやむを得ない事情により手放すことになった時、どのようにするのがベストなのでしょうか。
状態がよくまだ使える状態であるのなら、そのまま捨てしまうのはもったいありません。売却という方法がおすすめです。では、売却をしようと思ったとき、どこに売ればいいのでしょう。ここでは中村昇氏の家具を売却することを前提に、家具の価値をきちんと理解してくれるおすすめの買取業者や買取価格が期待できる家具など、売却するヒントなどを記載しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
中村昇氏は1938年に北海道恵庭市出身のデザイナーです。1973～1978年の間、スウェーデンのイケア本社に日本人として初めて専属デザイナーとなりました。在籍中にはポエング（POANG）をはじめ、クリッパン（KLIPPAN）など29点が商品化されました。1978年に帰国し、Furniture Design Nackaを設立、家具デザイナーや大学で教鞭を執っています。
主に木材を使い、ぬくもりと重厚感のある家具を生み出しています。カンディハウスや富士ファニチアなど日本を代表する家具メーカーより多くの作品を発表しています。
カンディハウスより発表され、ロングセラーとなっているチェアです。ベーシックなシルエットですが、座面から背もたれにかけてボリュームを抑えたクッションや木材のカーブは計算された美しさを体現しています。
シャープなフレームはその強度を支えるために逆U字型のスプリングを使っているのが特徴です。腰掛けた際の姿勢など美しく見せる効果も持ち合わせています。北欧のデザインと日本の加工技術が融合した贅沢なチェアです。
1959年に創業した木材をメインにした家具を扱う富士ファニチアより発表されたアハティシリーズはどこかと快適な雰囲気が漂います。角に丸みをつけることで親しみやすい印象です。
キュリオボードの扉はフィルム張り仕様のガラス製となっていて、程よく中身を画してくれます。天井にはLED照明が搭載されていて、点灯すれば中を美しく照らします。扉が急に閉まらないように配慮されたダンパー付き仕様で、安心です。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
日本人初のIKEA専属デザイナーとなった中村昇氏についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。お持ちの家具がイケアのポエングを売るのであれば、なかなか難しいかもしれませんが、イケアの家具の買取を行っている買取業者もありますので、諦めずにネットなどで探してみましょう。カンディハウスや富士ファニチアのものですと、購入額も高額になりますので、状態が良いものであれば買取額も期待できます。
大型のものも多いので、出張買取を利用するのがおすすめです。持ち運びなどは買取業者のスタッフが全て行ってくれるので、手間もかかりません。査定の際に出張買取は行っているのか、しっかりとチェックしておきましょう。出張買取を利用する際も事前に搬出経路を確認して、買取業者に伝えておけば、買取もスムーズです。
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