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イクスシーでも活躍「フィリップ・ユーレル」の家具はどこに売るのがベスト?

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

フランス出身のデザイナー「フィリップ・ユーレル」。最も成功を収めたデザイナーの一人と言われています。木材を使い、その材質について知り尽くしたエレガントなフォルムが特徴で、カッシーナから多くの作品を発表しています。そんなユーレルの家具が引越しなどで不用になってしまったとき、どのようにすればいいでしょうか。

カッシーナの作品で発表したユーレルの家具は高い人気があり、中古市場でも需要があります。そのまま捨ててしまうのではなく、売却するのがおすすめです。手放す時はちょっとしたことで買取額がアップすることがあります。ここでは売却するときのポイントなどをわかりやすく解説していきたいと思います。ユーレルの家具を売る前にぜひ参考にしてみてくださいね。

フィリップ・ユーレルについて

フィリップ・ユーレルは1942年にフランスで生まれました。ベルギーでグラフィックアートとインテリアを学び、その後アメリカでの留学経験がきっかけで「自由な創造の大切さ」に気づき、それがデザインのベースとなっています。彼のデザインは優雅でありながらもパワフルさも感じられます。素材は木材にこだわり、メイド・イン・フランスのものを生み出しています。

フランスの伝統技術を自身の家具デザインに採用し、伝統技術を守りながらモダンなデザインに昇華させるのはフィリップ・ユーレルだからこそ、なせる技です。彼の家具はオーダーメイド家具が6割以上を占めていて、パリのリュクサンブール宮殿やスイスのロンバー・オディエなど一流ブランドが名を連ねています。

フィリップ・ユーレルで査定価格が期待できる家具

マラガ(MALAGA)テーブル

マラガ(MALAGA)テーブル

フィリップ・ユーレルがイクスシー(ixc.)より発表したテーブルです。完成されたシルエットが美しく、正統派のデザインですが、とことんシンプルにすることでモダンさが際立っています。

脚は四隅に配置し、椅子の出し入れなどがしやすいよう配慮されていたり、取り外しが可能な脚の接続部分は箱目地で組まれているなど、木材を知り尽くしたユーレルらしさが随所に感じられます。美しい仕上がりから高級ホテルやレストランなどでも使われています。

グーヴェルヌール(GOUVERNEUR)

グーヴェルヌール(GOUVERNEUR)

クラシック家具をベースに現代的な解釈を加えたアームチェアです。こちらもイクスシーより発表されています。ユーレルのデザイン特徴がはっきりと表れている美しいチェアです。

余計な装飾を省き、ミニマルなデザインに仕上がっています。背もたれはボリュームがあり、心地良い座り心地です。ベースはシャープなカットが施された木材を使い、シートとは印象が異なるデザインですが、見事に融合しています。

サルダン(SARDANE)ローテーブル

サルダン(SARDANE)ローテーブル

フィリップ・ユーレルコレクションの中でも人気の高い作品で、イクスシーで取り扱いがあります。太目の木材は重厚感が感じられますが、天板とベースとの間に設けられた隙間から、軽やかな印象も受ける不思議なテーブルです。

ベースには横から支える梁を採用することで、見た目の美しさを保ちながら強度も与える効果があります。実はベースは同じ太さではなく、先にかけて細くなっています。シンプルにみえますが、ユーレルのデザインへのこだわりが詰まっています。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

フィリップ・ユーレルの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。 高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。 拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。 査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。

まとめ

オーダーメイドの家具は買取が難しいとされていますが、それは修理やメンテナンスがしづらいことが主な理由とされています。しかし、フィリップ・ユーレルのものであれば高く売れるでしょう。質の高いユーレルのアイテムは、少しでも安く買いたい方が多いので、買取が期待できます。多少製造年数が経っていても需要がありますので、諦めずに高く買い取ってもらえるところを探しましょう。

買取店は日本中にありますが、得意としているジャンルはそれぞれ違います。買取店はユーレル作品の買取実績のあるところを選びましょう。買取実績はホームページなどでも公開しているので、そこをチェックしておきましょう。すぐに買取ってほしい場合はウェブ上で査定するのがおすすめです。メールなどのレスポンスの早さや、やり取りでスタッフの対応がわかることもありますので、信頼できるところを見つけて満足のいく買取を目指してくださいね。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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