小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
押入れやクローゼットにしまい込んだ布団はありませんか？長期間そのままにしておくと、ダニやカビの温床になってしまうことも…。廃棄するにはお金がかかりますし、布団の処分は意外と手間なものです。もしお手持ちの布団が西川のものであれば、思いがけず高額で買い取ってもらえるかもしれません。
羽毛布団をはじめ、西川の購入金額は割とお高めなので粗大ごみに出すのは勿体ありません。少しでもお財布にプラスになるように、こちらの記事で西川製品を気持ちよく手放す方法や高価買取が期待できるアイテムなどをご紹介しています。
西川は日本を代表する寝具メーカーです。創業は室町時代の1566年にさかのぼります。1940年代以降は会社分割が進められ、東京西川・京都西川・西川リビングと分かれていました。それぞれブランド共有しながらも製造や販売ラインは別々に行ってきましたが、2019年に3社は統合し、西川株式会社となりました。
450年を超える歴史がある西川はよい睡眠を追求し、確信し続けることを使命に睡眠の質を高める製品を発表しています。特に西川の掛け布団は原毛の買い付けから精製、仕上げまで全ての工程を行うので、質が高く、布団といえば西川といわれるほどです。
西川の羽毛布団に使われる羽毛は、徹底的に洗浄されます。排水がきれいになるまですすぎを繰り返し、最終的には業界基準の2倍である透視度計で検査し、クリアした羽毛だけを使うという徹底ぶりです。
更に良質な羽毛を厳選したプレミアムシリーズには加湿乾燥と冷却除塵し、埃を減少させた羽毛の中からさらに良質なものだけを選抜しています。このフレッシュアップ加工をすることで、保温力が約2度向上することが判明しています。
![AIR[SI]ダブルマットレス](image/b135_nishikawa/post-item_02.jpg)
エアーは点で支える西川独自の凸凹構造をしたマットレスシリーズです。SIは健康のために開発された特殊立体クロススリット構造をしています。体圧分散に優れ、自然な寝姿勢をキープすることができるのです。
身体をバランスよく支えて、無理なく快適な寝心地を味わえます。3×3点のブロックがそれぞれ独立して身体を支えるので、より身体のカーブにフィットし、スムーズな寝返りをサポートしてくれるマットレスです。
SAは西川がこれまでの経験と技術を結集させて快眠空間を創造するブランド、＆Freeのマットレスです。表面がユニークな凸凹をした4層構造になっています。
この凸凹構造が点で身体を支え、体圧を分散するので、横向きでも仰向けでもどちらも快適な寝心地です。クッション性に優れたウレタン素材はクロスにスリットが入っていて、これが通気路となって、睡眠時の汗や湿気を放湿して、不快感を抑えてくれます。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
中古の家具など、売り上げナンバーワンのトレジャーファクトリーは、実はブランド家具の買取も行っています。 一般的に製品を売る場合は購入から5年以内と言われていますが、トレジャーファクトリーでは10年以内なら査定をしてくれます。 買取が厳しかったブランド家具も買取してくれる場合があるので相談してみましょう。 また、出張買取を依頼した場合も出張費や査定料金、運搬代金、キャンセル料が発生しないと明記されているので、安心して申し込みができます。
西川の寝具は古くても状態が良ければ高価買取が期待できるアイテムですが、売却の時期に注意しましょう。特に羽毛布団は使う季節が限られますので、夏場に売っても買取金額が安くなってしまうこともあります。ショップによりますが、冬物買取キャンペーンなど行っていることもありますのでそのタイミングで売却するか、秋以降がおすすめです。
また、良い状態をキープするには定期的なメンテナンスが必要になります。羽毛布団はしっかりと洗浄された羽を使っているので、本来はダニが入り込みにくい構造をしていますが、長く使っていると隙間ができて、ダニが入り込んでしまうことがあります。長期間しまい込む前に陰干ししてから、購入時に入っていたバッグに保管しましょう。収納は羽毛布団のふんわり感が損なわれてしまいますので、圧縮袋は使わないようしてくださいね。
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