パオロ・ピーヴァについて
パオロ・ピーヴァは20世紀後半の最も有名なイタリアの建築家デザイナーの一人です。ウィーンとヴェネチアを拠点にヨーロッパの主要なブランドのプロダクトを手掛けました。建築作品としてはカタールのクウェート大使館やパリのシャルル・ジョルダンの本社のデザインなどに携わりました。
ピーヴァは1950年にイタリアのアドリアで生まれ、ヴェネチア建築大学で視覚分野について研究し、様々な都市のプロジェクトに関わります。ヴェネチアの国際芸術大学に通い、1970年代から工業デザインに関心を寄せ、カルロ・スカルパを師事しました。建築家であるマンフレッド・タフーリ教授は学位取得のための指導を受け、その後共同でプロジェクトを手掛けています。
パオロ・ピーヴァで査定価格が期待できる家具
アランダ(Alanda)
1980年代初頭に誕生したB&Bイタリアを象徴するテーブルです。幾何学的なフレームはまるでピラミッドなどを想像させます。このデザインは、建築要素が魅力的なデザインによって詰め込まれたデザインとなっています。
クラシックなデザインとしてとても成功したアランダですが、2017年に亡くなったピーヴァへのオマージュとして2018年に再現されました。再現されたテーブルは120センチと180センチサイズがあります。
アンディ(Andy)
アンディはシートの奥行を変えられる斬新なアイディアのソファです。座面をスライドさせれば奥行が変わり、簡易的なベッドにもなります。B&Bイタリアより発表され、ロングセラーとなっています。
2013年にリニューアルされたことからもその人気がうかがえます。スリムな背もたれ、広い座面が直線的にデザインされていて、脚が見えないのが特徴です。コンパクトな背もたれは簡単にひねるだけで広い背もたれに変化して、見た目が変化します。
アトス(Athos)
アトスはB&Bイタリアのテーブルの中でも特に人気があります。クロームメッキのフレームに厚みのある天板の組み合わせがスタイリッシュな印象のテーブルです。パオロ・ピーヴァを象徴する直線的なフォルムは、お部屋の主役になれる存在感を放ちます。
細めのフレームで天板を支える構成は、浮遊感のあるデザインとなっています。2012年にリニューアルされ、天板やフレームなどが変更され、天板が伸長できるようになっています。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
パオロ・ピーヴァの家具を高く買取してくれるおすすめ業者
ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー
カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。
会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。
東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。
宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。
参考:ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー
まとめ
今回はパオロ・ピーヴァの作品をB&Bイタリアに絞ってご紹介しました。B&Bイタリア以外でもポリフォームやデセデなどでも作品を発表していて、そのどれもが状態が良ければ良い買取額が期待できるでしょう。査定の前にお持ちの家具がどんな作品なのか事前に調べておくことで相場などもわかりますので、チェックしてみてくださいね。
パオロ・ピーヴァ作品は価値を理解してくれる買取店でないと、適切な買取額で取引されません。価値のあるものですから、近所のリサイクルショップに売ってしまうと損してしまうことも…。少し時間はかかるかもしれませんが、諦めずにブランド家具を専門に扱うところに依頼してください。必ず価値を理解してくれるところが見つかると思います。こちらの記事が良い買取りのお役に立てれば幸いです。