パトリック・ジュアンについて
1967年にフランスで生まれたパトリック・ジュアンはパリ・デザイン大学を卒業後、国際寝台車会社でデザイナーを務め、フィリップ・スタルクのスタジオで働いた経験を持ちます。独立後は、カッシーナやカルテル、アレッシィなど一流インテリアブランドとのコラボを展開し、国際的に活躍を広げるデザイナーのひとりです。
2004年に3Dプリント技術を使って初めて実物大の家具を製作したMOMAの「Solid」コレクションは永久コレクションとして保存されています。また、2011年にはアレッシィから発売された鍋「Pasta Pot」がコンパッソ・ドーロを受賞しています。
パトリック・ジュアンで査定価格が期待できる家具
オプティック(Optic)
オプティックは透明感が美しい組み合わせ可能な収納ボックスです。高いプラスチック技術を持つカルテルより2006年に発表されました。ネーミングのOpticとはレンズという意味があり、光が反射すると美しく輝きます。
表面には施された複雑な凸凹がこれを実現しています。扉付きのタイプとオープンタイプがあり、複数並べたり重ねたりすることで用途も広がります。3色展開されたカラーも考え抜かれた色合いで、インテリアを彩ります。
カミ(KAMI)オットマン
カッシーナより2003年に発表されたオットマンです。カミシリーズはシステムソファとして展開していて、3人掛けや2人掛け、1人掛けタイプ、コーナーソファなどバリエーションがありました。
オットマンはエッジにステッチがあしらわれていて、シンプルな中にもアクセントが加えられています。広々としたサイズですので、ベンチのようにして使うこともできます。現在は廃盤となっている貴重なモデルです。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
パトリック・ジュアンの家具を高く買取してくれるおすすめ業者
トレジャーファクトリーの出張買取
中古の家具など、売り上げナンバーワンのトレジャーファクトリーは、実はブランド家具の買取も行っています。
一般的に製品を売る場合は購入から5年以内と言われていますが、トレジャーファクトリーでは10年以内なら査定をしてくれます。
買取が厳しかったブランド家具も買取してくれる場合があるので相談してみましょう。
また、出張買取を依頼した場合も出張費や査定料金、運搬代金、キャンセル料が発生しないと明記されているので、安心して申し込みができます。
参考:トレジャーファクトリーの出張買取
まとめ
パトリック・ジュアンの実績はインテリアにとどまらず、様々な分野に広がっています。チョコレート用のナイフやミシュラン18つ星を獲得したフランス料理界のレジェンドとして知られるアラン・デュカスのレストラン、ルノーのカーデザインなどなど。日本でも銀座にあるVAN CLEEF & ARPELSのデザインを手掛けています。
どれもミニマルにデザインされ、エレガントさが際立つ仕上がりになっています。ポラダから発表されたリーフは葉っぱの葉脈を思わせる木目を使われていて、天板は2つの木目が異なる素材を切り替えて使われています。これらは発売されたばかりですので、売却となると高値が予想されます。発売年が新しいものほど高価買取となる傾向がありますが、多少年数が経っていてもパトリック・ジュアンのものであれば買取してくれるところが見つかるでしょう。上記でご紹介した買取店も参考に、諦めずにご自身に合ったところを見つけてくださいね。