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フランスを代表するデザイナー「ピエール・ポラン」の家具を適正価格売る方法を解説!

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

フランスを代表するデザイナーの一人「ピエール・ポラン」。オランダのアーティフォートからは名作と呼ばれる家具を多数発表し、現在まで続く同社のブランドイメージを確立したと言われています。ミッドセンチュリーに活躍したポランの家具は今でも高い人気を誇ります。そんなポランの家具を引っ越しなどで手放すことになったら、どのようにするのが適切なのでしょうか。

日本でも多くのファンがいるポランの家具は、中古市場でも需要があるため、まずは買取査定に出してみるのがおすすめです。では実際に売却しようと思った時、どこに売るのが良いのでしょうか。ここでは、ピエール・ポランの家具を売却することを前提に、適正価格で査定をしてくれる買取業者の紹介や、買取価格が期待できる家具、より高く売るための豆知識などを詳しく解説していきます。

ピエール・ポランについて

1927年パリで生まれたピエール・ポランは、1960~70年代にかけて活躍したフランスを代表するデザイナーのひとりです。大叔父が彫刻家、叔父も自動車のデザイナーであり、自身も彫刻家を目指していましたが、事故でけがをしたことから断念します。パリのエコール・カモンド校で家具づくりについて学び、デザイン界を代表するイームズやエーロ・サーリネン、ジョージ・ネルソンから影響を受けました。

トーネットやアーティフォートより様々な素材やアイディアを実現した椅子を発表し、話題となります。1970年の大阪万博ではフランスパビリオンにてトリコロールのソファ、「アンフィス」を発表し、来日も果たしています。独特のカーブを描いたポランの作品は日本でも多くのファンがいます。

ピエール・ポランで査定価格が期待できる家具

F031

F031

1950年代にトーネット(THONET)より発表されたデスクです。その当時は「CM141」という名前でした。トーネットからは廃盤となりましたが、2003年より日本のメトロクスから復刻されています。

オフィス用ではなく、個人用として使うためにデザインされ、平均的なデスクよりもコンパクトなサイズ感となっています。60年代以降は優雅な曲線のデザインが多いポランですが、こちらは直線をベースにしたデザインが特徴です。

タン チェア(Tongue Chair)

タン チェア(Tongue Chair)

タンチェアは、彫刻家を志したポランらしいフォルムをしたチェアです。1967年にオランダのアーティフォートより発表されました。その名の通りTongue(舌)のようなシルエットをしています。

椅子でありますが、脚がなくそのまま地面に置いて座るスタイルです。座椅子のようで、カーブした部分が腰と膝をしっかりと支えてくれます。ウレタンフォームのクッションは厚みが違っていて、快適な座り心地です。

オレンジスライス(Orange Slice)

オレンジスライス(Orange Slice)

オレンジスライスは世界で最も人気のあるアームチェアの一つです。1952年に合板を曲げる技術の知識を得たことが、このデザインのベースとなりました。

1960年からアーティフォートより発売され、名作として今でも評価の高いチェアです。まるでオレンジをカットしたようなシルエットからオレンジスライスという愛称で呼ばれるようになりました。一見アームチェアらしくないフォルムは空間をより開放的に広々と見せてくれます。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ピエール・ポランの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。 高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。 拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。 査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。

まとめ

彫刻的なフォルムをしたピエール・ポランの作品をご紹介しましたが、上記はほんの一部です。リボンやマッシュルーム、チューリップなど個性豊かな作品は現在でも高い人気を誇ります。そのネーミングにもポランのセンスが光ります。2009年にポランが亡くなった時、当時の大統領から「デザインを芸術にした人物」として称えられました。彼の作品は発表されてから半世紀以上立ちますが、時代を超えたデザイン性は衰えることを知りません。

中古であっても欲しいという方も多いので、不用になった場合は処分せずに、買取を利用してみましょう。状態が良いものは高価買取も夢ではありません。買取に不安な方は、いろいろな買取店に査定を出してみるのがおすすめです。無料で査定を行っているところも多いので気軽に利用できますし、それぞれの買取店の対応を見ることができます。安心できる買取店を見つけて、満足のいく買取店にしてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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